ビター味音痴解説
これが正解の解釈!とかでは無く私個人が「このシーンにはこんな考えあったかな〜」ぐらいの軽い解説となります。
この動画を見てくださった方々の解釈が正解ですので、この解説はあくまでも私の考えてた事ぐらいに軽く受け止めていただされば幸いです。
エレベーターステージをお借りしました。
今回の動画では エレベーター=”心の中”と仮定しています。子供味音痴のエレベーターの扉が閉まっているのはまだ自我が薄く、外の世界を知らないから(ちびリスは後ろを向いているけど子メリは既に外の世界を見ている)
この食事机ステージには”与えられる者”を意図しています。
「信じないように」「愛さないように」「期待しないように」 ちびリスの子仏への警戒心の現れです。
甘い蜜(林檎)を手に入れたい、たとえ自分が小さくとも強か、人間の欲によって操られる国たち。
ここの海賊シーン、光(太陽)はイギリスから向いています。
ここでエレベーターの扉が開きます(自我の確立.成長)
ちなみにチラチラ映る骨達はお互いの国民達(人間)をイメージしています。
舞台ステージには”味音痴の交流”のシーンを多めに入れました、ここでは大人になったイギリスが子メリに国としての作法を教えています。
「笑って愛嬌振りまくように」
王冠=覇権を手に入れたい人間たち
子メリに操り糸はありません
柘榴は人間の「もっと強く豊かになってほしい」という願い(エゴ)の塊
むせちゃうイギリス
ここでアメリカが成長するんですが、成長と同時にイギリスの隠したい部分が少し見えてきてしまいます。
やっぱりアメリカには少しガードが甘くなるんじゃないでしょうか
このシーンには「見ざる 言わざる 聞かざる」の意を込めました。
「幼いうちは純真で影響を受けやすい。だから世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ。この時期に、良いものを身に付けておけば悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。」(神厩舎前に設置されている解説文より)
子育ての教訓として言われているのをアメリカとイギリスに当てはめてみました。
独立 もう”与えられる者”では無くなった
黒船と冷戦シーンのアメリカはとにかく嘘の笑顔をずっと張り付けてます。
実は日本と踊ってる時に一瞬だけ本性出てます(時系列はぐちゃぐちゃ)
アメリカの弱さってあまり実感はしていないんですが、彼も彼なりに辛い所はありそうだなと思い作りました。でも彼は弱みを絶対に見せなさそうなので心の中での葛藤という事にしてます。
「でも決して発狂しないように」は国民達から「強い国であれ」みたいな呪縛ですかね
ここのシーン何気にお気に入りです
「孤独な愛は君を汚す」
ここら辺のシーンは少しアメリカからイギリスに対する愛情が盛れてる感じ(すぐに隠されちゃうけど)
似たもの兄弟
前半に味音痴要素が足りなかったので補充
ここも雰囲気出ててお気に入りです
「皆が望む理想に 憧れて」
人間の望むままに覇権を手に入れ、そして失っていく。
「個性や情は焼き払い」
“国”として生きていくのに余計な感情はいらない
「欲やエゴは殺して 土に埋め」
イギリスとは対照的にアメリカは、あっけらんと覇権(人間の願い)を放り投げてしまいます。
もしくは”明るく不安なんか見せない姿”が国民達の願いか。
「僕は大人にやっとなったよママ」
人間の願いを消化し、それでも傀儡とならず、自分の意志を持ち続ける。
こいつらは結局めちゃめちゃ我も性格も強かなんだと思います、人間では国を閉じ込める事は出来ないってことですかね。
それでも常に人間に振り回される事はとても辛いと思います。
ちびリスの花冠の花はカモミール、花言葉は「逆行に耐える」「苦難の中の力」
アメリカは他の人や国に弱みは見せなさそうですが、イギリスには見透かされちゃうんじゃないかな、なシーン
「やっぱいいや」
最後のクレジットシーンについて色々と考察してくださった方々がいるんですが、私だけじゃ思い浮かばない考察がいっぱい見れてとても楽しいし嬉しかったです!ありがとうございます!
国民達(人間の意思)に振り回され、それでも強かに生きていく国達。特に強い覇権国となった2人にはその重圧は重くのしかかったと思っています。
なんだか本編が殺伐としすぎてしまったのでクレジットで癒されて(?)いただされば嬉しいです。
そして今回、味音痴企画を開いてくださって本当にありがとうございます<(_ _)>
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