お給料を上げられないなら労働時間を短くすればいいじゃない
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お給料を上げられないなら労働時間を短くすればいいじゃない

2018-12-26 00:33
  • 32
「優秀な人を雇うにはお金がかかる」
これが会社経営の基本になります。

会社に入ってきた時には大した能力がなくても、その後グングン成長した人の場合も同じことが言えます。
能力がある人を引き止めておくにはお金がかかるのです。

前回までの記事でお伝えした通り、「仕事のできる人に対しては、能力や成果に応じてギャラをアップするのが得策」です。

ただし、人は必ずしもお金のためだけに働くわけではありません。

優秀な人を雇うにはお金がかかるというのが基本ではあるのですが、やむえぬ事情でそれができない場合には、他の方法で残ってもらうこともできます。

たとえば、「労働時間を減らす」という方法。

それから「好きな仕事をしてもらう」という方法。

さらには「本人が成長できるような仕事を与えてあげる」という方法もあります。

今回は、その辺りを詳しく見ていきましょう。

         *

まずは労働時間を減らす方法から。

働いている人に余分なお金を払えないならば、逆転の発想として「優秀な人には早めに仕事を切り上げて帰宅してもらう」という手があります。

仕事というのは続けている内に効率よくこなせるようになってくるものです。
同じ難易度・同じ作業量ならば、能力が上がるに従ってより素早く終わらせられるようになってくるはず。
これを利用すれば、お給料を上げずとも実質的に時給や日給をアップさせることが可能です。

自分の仕事を終わらせた人は、さっさと家に帰ってもらう。
もちろん、会社の決めた就業時間に満たなくても、自分の担当分を終わらせれば帰宅しても良いことにします。
たとえば、退社時間が午後6時になっていたとしても、午後5時や4時に「おつかれさま~」と会社を出て残りは好きなことに時間が使うことが可能です。

この制度を採用すれば…
「よっし!早めに帰宅するぞ!」と働いている人のモチベーションも上がるはず。
また、能力の低い人も「もっと効率よく作業を進めよう!」と能力アップのきっかけにもなります。

世の中には結構ダラダラ働いている人が多いので、これでは働いている人にとっても会社にとっても損です。
さっさと仕事を終わらせて、余った時間を趣味や遊びに使ってもらった方が仕事にも張りが出てくるというもの。
また、睡眠時間もたっぷりとれて最高のパフォーマンスで作業に没頭できるようになるでしょう。
そうすれば、さらに効率よく仕事ができるという光のスパイラルに突入!

これからの時代、「いかに速くいかに良い仕事をするか?」がテーマになってきます。

         *

次に、好きな仕事をしてもらう方法について。

お給料は上げられないし、どうしても労働時間も減らすことができないという仕事の場合、仕事内容で差をつけるしかありません。

人というのは、楽しいことをやっている時には時間を忘れて没頭できるという特性があります。
逆に、嫌な作業をしている時には時間が経つのが遅く感じられ、大きなストレスも感じることになります。
そこで、働いている人がやりたい仕事をさせてあげればいいわけです。

たとえば、アニメ制作の現場であれば、その人がやりたいカットを優先して回してあげる。
戦闘シーンがやりたい人には、ロボット同士の戦闘シーンを。かわいい女の子のキャラクターを描きたい人には、美少女アイドルのカットをといった風に。

むしろ、最初の企画段階から働いている人の要望を聞くくらいでも良いと思います。
普通、仕事というのは「会社が取ってきた仕事」→「働いている人に渡す」となっているはずですが…
この順番を逆にして「働いている人たちがやりたい仕事」→「なるべくその要望に近い仕事を会社が取ってくる」という順番に変えるわけです。

これにより、働いている人たちのやる気がアップ!
自分たちが望んだ仕事内容ならば、責任感も生じてますますやる気になるでしょう。

         *

そして、3つ目。
成長につながる仕事です。

人というのは、毎日同じことを続けていると退屈さを感じるようになってきます。
退屈な時間が積み重なっていくと、最悪の場合には職場を去るという結果につながることに。

ところが、違う作業内容だと頭の切り替えもきいて、フレッシュな感覚で働くことが可能!
特に「自分が成長しているな!」と手ごたえを感じている時には、自信と高揚感に満ちてくるものです。

この特性を利用すれば、1人1人の個性にあった「成長できる仕事」を用意してあげればいいということになります。
そうすれば、多少もらえるお金が少なくとも、労働時間が長くとも、成長を感じている間は働いてもらうことができます。

         *

今回紹介した方法は、あくまで「ど~してもお給料をアップできない場合」に利用するべき手です。
基本としては、やはりお給料やボーナスアップで還元してあげるべきでしょう。
会社に資金的なゆとりがあるならば、そうするべきです。

「人は石垣」という言葉もあります。
会社をお城にたとえるなら、会社に所属している1人1人がお城を支える石のようなもの。

人材を軽視した会社は必ず滅びます。
たとえ一時隆盛を謳歌しても、必ず落ちぶれる時がやって来るもの。
滅亡の日を迎えないためにも、ゆとりのある会社は人材に投資することを怠らないようにしましょう。

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他22件のコメントを表示
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仕事量ではなくて労働時間を会社に売ってるからね。
働きぶりが評価(給料アップ)に結びつかない割にあわないなら、効率を下げて手を抜くしかない。
「そこまでしてあげる給料もらってませんので」

で、嫌なら辞めさせるぞ!が昔
辞めたら人がいない!のが今
・・・若手は連鎖で辞めるからね
会社の偉いさん世代が考えるより遥かにフットワーク軽くなってる
5ヶ月前
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とりあえず条件として労働時間を短くしても採算が取れて
社員がやりたい仕事って条件でも需要が十分あること

でもこれが出来るなら自営業で好きにやって稼げば良いよね
5ヶ月前
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能力あるなしにかかわらず全員が勤勉で努力できる人ならこれが通るんだよな、ただ社員も経営者もそうそう理想通りにはいかないし、そこまでできる人はやはり自立する人が多い
5ヶ月前
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一番知りたかった能力を上げる仕事のやり方が暈されてて草。
まあ書きようが無いよね・・・
5ヶ月前
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低賃金で無限に働く奴隷以外はいらない。
奴隷に希望と自由と思考能力を与えてはならない。働かなくなるから。
5ヶ月前
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副業解禁ありなら、有効かも知れんけどね。ないし浮かせた時間で利益を会社と山分けの社内ベンチャーやるとか
5ヶ月前
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中学生が、なんか思いついちゃったかな?
5ヶ月前
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「どうしても給料が上げられない場合」には色々な原因があるが、「ベースアップ可能なラインまで利益が計上できていない」ことが原因である場合、労働時間を減らすという手段は停滞ないし悪循環しかもたらさない。会社を維持する為には、利益を計上し続けることが必要だ。
もしも、利益が十分に上がらない、かつ労働時間が定刻より減らせる(=人材が余っている)状況であれば、新たに仕事を確保して利益を上げていくことが解決手段となるはずだ。
5ヶ月前
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というか、「経済恐慌」などの、時間を置くことで多少の解決が可能な原因であれば、労働時間を減らすという手段は解決手段たりえる。
ただし、給料を下げ労働時間を少なくしてやり過ごすというのは、数年前を振り返ればわかる通り、ごく一般的な手法だ。
5ヶ月前
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現場管理してる人間から言うと体調不良や用事があるでもなければ絶対させない。
常態化を許すと全員がバラバラな事し始めて収拾がつかなくなる。
手が空く程度の仕事量なら営業煽って仕事貰うだけの話だし。
好きな事だけやりたいなら起業しなよとしか言えない。
5ヶ月前
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