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働き方改革、労働環境の改善 低賃金長時間労働についての政策案。
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働き方改革、労働環境の改善 低賃金長時間労働についての政策案。

2017-09-16 23:29
    長い間、私は思っていた。
    なぜこんなに必死に学校に行かなきゃいけないんだ。
    なぜこんなに必死に働きゃなきゃいけないんだ。と。
    毎朝、早い時刻に起き、出勤し、夜遅くまで仕事をして帰ってくる。
    休日は少なく、給料も少ない。そしてそういった道から外れてしまうと二度と戻れなかったり大きなペナルティを抱えてしまったり。
    社会的ペナルティを受けたくないがゆえに、身体的なペナルティを負う人間も少なくない。
    若者が学校へ行きたくないと自殺し、若者が会社に行きたくないと自殺する。
    おかしくはないだろうか。そうまでして働いて一体何を得ようとしているのだろうか。


    まぁ実際は何も得ようとなどしていない、本当の答えは消極性。こうはなりたくはないとそう思い続けて、恐怖を持ち続けて、前に歩き続ける。
    なんならこれが運命なんだと、神が与えた罰なんだと、誰かのための贖罪なのだと合理化して受け止める。

    過去の労働環境と今日の労働環境は確実に良くなっているのだが、どうしてか過労自殺や過労で死ぬことはなくならない。それは現代社会が人間の精神を脆弱にしてしまったと、年の取った人は言い、さらに「私の若い頃は、」と、そう口にする。だが私からすればそれは、若者に苦言を呈する上司ではなく、若者に「甘えている」ただの年長者である。
    現代社会は、若者の精神を脆弱にしたのか、私はむしろ極限まで強くした結果なのだと思っている。面倒を嫌い、なるべく他人に干渉されたくない。話の分かる奴と一緒にいた方が精神が楽であるからだ。故に若者は年長者や上司、また家族に甘えることなく、淡々と仕事をこなしていく。そしてたまに話の分かる奴と文字で会話し、現実社会や会社の上司の悪口を言う。
    年長者のいう社会というのは、そうではない。辛かったら。文句があったら言えよ。とか一緒に飲み会に参加し親睦を深めようとか。現代の若者からすればそれは拷問に近い。せっかく話の分かる人が近くに居る(ケータイですぐ連絡を取れる)のにわざわざ、面白くもない奴と面白くもない話をし面白くない時間を過ごす。

    甘えなのだ。所謂日本の古い時代を切り盛りしてきた人間は総じて甘え上手である。そういう人間はほとんど我慢せず、物事を誰かのせいにできる。
    最近の若者は甘えが上手ではない。・・・というと若者が悪い印象を与えてしまいかねないが、ほんとうは年長者が管理すべきものごとを若者に甘えて、丸投げにしてしまう、そうして自分の仕事を軽くしているのだ。
    若いから大丈夫だろ。私が若い頃は・・・。そういう言い訳を、甘えを年長者が使い続けているから、その尻拭いを若者がしなくちゃいけなくなっている。


    労働の時間についてだが、これは支払われる賃金についても言わねばならないだろう。
    海外での休みの日数と日本での休みの日数。日本以外の先進国と比べて、日本の賃金は低いのか。
    それは単純に、それをすることによって、いままで利益を上げてきたから、であるし低賃金長時間労働よりも高賃金短時間労働によって得られる利益が少ないからである。
    よく日本では、資源がないことを言い訳に正当化する人間がいるがそうではない。日本は稀に見る金融国家であるし、日本が製品を作らなければ出来ないものも多い。そういった技術や生産する大企業があって、なぜ長時間で低賃金なのだろうか。
    日本は「職人」がいるように本当は年功序列や短時間で高額な給料が見合う社会である。はずなのに実際は業務に習熟したところで支払われる賃金は少ない。

    当たり前といえば当たり前な部分もある。それはレジ打ちがどれほどうまくなったところで大きな利益を会社は上げることが出来ないわけだから、それに見合う利益も少ない。といっても本当は少し賃金を上げても良いものであることは確かである。
    そして本当は「職人」が存在する会社はそれに見合うだけの対価を職人に支払わなければならないのだが。日本の職人の給料は少ない。海外の職人、エルメスのバッグやハンカチを作る職人は中流階級と言える程度の給料とそして長期間の休暇が存在している。
    エルメスの製品は実は日本の職人が作る製品よりも数が多くそして高額なものがほとんどである。よく日本の高額商品は多く作るから値崩れするという人が居るが、特に日本の伝統のものを作る職人にそれは当たらない。年に数個の商品に関わらず売れたところで低所得者程度の賃金にしかならないものもある。販路や買う人が居ないからだろうとも言われるかもしれない。要するに漆器や陶磁器など買う人が少ない。だったらブランド物のバッグが売れるに決まっているという理屈だろうと思うが・・・。日本の職人が作ったものを、有名な人が購入しないため知名度が低い。これに尽きるように思う。
    まぁ稀有な職人の話だけではなく会社には、「この人が居なくちゃだめだ」という人が必ずいるはずだが、そういう人の給料が低い。安い賃金でこれだけ働くから必要なのか。それともその人が抜ければ仕事が出来ない状態になるから必要なのか。

    日本の労働環境、社会でおかしいところは、「働ける限り働かないといけない。」という社会の空気が蔓延、醸成しているところである。バカンス、長期休暇がある国家では、休暇中に上司が連絡を取っただけでも「犯罪」になったりする。これは確かドイツの場合。
    最近の日本では政府が「働き方改革」を進めているが、それを実行するためには、まずある程度の所得を持つものに長期休暇をとらせることが改善の第一歩になると思う。
    いわゆるそういった優秀な社員に抜けられた会社は、必ずその人物の代わりを育成したり、外から雇い入れなければいけなくなる。すると社員が長期休暇で抜けられても良いようにもう1人雇う。ということが起きる。それはまず会社内でそういった役を誰が行うか決めなくてはならなくなるだろう。そういった役目を受けた人は、当然賃金の上昇を要求できるし、会社からも賃金をあげるから休む人の代わりをお願いするようになると思う。
    要するに部長や課長、資格が必要な人などの人数を増やす。
    こうすると仕事の引継ぎがうまくいかないとか言われてしまうかもしれないが、なに、それは引継ぎが出来る状態を作っていない会社や前任者が悪い。

    長期休暇で人が抜けてしまうことが常態化すると、ある程度のスキル、技能を持った人間が圧倒的に不足する、それを補うのが、女性であり、資格取得をしたばかりの若者であると私は考えている。要するに労働者の売り手市場を作ることが社会健全化の第一歩なのである。
    政府は、インフレーション政策を訴えているが、それがうまくいかないのは、労働者の低賃金長時間労働である。
    日本の労働者は実はかなり頭が良い。これはアメリカと比べてであるが、そういった人材をどんどん雇ったところで、リーマンショックのようなバブルは起きないと考えている。

    他の私が考える法律なのだが、通勤時間基本法。みたいな法案で、長時間の通勤時間の場合その通勤時間の給料も会社が出すという法案である。通勤にかかる時間を短く申告するようにと会社から言われたらその会社に今までの通勤時間分の給料と精神的苦痛などの賠償を行えたり、そういう風にそそのかした人間を罪に問える法である。・・・本当は労働者側が採用されたくて短い通勤時間を申告した場合でも文書を偽造したと言って、賠償が起きるようにすれば、健全な社会競争が産まれると私は考えている。

    日本では、どれほど働いたかで自慢できるが、海外ではどれだけ休んだかで評価される。短期間にこれだけ仕事をしたから長い休暇が取れるんだ。という事であるが、日本ではそれが無い。いじめかっこ悪い、とかの標語をのように「長時間労働かっこ悪い。」とならないものだろうか。


    社会というのは、健全な労働環境で健全な競争が行わなければ、健全な社会は生まれないと思う。
    大多数の企業が、法外な競争で以って利益を上げている場合必ず社会は異常きたす。それが今なのだと私は考えている。

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