「あなたのTシャツはここから来てる」(ドキュメンタリー)
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「あなたのTシャツはここから来てる」(ドキュメンタリー)

2013-12-05 23:51
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 今回は、BS1で放送していた「あなたのTシャツはここから来てる」(ドキュメンタリーWAVE)という番組の内容の紹介です。

 バングラディッシュでは、賃金が安い為、多くの縫製工場が建てられ、大勢の人達が働いています。そこで生産された衣料品が、世界中で販売されているのです。
 ところが、そこで大きな事故が起こりました。8階建ての建物が、突如、崩れ落ちてしまったのです。

 この建物は元々5階建てだったのを無理矢理8階建てに建て増したものでした。もちろん、違法にです。そこで、2000台ものミシンを一斉に動かしたのが事故の原因とされています。前日には、建物にひび割れが見つかっていましたが、工場の稼働を優先した為に、経営者は何の対処もしませんでした。

 これとは別に、現在、バングラディッシュでは、労働者が賃金を上げるコトを望んでいて、デモを起こしたりしています。しかし、賃金を上げてしまうと、商品の価格が上がり、他の国の商品に対抗できなくなってしまいます。
 経営者としては、「元々、大きな産業もなかったこの国に仕事を作ったのは我々だ」という思いがあります。だから、賃金を決めるのも経営者の自由なのだ、と。

 さらに、現地の工場の経営者とは別に、メーカー側の問題もあります。
 たとえば、バングラディッシュで生産されたTシャツは3~4ドル程度でメーカーに買い取られ、ヨーロッパでは40ドル以上で売られています。実に、10倍以上です。


 けれども、最近では、消費者も賢くなってきて、ただ安いだけでは売れなくなりつつあります。大きな事故を起こすような会社の製品は、不買運動が起こって、売れなくなってしまうのです。

 工場の労働者の平均賃金は、1ヶ月に日本円で4000円程度です。でも、これでは、家賃も払えず、まともに食事もできません。なので、働いている人達はその額を1万円程度にまで上げて欲しいと要求しています。

 日本からも、企業が進出しています。
 他の国の企業に比べれば、高めの賃金を設定していたにも関わらず、今回の事故をきっかけに、大幅な賃金上昇を要求されました。


 この手の問題は、バングラディッシュに限らず、様々な場所、様々な時代で同じようなコトが起こっています。
 賃金を上げれば、価格競争に負けて、仕事は他の国にいってしまいます。その国でも、何年か後には同じようなコトが起こるでしょう。そうしたら、また別の国に…

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おひさしぶりです。
スーラジ・ザ・ライジングスターのガソリンスタンドの経営者の横暴さが
可愛く見えてしまう話ですね・・
低賃金市場は中国→ベトナム→タイ・カンボジアとかその辺→ミャンマー→バングラデシュという流れでしょうか。
経済発展すると物価も上がって要求される賃金も増え、デモが起きて製造業が成り立たなくなり。
どの国でも気味が悪いくらいにこの流れで波が来ては去り、を繰り返してますよね・・
本当にこれが繰り返された先に何が待っているのか、ですね。
あのあたりを一周してモンゴルからロシアの貧民層を経由して・・
その時確実にインフレにあえでいるであろう日本の製造業に回帰したりして。
68ヶ月前
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 お~!たくにゃんさん、おひさしぶり~!
 あ~、いたいた!ガソリンスタンドの経営者ね!結局、あの人もクリケット脳で、最後は「クリケットで決着をつけよう!」ってなってたけど。

 ラオスなんかもあるらしいね。凄く性格のいい人達で、一生懸命、まじめに働いてくれるんだって。そこも、今は中国が狙っていて、大きな橋とか道路をバンバン建設して、取り引きが中国に有利なように進むように画策してるらしいよ。

 この流れも、いつか終わる時が来るだろうけど、そうなった時にどうするかだね。日本に戻ってくる可能性も、確かにあると思うよ。そこそこ安くて、技術力とか品質は高いからね。
68ヶ月前
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