「ラオス 村に電気がやってきた」(地球ドラマチック)
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「ラオス 村に電気がやってきた」(地球ドラマチック)

2013-11-09 23:56
     ETVで放送されている「地球ドラマチック」という番組があって。世界中のドキュメンタリー番組を再編集した内容なんだけど。今回は、電気を題材とした話でした。

     ラオスという国では、まだ電気が通っていない村がたくさんあって。そんな村の1つで、電気を起こそうという計画が持ち上がります。

     それまで、村の住民達は、懐中電灯とわずかなランプの明かりで夜を過ごさなければなりませんでした。しかも、ランプは油代が高いので、あまり使えません。料理をする時にも、片手に懐中電灯を持って、残った方の手で料理するというありさま。

     実は、そんな状況下でも1つだけ電気を使う方法がありました。それが、自動車のバッテリーです。ある一家では、自動車のバッテリーにコードをつないで、DVDを見るのが唯一の楽しみ。しかも、DVDもかなり高価なものなので、あまり多くは購入できません。何度も何度も同じDVDを繰り返し見ているのです。

     そうして、ある日、村の会議で、1つの議題が提案されます。村を流れる川を使って、小型の水力発電機を設置し、電気を起こそうというものです。
     しかも、それがかなり安上がりにできるという話。1つの家庭あたり乾電池4本分の資金を投じればよいということなのです。


     その後、紆余曲折あって、どうにか村に電気が通るコトになるのですが。そこから先、物凄いスピードで村は進歩していきます。
     最初は、一部の家庭のみに許された電気のある生活。それが、瞬く間に広がっていき、水力発電のタービンの数をガシガシ増やしていって、3ヶ月後には、各家庭で電気が使えるようになり、家によっては大きなパラボラアンテナを設置して、衛星放送でテレビ番組まで見られるようになったのです!

     ところが、電気が通って、よいコトばかりではありませんでした。
     貧しい家庭は、相変わらずテレビは見られないまま。夜はいくらか明るくなったけれども、大変な思いをして働かなければならない状況に変りはありません。

     若者達は大音量で音楽をかけるようになり、騒音問題が発生するようになります。
     さらに、人々の結婚観にも変化がみられ。それまでお見合い結婚が主流だったのに、テレビの影響などで恋愛をして結婚したがる人が増えていきました。


     そんなこんなで、電気1つで大きく文化が変わっていくんだけど。
     わずか3ヶ月の間に、村の様子が激変して、まるでシムシティーのようで、おもしろかったです。


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