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第一次偶像戦争 【572】 [水瀬伊織]
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第一次偶像戦争 【572】 [水瀬伊織]

2020-01-12 22:44

    散っていく爆炎の向こう、魔力が弾け、直後炎と煙を引き裂き、ミチルの姿が現れる
    圧倒する様な暴力的な魔力を伴い、瞳を見開いて私の方へ突進してくる

    他の存在は
    周囲。感じる魔力
    ミチルの領域のせいで感知がしにくいエリアが出来てる
    そこで感知妨害をかけたのなら
    迎撃の体制を取りながら周囲の【Masticore】に『目』の射出を命令する
    目の前のミチルからアズの魔力も感じるし
    さっきと同じようにデコイである可能性は高い
    見え見えの手だからこそ慎重に対応した方がいいのは分かってるけど
    今の最優先事項はアズの場所を知る事。逃がさないこと
    感知しにくいエリアを作る炎系スペルは今は使えない
    まず場所を知って、雷系スペルで感知を剥がす
    そこから無視出来ないダメージかつ、さっきの【Lavaball Trap】みたいに
    全体を感知出来る範囲の炎で削っていく
    だから
    アンタに構ってる場合じゃ無いのよ!
    こちらに向かってくるミチルに飛ばす雷
    同時に移動して突進を躱すも、ミチルの眼はこっちを捕らえたまま
    体の方も一瞬遅れてついてくる
    ミチルの領域。紡がれ、描かれる魔法陣
    あっちもあっちで私を逃がす気は無い様ね
    具体的な対応は
    やっぱりアズの場所を知ってから
    加速させる体
    ミチルの射程に入らない様に気を付けながら、その横をすり抜ける
    アズと離れる恐れがあるから遠くへみたいな動きは今は出来ない
    でも、この一瞬さえ何とかなれば
    『目』が弾ける
    一瞬、広がる領域。即座に送られるデータ
    ッ!居ない!?
    てことは森の中か!
    Masticore】に出す命令
    日高舞も居るし変な刺激をしたくなくて使ってなかったけど
    雷落としたし、今更よね
    キュンと森の中に魔力が通う
    漂わせたミスリルが魔力を繋げ、森の中に領域が広がる
    膨らむ情報
    感じる存在
    でも、その中に
    アズの魔力が存在しない
    何で!?
    驚く私を追いかけてくる強大な魔力
    ちぃ!
    私はミチルから逃げながら森の中を漂わせているミスリルを操作し
    所々発生した抜けを埋めていく
    漂わせた魔力を感じ取って、抜けてる所を見つけて隠れたか
    何にせよもう隠れられる場所は無いわよ!
    悪い予感と追いかけてくるミチルの圧が私のなかで混ざり、不快さを増していく
    水を含ませすぎた絵の具が画用紙を滲ませ、色が広がっていく様に
    ジワジワと埋められていく隙間
    私が遠くに行かないと見て、瞬間的な加速を織り交ぜてきたミチルを何とか捌きながら
    アズの情報がくるのを待つ
    待つ
    アズの魔力
    無いッ!
    周囲
    一帯
    まだ調べていない場所
    下!?
    日高舞の居る所!?
    だってもう、他には!
     (麗華!そっちにアズがいるかもしれないわ!)
    さっき雷落としたし、また落としても問題無いわよね
     (分かった。私は動かなくていいのね。)
     (えぇ、でも雷落とすから驚かないでよ。)
     (さっきのも事前に言って欲しかったわ。)
     (上で戦闘してるのに動かない方が悪いわよ。)
    かわされる愚痴と、魔法陣の輝き
    落ちる雷
    その直後、私を追っていたミチルが明後日の方向へ飛び始める
    えっ?何で?
    ッ!まさか!
    あのミチルがアズの魔力を持ってたのって!

    アズの魔力は無い
    追う
    いや
    まだ
    遠くなるミチルの背中に放つスペル
    私はミチルを追いかける用意をしながら、崖下に飛ばし
    放置していた『目』を炸裂させる
    広がる領域
    得られる情報
    そこに
    いた!

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