社長が新入社員の話を聞くだけで会社は劇的に変わる!
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社長が新入社員の話を聞くだけで会社は劇的に変わる!

2019-01-02 23:35
    前回までの記事で、いろいろと過酷な条件下で働いている人たちの例を紹介してきましたが…
    では、この問題の解決策というのはあるのでしょうか?

    あります!
    それも、実に簡単な方法で、しかも効果的な方法が!


    その解決方法とは…
    「社長が現場に降りていって、働いている人の話を聞く」
    です。

    「え?それだけ?」と思われるかもしれません。
    それだけです。でも、たったそれだけのことができていない企業の多いこと多いこと!

    考えてみてください。
    社長と会話したことがある人って、どのくらいいますか?
    入社してから退職するまで、ただの一度もまともに社長と会話したことがないという人も少なくないのでは?
    企業が大きくなればなるほど、この傾向も顕著になっていきます。

    だって、当然でしょ?
    会社の人数が多くなれば、それだけ会話できる人の数は減っていくのですから。

    トップに立っている人も、そんなに暇じゃありません。
    自分の会社の人間と話をするくらいなら、外に出ていって他の企業の人たちと話をする方がよっぽど有意義だと考えるはず。
    でも、実はそこに落とし穴があるのです。

    トップにいる人が外にばかり目を向けていると、知らず知らずの内に会社はボロボロになっていきます。
    まるで巨大な建物が時と共にシロアリに侵食されていくように。

    しかも会社で働いている人たちは、自分の上司に話を聞いてもらうだけでも安心します。
    それだけで、その日1日ルンルン気分。作業もはかどるというもの。
    まして、話を聞いてくれる相手が社長だとしたら?

             *

    ここで重要なのは、話をするのは社長の方ではないということ。
    せっかく末端のスタッフと顔を合わせても、口を開くのが上司の方ばかりというのでは何の意味もありません。
    むしろ、逆効果とさえ言えます。
    あくまで話をするのは、現場で働いている人の方です!

    多くの企業では、話をするのは立場が上の人ばかり。
    しかも役職が上がるごとに話す時間が長くなっていきます。
    反対に会社に入ったばかりの人たちは話を聞くばかりで、自分の意見を言うチャンスなんてそうそう与えてはもらえません。

    このシステムを逆にするんですよ!
    立場が上になればなるほど口数を減らし、話を聞く機会を増やす。
    逆に新人に近いほど発言権を増やしてあげる。

    たったこれだけのことで会社は劇的に良くなります。
    試しにやってみてください。必ず気づくことがあるはずです。
    「スタッフがどれほど大変な思いをして働いてくれているのか?」
    「細かい不満点」も山ほどあるはず。

    代表的な例をあげるなら…
    「労働時間が長すぎる」
    「作業量の割にもらえるお金が少ない」
    「福利厚生をしっかりして欲しい」
    といったようなものです。

    当然、ただ話を聞くだけで問題を解決しなければ、いずれ不満が爆発して会社を去っていくことになりかねません。
    なので、お給料や労働時間のような大きな問題も、数年以内には解決することが望ましいです。

    さしあたっては、なるべくお金のかからないことから解決していくのが良いと思います。
    たとえば…
    「会社で使用しているパソコンが古かったり、使用しているソフトが古すぎて使い物にならない」とか。
    「ディスプレイが1枚しかないので不便な思いをしている」とか。
    「隣の人との席が近すぎるし、常に顔を見られて仕事をするのは息苦しい」といったものです。

    この場合、最新のパソコンやソフト(最新が無理なら、せめて1世代前のもの)を購入したり、ディスプレイをデュアルディスプレイに増やしてあげたり、パーティションを使って職場の大部屋を区切るといった対策が考えられます。

    どれもそんなにお金がかかることではありません。
    少なくとも、お給料をベースアップするのに比べれば随分と安上がりな方法です。
    この程度の出費で作業が効率化し、スタッフがルンルン気分で働いてくれるようになれば、会社としても儲けもの!
    労働時間は減り、業績は必ず伸びます。

    あるいは、働いている人たちから出される要望はトイレが汚い」かもしれませんし、「もっとオシャレなオフィスで働きたい」かもしれません。
    逆に、「職場なんてどこでもいいから、もっと家賃の低い所に引っ越してその分お給料を上げて欲しい」かもしれません。

    いずれにしても社長が働いている人たちの話を聞くことで、何かしら感じることや考えることが出てくるはず。そこから効果的な対策も思い浮かぶことでしょう。
    もしかしたら、新人スタッフの方から良いアイデアを提供してくれるかもしれません。

    会社にはいろんな人たちがいるんです!
    上層部の人たちだけで話し合っている時には思いもよらなかったようなアイデアも、会社で働いている人たち全員で知恵を出し合えば出てくるはず!
    解決不能と思えたような大問題も、意外とあっさり解決できたりするものなのです。
    大切なのは、全員が一致団結して敵に立ち向かうこと!そして、そのためにまずは話を聞いてあげることが大切です。

             *

    「油の臭いのする職場で働け!」という名言もあります。
    これは自動車やオートバイなどを作っているホンダの創設者、本田宗一郎さんの言葉です。
    いくつになっても社長自ら現場に降りていって働き続けていたから本田宗一郎さんだからこそ口にできたセリフと言えます。
    だからこそ、いつまでも現場の空気を察し、サッと実用的な対応策が取れたのではないでしょうか?

    前回の記事で紹介した社長さんだって、ただ単に上から「何とかしろ!」と命令をくだすだけでなく、自分が直接現場におもむいて作業している人たちの姿見て話を聞いてあげれば、いかに自分の会社が大変なことになっているのか即座にわかるはず。

    そうすれば、あとは簡単です。自ら事態を収拾するだけ。
    もしも、それだけの能力や時間がないというのであれば、情報分析と整理ができる人を置けばいいのです。
    社内に適当な人材が見つからないならば、社外から呼んでくるべきです。

    「自ら問題を解決するか、それができないならば問題を解決できる人を指名する」
    これが優秀な社長の取るべき行動。
    たったこれだけのことで、社長の株は劇的に上がります。
    大きな問題というのは、逆にとんでもないチャンスでもあるのです。

    そのためにも、まずは話を聞いてみることから始めてはいかがでしょうか?
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