「世界の中心」(連載小説 ~第55話~)
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「世界の中心」(連載小説 ~第55話~)

2014-02-23 22:58
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 ある日、レユレユは夢を見た。それは、世界の中心と戦う夢だった。世界の中心は、化け物の姿をしており、レユレユは剣を片手に勇猛果敢に化け物へと向っていく。
 長き戦いの果てに、ついにレユレユは世界の中心に勝利する。その瞬間、世界は音を立てて崩れ始める。そこで、レユレユは新しい世界の中心となって、世界を支える役割を担うのだった…

 目が覚めてから、ソフィアにその話をすると、こう言われた。
「夢は、その人の深層心理を表わすと言うわ。きっと、あなたのその夢にも意味があるのよ」
「意味?たとえば?」
「たとえば、そうね。こんな感じ…あなたは、いずれ何か大きなモノと戦う日が来る。そうして、見事それに勝利する。そうして、偉大な人物になるの。この世界を変える偉大な人物に!」

 レユレユは、首をひねった。
「僕が?偉大な人物に?そうかな~?」
「そうよ!きっと、そう!心の底で、あなたはそれを望んでいるの!」

 レユレユは、その意見には疑問を感じずにはいられなかった。確かに、僕は普通に生きていくには合わないかも知れない。そんな生き方は退屈過ぎる。でも、だかといって、大人物になろうとかそんな風には考えてはいない。ただ、退屈しのぎができれば、それでいい。それだけ。偉大な人物とか、世界を変えるとか、そんな大それたコトを考えているわけではない。
 結構、勘の鋭い子ではあると思うけど、今回はソフィアも大きく外したな。その時には、そう思っていた。事実、その通りであったのかも知れない。でも、人の心はわからない。自分で自分の深層心理を見抜くなんて、それこそ至難の業。自分のコトは、自分が一番わからない。


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 なんか、最近ストーリーが進まないというか、伏線伏線状態のような気したりします。結構、コメントしようか毎回実は悩んでるですが、野暮なコト書いてしまいそうな時は控えてます。
 でも、実際、ヘイヨーさんって絵本作家になれるような、そんな気がするようなコトを思ったりします。
 毎日、継続してこれが出来るのはやっぱりすごいなーと思わざるえないです。
67ヶ月前
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 そうね。ストーリー進まないね。でも、実はこれこそがやりたかったコトでもあって。これ、解説すると凄く長くなっちゃうんだけど…
 簡単に言うと、この物語というのは「短編の組み合わせ」なわけ。基本的な構成の元になっているのは「千夜一夜物語」なんだけど。メインのストーリーが合間合間に挟まりつつ、細かいエピソードが山ほど展開されていくという。なので、実は主人公はあんまり重要ではないというか。極端な話、最初と最後だけ重要な役割を演じて、あとは語り部とか道化役でもいいんだよね。

 それと、何話で最終回にするかで、今後の進展具合が変わってくるんだけど…
 できれば1000話くらいやりたいと思っていて。ただ、それは現実的ではないので、最短で100話。長くても200~300話くらいと考えていて。残り20~30話程度あれば、ラスト近辺のエピソードはできちゃうんだよね。最短で10話あれば充分かも。
 なので、「もう終わりにしよう!」って決めちゃえば、ダダダダダっと一気にストーリーが進んでいくんだけど。何話で終わりにするかを決めない限りは、しばらくこんな感じの展開かも。
67ヶ月前
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