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【艦これ】「優先度」に関する考察
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【艦これ】「優先度」に関する考察

2018-07-13 20:30
  • 5

0. 長いから要約しろ!という人向け

0.1. 90字前後で
強化リソースの配分の「最適解」とは、「各々のポリシーに沿ったやり方」だと思います。
「優先度」を考えるにあたっては、提督自身のポリシーを再確認することも有効なのではないでしょうか。

0.2. 5字以内で
力抜けよ。




【目次】
1. はじめに
 1.1. おまえ何者?どういう記事?
 1.2. 注意事項
2. 優先度とは
 2.1. なぜ優先度が存在するのか
 2.2. 「度」の落とし穴
3. 優先度を決める、もう一つの物差し
 3.1. 主観の計算式
 3.2. 敵を知り己を知れば…
4. まとめ:せっかくゲームを遊ぶんだから
 
5. おまけと余談




1. はじめに

1.1. おまえ何者?どういう記事?

皆様こんばんは。
厚生労働省に調べてもらったところ、祖父も佐世保鎮守府所属だったことが判明した、今日で佐世保着任5周年の提督です。
5周年です!祝ってください!ありがとうございます!


さて、「優先度」は瑞雲」に次ぐ2018年上半期の提督界隈ホットワードだったと思います。
レベリング装備改修のみならず、最近は艦娘の運改修耐久・対潜改修も加わり、実に色々な「優先度」について議論されるようになってきました。
私が見た記事をいくつか挙げてみると…

改修工廠のススメ改修工廠の補足 (夢路さん, 2017-03-12・18)
耐久改修を真面目に考察してみる (bellさん, 2018-05-26〜, 連載)
(追記:優先度に関連する記事ではないため、本稿で取り上げるのは不適当でした)
艦これにおける役割と運改修 (座礁鯨さん, 2018-06-03)
レベリング優先度の考え方 (コヅキさん, 2018-06-23〜, 連載)
†阿武隈の運改修に異を唱える† (bellさん, 2018-07-02)
運改修のおはなし まるゆ数から考える (シャーさん, 2018-07-09)
【甲を目指す提督向け】おすすめの運改修艦娘6人と改修の優先順について (里見ゆうさん, 2018-07-09)
【艦これ】運改修の優先順について (蓬莱さん, 2018-07-09)

これを優先すべし。これは優先すべきでない。
これを優先すべしってみんな言ってるけどちょっと待て。
こういう人にはこういう感じがいいんじゃないか。
など切り口は様々で、どの記事も参考になるものばかりです。

そこで私も“優先度”について、私なりの視点で書いてみることにしました。
上で挙げた記事と被る部分もあるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。


1.2. 注意事項

・本記事では、艦これにおける
装備改修
運の近代化改修(略称:運改修)」
耐久・対潜の近代化改修(略称:耐久・対潜改修)」
を“応用レベルの強化手段”と位置づけ、これら3つに関する「優先度」を扱います。
(「レベリング」はちょっと性質が異なるので外します)

・本記事は他提督にとって何らかの手助けになることを目標として作成されていますが、あくまで個人の見解です。
筆者もまた自身の思考に基づいた艦隊指揮を長期間続けており、その視点で書いた本記事がどこまで他人の参考になるかは全く未知数となっております。

・本記事には、他提督のプレイスタイルを批判、揶揄、風刺等する意図は一切含まれていません。
筆者の基本方針は「どのようなプレイスタイルも尊重されるべき」というものです。



2. 優先度とは

2.1. なぜ優先度が存在するのか

装備改修、運改修、耐久・対潜改修。
これら3つの強化手段に共通しているのは何でしょうか?

答えは「強化に使えるリソースの量に強い制約がある」ことです。
装備改修の場合は改修資材開発資材、一部の装備、一部のアイテム
運改修の場合はまるゆ海防艦
耐久・対潜改修の場合は海防艦
いずれのリソースも、必要分を揃えるのに相当なコストがかかったり、そもそも手に入る個数が限られていたりします。
言い換えれば「全ての対象に100%の強化を行うことは事実上不可能」ということです。

となると、限られたリソースをどの装備/艦娘に使うか決断しなければなりません。
その決断に必要な基準や指針のことを「優先度」と呼んでいるわけですね。


2.2. 「度」の落とし穴

「優先度」

という字を使っているせいで、定量的な(=数字で明確に表せる)モノのように錯覚してしまいますが、実際にはまったく定量的ではありません
1.1で紹介した記事のいくつかが、それを裏付けています。

……え?どの記事も数字を使ってるじゃん、って?
確かにその通りですね。数字自体は何度も出てきます。
でも、よく読んでみてください。
「どの対象を優先するか、の基準を数字で表現した記事」はありますか?

ありません。
強化そのものは数字で表現できても、強化の優先基準は数字では表現できないのです。
数字で表現できないならば言葉で表現することになりますが、言葉で表現すると、書き手/読み手の主観による“ズレ”が大なり小なり生じます。
もし仮に数字で表現できたとしても、「数字が妥当であるか」を巡ってズレが出そうですけどね。

まとめると、
提督が『優先度』と呼んでいる尺度は、その名前から『客観的な基準』であるかのように錯覚されるが、実際には人の主観が必ず含まれている
ということです。
この点をしっかりと頭に入れて先に進みたいと思います。


すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、先に紹介した記事の中には「優先」など、より錯覚が生じにくい表現を使っているものもあります。
どういう呼び方をするかは記事の組み立て方にも左右されますし、どれが良い悪いというものではありません。
とりあえず本記事では「優先度」をそのまま使います。



3. 優先度を決める、もう一つの物差し

3.1. 主観の計算式

ここから本題です。
本記事では、人の主観が含まれるという前提に立った「優先度」のインチキ計算式を提示します。


優先度 = 出番の多さ × 起用時に期待される貢献度
     + 提督のこだわり


順番に解説していきます。


出番の多さ
装備にしても艦娘にしても、単純に使う機会が多ければ多いほど、強化によるメリットを活かす機会も多くなります。
例えば、大口径主砲の改修がオススメに挙がりやすい理由のひとつは
「戦艦の出番が多いから」
「ひとつの主砲を色々な戦艦で使えるから」(=主砲の出番が多い)
(最近はフィットの設定により専用化する傾向もありますが、それでも同型艦同士なら使い回しは利きますね)
と、二重の意味で“出番が多い”からです。

阿武隈が運改修候補の筆頭に上がる理由も
「イベントでは多くのケースで軽巡が1枠必要になるから」(=軽巡の出番が多い)
「雷撃力を高めた結果として、夜戦カットイン構成になるから」(=カットインの出番が多い)
といった、“出番”に基づくものが多いですね。

しかし、「どの装備や艦娘に出番が与えられるか」は提督によって異なります。
より正確に言えば、「今までどんな装備を揃え、どの艦娘を育ててきたか」という、提督それぞれの戦力の差に影響されます。


起用時に期待される貢献度
またが出てきました。ついつい使ってしまう字です。
この「貢献度」も主観の塊であることに注意しましょう。

「貢献度」が主観の塊なのは、「貢献」の定義を提督が決めないといけないからです。

艦これというゲームのゴールは何でしょうか?
イベント海域の制覇でしょうか。ただの制覇ではなくALL甲作戦でしょうか。
通常海域における効率化を極限まで追求することかもしれません。
嫁艦を最強にすることだったり、最強の嫁艦で特別な出撃を成功させることだったりして。その嫁艦も1隻とは限らないかも。
提督の世界は狭いようで広く、私にも思いつかないようなゴールがありそうです。
とにかく、提督が定めた目標の達成に寄与するなら何でも「貢献」になり得ます。

この記事を読んでくださっている、あなたの目標は何でしょうか?
即答できる人はなかなかの熟練提督だと思いますが、「そういえば何なんだろう」となった人も心配は無用です。
遊んでいればそのうち見つかります。たぶん!


提督のこだわり
出番が少なくても、使う時には絶大な貢献が期待できる」とか、
貢献はそこまで大きくないが、出番が非常に多いので普段使いに適する」とか、
「優先度」が高くなるパターンはいくつか考えられます。
しかし、そういったパターンから明らかに外れていても、提督がどうしてもリソースを投入したいと思うことがあるかもしれません。
それは、理屈とは一線を画した「こだわり」によるものです。
たとえ出番貢献もゼロだったとしても、
こだわりあったとしたら?「優先度」もです。
誰がなんと言おうと自分がやりたいからやる、それもまた采配だと思います。


3.2. 敵を知り己を知れば…

1.1.で紹介したいくつかの記事も含め、「優先度」の考察は多くの場合「」を考えることから始まります。
主砲改修は敵艦への攻撃で活き、耐久改修は敵艦の攻撃を受けた時に活きる、といったように「強化=敵艦対策」ですから、その見方は自然かつ適切です。

ただ、敵の方だけを見ていると、自分(プレイヤー側)の事情には思考が及びにくくなります。
自分の事情とは、
2.1.で述べた「リソースが限られている」という現実であり、
3.1.で述べた「提督それぞれに戦力の差がある」「『貢献』の定義は提督が決める」という事実であり、
人によっては「提督のこだわり」の存在も含まれるでしょう。

「優先度」には「敵」だけでなく「己」も関わってくることを再確認したいと思います。


念のため付け加えておくと、「『己』に言及しない記事には手落ちがある」という意味ではありません
そもそも「プレイヤーの事情」はプレイヤーの数だけ存在するんですから、いちいち考えていたらスペースがいくらあっても足りないし、記事として成立しなくなってしまいます。
同じ能力を持っている「敵」を出発点にすれば、全ての提督に共通する話ができますから、「己」のことはとりあえず脇に置いて、「敵」の話をしているのです。



4. まとめ:せっかくゲームを遊ぶんだから

2.で述べたように、「優先度」とは、提督の主観に基づいた尺度です。
3.で述べたように、「優先度」には、提督の戦力、提督の目標、提督のこだわりが影響します。

いつ頃、誰が言ったかは覚えていませんが、ある提督は艦これを「積み重ねのゲーム」と表現しました。
普通は「イベント海域を制覇するには、常日頃からの準備が大切である」的な心得として解釈されると思いますが、私は他にも意味があると考えています。

今まで自分がやってきたプレイングが、今の鎮守府を形作っている」ということです。
どの艦娘と出会ったか、どんな装備を作ったか、どんな海域を経験してきたか。
ひとつひとつの局面で、提督(プレイヤー)がどんな選択をしたか。
それら「過去のプレイング」の上に今があります。
そして今後も、提督の選択が、提督だけの鎮守府を作るのです。

せっかくゲームを遊ぶんですから、自分のプレイングはポジティブに捉えたほうが、より楽しく遊べると思います。


以上の観点から、私が周知したいことは次の3つです:


(1)
「優先度」は、「提督の目標」「提督のこだわり」を再確認することで決定しやすくなる。


(2)
提督が考えた「優先度」に基づく采配は、その提督にとっての最適解である。


(3)
「優先度」は、これまでの提督のプレイングを否定するものではない。



本記事が、楽しい提督ライフに少しでも寄与できれば幸いです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。





5. おまけと余談

私の「装備改修」「運改修」「耐久・対潜改修」の現状を記しておきます。
まるゆ実装から約4年半、改修工廠実装から約3年9ヶ月という期間の割には「こんなもんか」と思われるかもしれません。こんなもんです。

5.1. 装備改修(改修不可or★0の装備は主要なものだけ。クリックで拡大可)
   

  

(7/20追記) 載せ忘れたその他の装備
大発動艇:★MAX ×8/★0 ×5
特大発動艇:★6 ×2
大発動艇(八九式中戦車&陸戦隊):★4 ×3/★0 ×2
特二式内火艇:★6 ×2
探照灯:★MAX ×1
一式戦 隼III型甲:★MAX ×1

(8/1追記) 画像にミスがありました。
試製41cm三連装砲
誤:★MAX ×1、★6 ×1、★0 ×4
正:★6 ×1、★0 ×4

5.2. 運改修 (まるゆ投入艦のみ記載、指輪による上昇も含む)
五月雨改(Lv165) 運12→59
Italia(Lv146) 運30→59
五月雨(Lv99) 運10→49
妙高改二(Lv99) 運32→48 (投稿後しばらく「改」と表記されてましたが盛大な誤記です)
綾波改二(Lv89) 運40→48 (同上)
能代改(Lv143) 運10→40
摩耶改二(Lv99) 運14→27

5.3. 耐久・対潜改修
五月雨改(Lv165) 対潜82→91
初霜改二(Lv140) 耐久37→39、対潜??→90


5.4. 余談
記事の最後まで目を通してくださることに、重ねて感謝いたします。

他の提督さんが具体的で丁寧な解説を展開している中で、何故こんな抽象的な記事を書いたのか、という話をしましょう。


私は「理屈」と「感覚」を両立しながら、艦これというゲームをひたすら楽しんできました。

理屈と感覚の両立。
2年目か3年目あたりまでは、そんなことはプレイヤーなら誰でもやっている、誰でもできる、と勝手に思っていました。
しかし、さらにプレイを重ね、多くの提督さんの考えに触れていくうちに「実は違うのかもしれない」と感じるようになりました。

「古参提督が着任1年目の提督に助言をする時は、艦娘の練度や装備に大きなギャップがあることを認識して、まず保有戦力の確認から始めるべし」
みたいなことはよく言われますが、ギャップがゲームの内側だけにあるとは限りません。

ゲームの外側……例えば、自分が当たり前のようにやっているゲームとの付き合い方も、実は全く当たり前ではない。
そこに気づいたとき、「一度は目に見える形で残さなくては」と思ったのです。

提督が後続提督のためにイベントの突破編成を書き残したり、運改修の方針を書き残したりするのと同じように、「艦これとの付き合い方」の一例を書き残したのが本記事です。

攻略情報ではなく、5年間のプレイングそのものが他の提督の助けになる、なんてことが実際に起こるかどうかは私にも分かりません。
でも、もしそうなってくれたら嬉しいですね。


ここで一区切りみたいな書き方になってしまいましたが、我が鎮守府は6年目が始まったばかり。まだまだこれからです!
まずは夏イベの備えをしっかりやっていきましょう。
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何故優先されるのか?といった根本的な部分について触れているとても良い記事だと思いました!

記事内では「抽象的な記事」であることについて筆者さんなりの解釈がされています。私は様々な記事や動画などで紹介される解説記事、データベース、戦略を実際に活かすためにはこういった「そもそもの考え方」に言及した記事が非常に重要だと思っています。データを頭に入れて理解する、そしてその先の「艦隊運用に活かす」段階に繋がる内容になっていると感じました。
34ヶ月前
×
>>1
コメントありがとうございます!
戦術とか起用法(いわゆる采配)のさらに内側を攻めていく記事は少ないと思ったので書いてみましたが、抽象的な話だけあって記事の形に整えるのが難しくて…。そりゃ少ないわけですね。

「優先度」以外にも色々なテーマに考察の余地がありそうなので、こういった記事が他の提督さんからもポツポツ出てきたりすると面白いかも、と思います。
34ヶ月前
×
耐久改修の記事は優先度に関する考察じゃないです
34ヶ月前
×
こっわ
34ヶ月前
×
>>3
ご指摘ありがとうございます。
1.1は執筆当初に「良いと感じた記事」を片っ端から貼り付ける形で作っており、後から整理するつもりでしたが、チェックが不十分でした。
34ヶ月前
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