• 灯織はアルカリ性。では、フォリニック嬢は何性?

    2020-10-25 12:125時間前


    ついに283プロからもオペレーターが!







    真乃もめぐるも居ないところに灯織を送り込むなんて!
    もう助からないゾ♡

    まぁ多分、桃華ちゃま(ススーロくんちゃん)辺りが何とかしてくれるでしょう。
    クラスがモロ被りなので、戦場では独りだけどな!
    現在、アークナイツm@sterでは範囲医療が不足しております。
    至急新たなメンバーを!(現状、詩花嬢{パフューマー嬢}のみ)


    しかし、よりによって灯織ですか……。
    アイマスくくりでも、今度発売される
    スターリットシーズンで公式越境があるわけですが
    そちらでも灯織が実装され、765プロに出向した場合は
    何というか、相当苦労しそうな……。
    既に出向が決まっている甜花ちゃんも、コミュニケーションが得意ではないですが
    甜花ちゃんの場合、同族やら、頼っていい人の気配みたいなものを感じ取ったら
    一気に楽になるタイプだと思うのです。
    ただ、灯織はなんというか、他の誰かのフォローが入っても、私なんてみたいな感じで
    独りで抱えて、そのままぐるぐると落ちていきそうな……。
    助けてさくやん!さくやんも若干危ういところがあるけど!




    そんなこんなで話をアークナイツに。
    相変わらずネタバレが入ります。ご注意を。





















    どーでもいい近況報告的な所から入りますと
    昨日の配信でクリアしました!第六章!










    攻略したメンバーはこちら!
    たくみん(メランサ嬢)での足止めは前回と同じですが
    今回は前回のガシャで加わってくれた、うみみ嬢(ロサ嬢)が大活躍しました!
    何とか上のレーンでノヴァ嬢を一度倒して……という動きをするために
    スキルやタイミングの調整をしたり
    響の誕生日祝いに買った泡盛グビグビ伸びながらの
    べろんべろん試行錯誤でしたが、クリアできてよかったです。
    しかし、うみみ嬢(ロサ嬢)は使っていて面白いですね。
    目の前を攻撃できないという独特の攻撃範囲を持っていますが
    範囲自体は広いですし、遠くにも飛ばせますから置く場所を考えるのが楽しいです。
    来てくれて本当に助かりました。




    そんなうみみ嬢(ロサ嬢)が来てくれた前回のガシャ……





































    うみみ嬢(ロサ嬢)が来る前にしまむー(アンジェリーナ嬢)が来てくれました!チャオ☆
    これで減速は任せろーと言いたい所ですが
    素質の攻撃速度UPが、まつり姫(マンティコア嬢)
    スキル3の重量軽減が、うみみ嬢(ロサ嬢)とのディスシナジーという
    765と346の方向性の違いが出てしまっております。
    やはり芸能界は潰しあい……
    Project LUMINOUSで他の事務所のアイドルを集めたのは、情報収集をかねてのものだった?

    まぁ、ディスシナジーと言っても
    弊社のまつり姫(マンティコア嬢)は未だに昇進1ですから、今のところ影響はないですし
    ロサ嬢の素質(対象の重量が重いほうがよいが
            しまむー{アンジェリーナ嬢}はスキルを使うと軽くしてしまう)の問題は
    スキルを変えるなり、タイミングを調整するなりで何とかできるでしょう。きっと。
    押し出し系の強制移動持ちのオペレーターに、未だにアイマス勢がいないので
    軽くして悪さをする様な動きがやりにくいという、消極的な面での追い風も。
    引っ張る系はトレーナーさん(ロープ嬢)と、1054の方のりんちゃん(スノーズント嬢)
    が居ますから、やはり、時と場合で使い分けていきたいです。








    それにしても、うみみ嬢(ロサ嬢)本当に来てくれてよかった……。
    前回のイベント『ウルサスの子供たち』でウルサス組を好きになったので
    全員揃えたい欲が、かなり高まっていたのです。
    あとはズィマー嬢だけ……勝利か!鹿だ!鹿でした!


    お話はこのまま前回イベントの『ウルサスの子供たち』へ。

    いやはや、前回あげた記事でも、PVからして地獄っぽいと書いておりましたが
    実際に読んでみた『ウルサスの子供たち』はマジで地獄でしたね。
    というか、アークナイツの対象年齢的に、かなりやんわりと
    (それでも殺人&死体はハッキリと描写されてましたが)した表現で描かれておりましたが
    実際は、張り付けにされた死体や、首だけが刺さった棒が並んでいる光景。
    全体が混乱の渦に落ちる前は、そこかしこでレイプや
    友達を目の前で殺して残った者の眼をくりぬいて、殺された友達の肉を食わせるみたいな
    貴族共によるソドムの市が、がっつり開催されていた様に思います。
    大陸版からの翻訳時に、表現を和らげたみたいな事も聞きますし
    ここは書籍か何かで、制限無しバージョンを是非。

    しかし、メフィスト君もエグい事しますね。
    十中八九こういう事態になると分かっていたでしょうから
    外から見て楽しんでいたのでしょうか?
    鉱石病というだけで自分たちを迫害した連中が
    自らの手と意志で、自分達よりも下劣で不浄な(同族殺し+カニバリズム+その他諸々……)
    存在になっていく様は、さぞかし見ていて楽しかったのでしょうね。
    全員で一丸となって、危機に立ち向かうというチャンスはあった筈なのに。

    まぁ、これは学生を集める命令を出したパトリオットが悪い様にも思います。
    傷つけさえしなければ、平穏に居てくれるとでも思っていたのでしょうか?
    それとも、やはり管理を任されたメフィスト君と同じような思惑が……。
    こちらからは傷つけないことで、助かるチャンスは与えてやったという
    大義名分が欲しかったのですかね。子供殺しを直接したくないが為に。
    そんな事はなくて、単純に保護したかっただけだとは思いますが
    やり方が雑すぎますし、メフィスト君を絡ませてる時点でちょっと……。
    パトリオットがメフィスト君に学生の管理を任命した訳ではないとしても
    レユニオン内でメフィスト君が危険人物なのは間違いないですから
    本当に保護したかったのなら、関わらせない様な何かはしておくべきだったと思います。
    そういう所からも見て取れますが
    自分達の部隊はしていなくとも、他は大暴れして、子供たちの親を大量に殺してますし
    理想と現実の擦り合わせが雑すぎて
    どうしても、憎い相手だとしても、子供殺しだけはしてないという
    自分の為だけの大義名分だけが欲しかったんじゃないかと、穿った視点で見てしまいます。




    う~む、やはり『ウルサスの子供たち』は小説か何かで別個に出して欲しいです。
    内部側と外部側のストーリーは勿論
    メフィスト君視点と、ファウスト君視点でも大分違うと思うので、そこら辺もがっつりと。
    フロストノヴァ嬢もチェルノボーグに居た様ですし
    学生を隔離するという作戦をどう見ていたのかも、気になります。
     (お酒グビグビ&涙ボロボロで6章後半のストーリーを読んでいたので
      記憶違いの可能性もあります。
      でも確か、戦闘前に、タルラ嬢とみりあちゃん(アーミヤCEO)の戦いを見ていただか
      なんだか言っていたような……。そして指輪をどうこうっていう流れだった気が……)





    ぐだぐだ書きましたが、まとめると『ウルサスの子供たち』凄くよかったです!
    やっぱりアークナイツは最高やな!


    そして灯織!イベントで配布される系オペレーターなので、逃げ場は無いぞ!
    だから真乃とめぐる、はやくきてーはやくきてー。



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  • 第一次偶像戦争 【713】 [ミカ]

    2020-10-24 22:1119時間前

     「お姉ちゃん……。」
    カウンター越しのリカの不安そうな顔。
    時間はもう、とうに。
    換気の問題で外に置いた寸胴で作っているラーメンのスープも
    これ以上は煮過ぎを心配しないといけなくなりそう。
     「……もうちょっと待と。ねっ……。」
     「……うん……わかった……。」
    リカはそう言うと、カウンターの上に置いていた手をぎゅっと握り
    そのまま俯せの状態になってしまう。
    …………
    ……外。火弱めなきゃ。それかもう、小分けにして……
    …………
    エプロンをつけたままバーカウンターから出て、そのまま外へ。
    すぐ下を流れる川の流れの音に混じって、少し遠くにある小さい滝の音が聞こえる。
    バルコニーに並べられたテーブルとベンチが輝いている。
    部屋の中から見ても眩しいぐらいだったのに
    直接陽の当たる場所に出てきたせいか、目の奥が痛い。
    貴音ちゃん達がを出た時は、まだ朝ですらなかったのに、もうこんなに日が高い……。
    無意識に空見上げようとする首を止め、アタシは下を向いたまま再び動き出す。
    影でどこに太陽があるかなんて一発なのに。
    パン窯の横、煉瓦を組み立てて出来た簡易のコンロ。そこに鎮座する寸胴は
    蓋を押しのけ、噴き出したスープで側面の色にムラが出来ていた。
    アタシは寸胴の下を覗き込み、かけられていた火を少し弱める。
    そしてそのまま倒れ込むように、傍のベンチに座って。
    テーブル横の川へ降りる階段がへと続く、広くなっている場所を見る。
    端に並ぶプランター、バルコニーの柵にも引っかけてあって
    様々なハーブが太陽の光を受けていた。
    貴音ちゃんを見送った時は、見えなかったものたち。
    ずるりと上半身がテーブルに落ちる。テーブルに触れる手が、頬が、熱い。
    決戦の日だし、結構な人数が一気に動くから、色々と慌ただしいかと思ったけど
    皆黙々と準備をして、いつもと同じように焼きたてのパンで食事を取り
    そのまま何事も無く、出発の時間を迎え
    静かな夜の森に時折響く遠吠えの様に、夜空に消えていく皆の姿を見送った。
    アタシとリカは、そちら側ではなかった。
    そちら側になりたかったけど、貴音ちゃんがそれを許さなかった。
    だから、帰ってくるのを待つと。
    貴音ちゃんの大好物のラーメンをつくっておくと。
    …………
     「……やっぱダメだったのかな……。」
    口にする事を怖がっていた筈なのに、何故か口からこぼれ落ちて。
    そしてそれを聞いても、言った事実を受け止めても
    アタシの心に痛みなんてなくて、それに驚く自分すら存在していなくて。
    リカも同じなのかな?
    それなら、もう次にどこへ行くかを話し合っておいたほうがいい?
    ……いや、もうちょっと待った方がいいよね。
    ……今日ぐらいは。
    今日ぐらい……。
     「おーい!」
    どのぐらい時間が経ったか。急に聞こえた声に体が飛び上がる。
    声。
    この声は。
     「シロウ君!?」
    アタシの声と同時に、バルコニーのガラス戸が開く。
     「帰ってきた!?」
    顔に跡をつけたリカが叫ぶように聞いてくる。
     「みたい!」
    どこ!?
    空を見たら、もう日は傾いてきていた。
    ぐるりと見渡す空。探して、見つけて、見えたもの。
    見えてしまったもの。
    心が冷えていくのが分かる。隣に来たリカもそうだろう。
    空に見えた姿が、段々と大きくなって、目の前に来て。
     「いや~、舞さんやっぱつえーわ。
      頭数揃えても急造パーティーじゃ厳しいな。」
    広くなっているバルコニーの真ん中に降り立ったシロウ君はそう言って。
     「……ダメだったって事だよね。」
    勇気を振り絞って出た言葉。
     「ダメだった。
      プレインズウォーカー組は全滅って見て間違い無いと思う。
      眷属組も大分厳しいんじゃねーかな。」
    そっか。
    やっぱ、そうなったか。
     「まぁ、俺も確実な所はわかんねーから
      とりあえず今日は様子見しといた方が良いと思う。
      美希ねーちゃんなんて、むちゃくちゃ上から狙撃してたみたいだし。」
    …………
     「……貴音ちゃんの戦い方だと……。」
    リカが泣きそうな声でそう呟いて。
     「……次にどこへ行くか、考えておいた方がいいわね。」
     「でも!でも!」
    隣からの声。
    その声に苛立ちを感じてしまったアタシは、最低の姉。
     「考えておいた方がいーぜ、マジで。まだ続ける気ならだけど。」
     「そんな言い方!」
    リカの叫び。でも、気持ちは私も。
     「ん?俺何か悪い事言った?」
     「まだ貴音ちゃんが負けた訳でもないのに、そんなの決められる訳ッ。」
     「いやでも、負けてようと勝ってようと、そこは考えておいた方がいいんじゃねー?
      だってもうこの戦争も終盤だし。」
    あっけらかんとシロウ君はそう言って。
     「そりゃ……そうだけど……。」
    …………
    ……
    ……いや、ホントそうよね。
    なんというか、なんでこんな感傷的になってんだろ。
    シロウ君がドライっていうのはあると思うけど
    アタシらも深刻に受け止めすぎてる。貴音ちゃん下手したら
    今頃呑気に御飯食べてそう。貴音ちゃんは負けたものは仕方がないって割り切れるだろうし。
     「……リカ、御飯にしましょ。
      シロウ君も食べていくわよね。」
    なんつーか、一気に馬鹿らしくなってきた。
    そうだ、アタシらが仕えてんのは貴音ちゃんだわ。あの貴音ちゃんなんだわ。
     「あー、そうしたいけど、俺が居たら邪魔じゃね?
      怒りながら飯食うとか疲れそうだし。」
    さっき空気読めなかったのに、なんで今更反応し始める。
     「いいのよ。リカもいいでしょ。
      今頃貴音ちゃんアタシら忘れて楽しんでるわよ。きっと。」
     「……え?」
     「だって、そういうタイプじゃん。貴音ちゃん。」
    わざわざラーメン作らせる為だけに、アタシ達こっちに呼んだぐらいだし。
     「……そいや、そうだったね。」
    リカも急速に冷めていってるわね。いいことだわ。今、この状況だと。
     「そうよ。だからラーメン食べよ。
      そんで、戦争が終わった時に美味しかったっていってやろ。」
    この星に来てラーメン作りのスキルは大分上がった。
    熊でもイノシシでももってこいって感じ。実際、そこの寸胴に森で獲れた熊の骨入ってるし。
     「……ん、そうだねお姉ちゃん。」
     「んじゃ、準備するわよ。」
     「分かった!」
    リカの声に元気が行き渡っているのが分かる。
    そんじゃ、ラーメン食べたら今後の作戦会議だ。

  • 第一次偶像戦争 【712】 [秋月律子]

    2020-10-22 22:55

     「そう……美希も、もう落ちたんですね。」
    最後の最後まで生き残ると思っていたのに
    こんなタイミングで落ちたという事は、不測の事態が発生した様ね。
    初日に邪魔をされた身からすれば、ここで不確定要素が排除された事は
    喜ばしいのかもしれないけれども、もう今は戦争終盤で
    舞さんが終わらせようと動いているタイミングだから
    美希の存在がマイナスに働いたかどうかは、正直分からない。
    ……まぁ、今の私のなら、消えてくれた方が安心か。
    美希のおかげで助かった、勝てたとしても、多分、苛立ちの方が大きいでしょうし。
    ……それにしても、美希がねぇ……。
    前に舞さんがあからさまに挑発してきた時、私は迷わず美希に名を出した。
    それなのに、こんなに早く落ちるとか……。
    ……あの時は、アイドルとしての実力や才能云々という内容の話。
    だから、この戦争……
    プレインズウォーカーとしての強さは、関係無いといえばそうだけど
    そちらの面でも、美希は私よりもセンスがあって
    舞さんにも負けてないと思っていたのに、現実はこんなもの。
    ……才能……努力……
    頭の中で描かれる美希の姿。美希の強さ。
    やっぱりプレインズウォーカーとしての才能も、私より美希の方が上に思える。
    私に美希の様な戦い方は難しい。でも、美希が私の様な戦い方をする事は可能。
    それだけで十分、美希の強さの証明になる。戦いに幅があるのは、そのまま強さに繋がる。
    …………
    ……それでも舞さんに負けて。
    ……負けて……
    …………
    ……今はまだ届かなかったという事。
    でもそれは、美希に時間が……
    ……いえ、時間が足りなかったのも含め、美希の性格の問題ね。
    あとは……巡り合わせかしら。
    貴音とアズ君も同時に相手をして、全員が落とされたと聞くし
    聞いた全てが事実であるならば、日高舞がそれ程までに化物で
    参加したメンバーは、相当に運が悪かったという事。
    美希は特に普段からムラっけがあるから、好まない状況で本気を出させるには
    メンタル面での他者のサポートは必須。
    逆に舞さんはそこら辺本当に強い。楽しい事を自分で探して実行する行動力と
    目的と手段が入れ替わっても、それがどうしたと開き直れる、ふてぶてしさがある。
    美希は自発的な欲求が、睡眠に寄りすぎてるのよね。
    直感的に物事を処理出来るし、効率化も本能的に出来てしまうから
    凄く時間単位の効率と燃費がいいけれど、自ら動こうとする意志が希薄すぎる。
    狂った毎日を送る事に快楽を見いだせる舞さんと、どうしてもそこで差がついてしまう。
    ……そう、だから負けた。負けてしまった。
    これがキッカケで少しは変わってくれるといいけれど。
    …………
    ……ある程度整理が出来て、納得もしていると思うのに、妙に私の心が重いのは
    美希が日高舞の対抗馬になると思っていたのに
    そうならなかった現実の非情さのせいかしら。
    今、私の心にあるものは悲しみでは無い様に思うから
    居なくなったこと自体への反応という訳では無さそう。
    この一戦だけで、舞さんと美希の優劣みたいなのがつくとは思えないけど
    やっぱり、こんなに早く落ちるなんてね……。
    結局、この戦争中、話も出来ずか……。
     「……私達の所に来たのは、身を寄せる場所の確保のためですか?」
    思考を切り、ソファに座る二人に向けて飛ばす視線。
    私の視線に反応して、リナちゃんが少し背筋を伸ばしたのが見ていて面白かった。
     「出来るならば、そうして貰えると助かる。」
    うん、やっぱりいつもの口調のミチオさんの方がやりやすいわ。
    私も気を遣う必要が無いし、話も早い。
     「……貴重な情報を齎してくださったのに申し訳ないのですが、私の所は無理です。
      あくまで私の所では無理という話なので
      冬馬がいいというならば、私は強く反対派出来ません。
      しかし正直な所、今、他の誰かを抱えるのは個人的には避けたいです。
      お二人にしても、終わるまで軟禁状態では、大した意味もないでしょうし。」
    隣に座る冬馬への牽制。大丈夫だとは思うけれども、冬馬は押しに弱い所がある。
     「律子さんが避けたいというのなら、俺の所も無理だ。
      ただ、戦闘後だし、疲れている様なら今日は休んでいっても。」
    ちらりと冬馬はこちらを向いてきて。
     「そうね。今日は休んでいって貰っても大丈夫です。」
    優しいわね。
     「配慮して下さり感謝する。移籍の件も了解した。
      ただ、ひとつ質問があるのだろうが、構わないだろうか?」
    まっすぐに私を見たままミチオさんはそう言った。
     「どうぞ。」
     「舞さんに勝つつもりなのか、それとも違うのか聞いておきたい。」
    僅かに部屋の緊張が上がる。
     「勝つ気ですよ。」
    一言だけ。
     「……分かった。
      ……今日の滞在は大丈夫との事だが、我々はこれで失礼しておこう。」
    ミチオさんはそう言ってソファから立ち上がった。
     「すみません。」
     「そちらが謝る事はなにも無い。
      突然来た我々を迎えてくれただけでも、十分にありがたい事だ。」
    言葉のあと、しっかりとしたお辞儀が二つついてくる。
    それに釣られて、私と冬馬も頭を下げて。
    上がってくる顔は、いつもと同じミチオさんとリナちゃん。
    情報持ってきたのに拒絶された事で、怒りや失望があるかと思ったけど
    そうではない様で、少し安心する。
    ……これからどんどん、こんな難民じみた訪れが起きるのかしら。
    ……勝たなきゃいけないわね。日高舞に。