車イスの押し方しっていますか?
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車イスの押し方しっていますか?

2016-06-30 19:40
    こんばんはkazuです。

    今回はタイトルを読めば趣旨は伝わると思うのでいきなり本題です。 医療関係者はしっている事だと思いますが、一般のみなさんは、人を乗せた車イスを押して街中を歩いた事はありますか? 車イスは前輪が小さく、後輪が大きい構造になっているのはご存知だと思います。 これが結構曲者なのです。 この車輪の大きさの違いをわからないと、怪我等、大変な事になる可能性もあります。 街中を車イスを押して歩くのはかなり危険な行為です。 しかし、何らかの事情で街中を車イスを押して歩かなければいけない場面が出てくるかもしれません。 車イスで困る事はズバリ段差です。 そして意外と無視できないのが左右の路面の違いです。 このブロマガ書いている今眠いので説明しきれるか心配ですが、なるべくわかりやすく説明したいと思います。 まず、路面の左右の違いについてです。 健常者が普通に歩いてる道路、実は微妙なデコボコがあります。 車イスはこのデコボコに反応して真っ直ぐ進んでくれないのです。 人が乗っている車イスを腕だけで真っ直ぐ走らせるのは困難です。 少しの路面の違いで車イスは右へ左へ蛇行します。 これを抑えるにはチョットしたコツがあります。 それは、脇を締めて車イスに身体を寄せる。 前かがみで押すのはNGです。 押してる人が楽で押しやすい体勢があるので出来るだけ早くコツを掴みましょう。 50メートルも押せば楽な体勢が見つかる筈です。 車イスを押すときにグリップの持ち方もコツがあります。 完全な自己流ですが、両手の平のくぼみでグリップのお尻を押すのが私流。 その方法にプラスして普通の握りと、手首を絞った持ち方の3種類を状況によって使い分けます。 グリップの後ろを押すメリットは真っ直ぐ走りやすい、曲がりやすい、疲れない、楽、等です。 各自やりやすいグリップの持ち方を研究してみてください。 ただし、安全を確保できるグリップの持ち方をしてください。 次は段差の乗り越え方です。 ここでは歩道に上がる時と降りる時を想定しています。 まず、上る時、前向きで進入、前輪がぶつかる前に、前輪を持ち上げる為のステップを踏む(大抵の車イスは足で踏めば前輪が持ち上がる棒状のステップが付いている)前輪を持ち上げたまま段差に進入(ウィリー状態で前輪を段差に乗せる)後輪を一旦段差に着けて停止、その後ゆっくり段差を上がる(後輪の大きさのおかげで力は要らない)これで無事段差をのぼれたはずです。 次は段差を降りる場合です。 段差手前で180度後ろを向く(後輪から降りる為)段差を後輪から先に後ろ向きでゆっくりと降りる。 後輪着地後、一旦止まって、ステップを踏みながら前輪を上げゆっくりさがって、段差を超えたらゆっくり前輪を着地、進行方向を向いて進む。 これらが歩道の段差の乗り越え方の手順の例です。 つまり、歩道に上ったり下りたりする度に後ろ向いたり前向いたりの繰り返しです。 面倒でも安全には代えられません。 なお、段差には真っ直ぐ進入しましょう。 次は坂道です。 坂を上る時は問題ないでしょう。 問題は坂を下る時です。 前向きで降りると、下り坂で手と腕の力だけでは支えきれませんし、乗ってる人が前に落ちる恐れもあります。 そこで後ろ向きで坂を下るのです。 当然介助者は後ろ向きで歩く事になりますのでゆっくりと降ります。 坂が終わったら前を向いて進みます。 以上が簡単な車イスの押し方です。 車イスの扱いのコツは大きい車輪の使い方だと思います。 大きい車輪は段差を乗り越えるのが得意。 小さい車輪は小さな石ころでも動けなくなります。(砂利道は車イスは無理) 他に車イスが苦手とするものは細い溝です。 網目状の排水溝のフタなどは、しらずに進むとつまずく事になります。 車イスのルートを考えながら進み、基本何かのアクションを取る時は乗っている方に声をかけてから行動を行いましょう。 「段差上るからね~」とか「坂降りるからバックするよ~」とかですね。 そうすると乗ってる人の心と体も準備ができます。 声かけを不快に思わせない会話術も大事かもしれません。 車イスを押すと、車イス生活の不便さの一端を理解できます。 車イスはコツさえ掴めば扱う事が出来ますが、調子にのってスピードを出さないように! 車イスに乗ってる人はスピードに恐怖を感じます。 まるでハンドルもアクセルもブレーキもないトロッコに乗せられてる感じでしょうか? それは車イスを押している人を信頼できないから恐怖に感じるのです。 以上長々と書いて来ましたがいかがでしたでしょう。 2~3年前までは、母親を車イスに乗せて30分~2時間散歩に行く事が日課でした。 もうその時の感覚は忘れかけていますが、体に自然と染み付いた技術を忘れてしまって思い出すのに結構時間がかかりました。 頭で考えるよりも体で覚えているものですね。 介護で車イスをレンタルする場合や買った場合、説明書等付いてくるので、よく読んで理解してください。 車イスを日常的に扱う人は常識ですが、何らかの理由で車イスを押さないといけない方に向けて書いたつもりです。 頭の片隅にでも入れてくれればと思います。

    基本的な事しか書いてないので役立つかは不明ですが、自分の経験が役に立てばと思います。 最後にお願い。 車イスのネジの増し締め等、メンテナンスも定期的に行なってもらえればと思います。 なお、ここには書ききれなかった事もあります。(ブレーキの事やステップの事等)介助者は石橋を叩く位の慎重さを持って、くれぐれも安全に留意してください。 

     



    (改訂版第3稿)
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