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※16年1月6日 不思議なソメラちゃん 追加
16年1月3日 ゆるゆり さん☆ハイ!の評価ミス修正(A→A+)
お疲れ様です。Minorityです。
今回は私が観た14(+2)作品の感想・私的評価をダラダラと書き連ねていきます。
暫定版でも書きましたが、開始前は「今期は不作だ」なんて言われていたものの、
なんだかんだで粒揃いの2015年秋アニメだったのではないでしょうか。
【私的評価の目安】
S:文句無し。或いは不満を払拭出来る程度
A:多少の不満はあるものの、プラス要素が多い・大きい。良作。
B:一定の不満アリ。良作には届かず
C:プラス要素・マイナス要素が同程度の割合。または、どちらも少ない・小さい
D:マイナス要素が多く・大きく、プラス要素が少ない・小さい
視聴断念:観る価値を見出せない
※注意※
期間毎ではなく、私が全話の視聴を終えた全タイトルを参考に評価しています。
各々で好みは違うと思いますので、議論は致しません。
コメントしていただけると有り難いのですが、共感出来る箇所のみでお願いします。
【S+】(普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。OVAクリスマススペシャル)
【S】(WORKING!!! 最終回すぺしゃる「ロード・オブ・ザ・小鳥遊」)
【A+】ゆるゆり さん☆ハイ!
【A】俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツられた件
【A-】VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
【B】あにトレ!EX
【B-】学戦都市アスタリスク
落第騎士の英雄譚
【C+】ランス・アンド・マスクス(Lance N’ Masques)
てーきゅう 6期
【C】対魔導学園35試験小隊
ハッカドール THE あにめ~しょん
温泉幼精ハコネちゃん
【C-】櫻子さんの足下には死体が埋まっている
【D】不思議なソメラちゃん
JKめし!
【D-】コメット・ルシファー
【視聴断念】コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ (1話まで)
ヘヴィーオブジェクト (2話Aパートまで)
●普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。OVAクリスマススペシャル
25日2時36分放送の『クリスマススペシャル』という事で、時期に沿ったクリスマス回。
…短い! いや、そんな事ないんですけどね。
「ずっと観ていたかった」と心から思える、本編中で誕生日を祝ってもらう縁さんのような…そんな幸せなひと時が、私にとっての素敵なクリスマスプレゼント。
OVA第二弾の『PV作ってみた。』も楽しみ。
●WORKING!!! 最終回すぺしゃる「ロード・オブ・ザ・小鳥遊」
最終回に相応しい、キャラクター総出演。
幸せで、寂しくて、充実した1時間だった。
同シリーズを知った事自体は結構前だが、実際に全話観たのは今年7月の一挙放送で、
ファンの方と比べると、思い入れはとても浅いものと思われる。
それでも宗太の告白は感動したし、
1期OP曲の“SOMEONE ELSE”と共にワグナリアへと集結したキャラ達には涙が溢れた。
シリーズ完結という事で非常に残念だが、大団円に満足な気持ちで一杯。
●ゆるゆり さん☆ハイ!
1期2期の放送時も見てはいたが、正直そこまで注目していなかった。
その中で論ずる事は憚ってしまうが、製作会社の変わった3期では、
百合の傾向が視聴者に擦り寄っているように感じられた。
それでいて高い評価にした理由は、ユルい中にも緩急の付いたテンポや
キャラクター個々の目線で様々な視点を見せてくれた事だ。
特に無声映画を思わせる、第8話。りせ が あかりのノートを拾ってから、
西垣先生にタコ焼きを食べさせてもらい、自身の体を預けるまでの5分半…
BGMと相俟って本当に癒やされた。
最終回を、強く残念に思う作品だった。
●俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツられた件
筋骨隆々の兄貴達が主人公を拉致し、お嬢様学校に“庶民サンプル”として転入させるという
全く訳が分からないスタートをして以降、
書き切れない程のネタを最後の最後まで投下し続けた『ニコニコ向けの一点特化型アニメ』。
近年、女性らしい肉感的な表現をするアニメは増えてきたが、
それを直接的に言及する事については多くなかったのではなかろうか。
この作品では女性だけに留まらず男性の肉体に対しても、主人公が情熱的に語っており、
或るヒロインは、その情熱に気付き、矢印(主人公の目線)付きで説明するシーンがある。
しかし説明した本人含め、それを破廉恥だとは思わない不思議な世界…それが清華院女学校のお嬢様。
「お嬢様って、すごいですわ!」
●VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
「お色気百合アニメ」と、軽い気持ちで見始めた本作。しかし、予想を裏切る面白さで、
暫定版では今期イチとしたが、終盤の展開がそれを変えた。
先ずは、百華が“直接”衛星を破壊するシーン。
こうしたタイプのアニメは無駄に話を大きくしがちだが、このシーンもその一つ。
差し詰め、狂気に駆られた百華の心情が『直接破壊』させたとも言えるが、
私には「また宇宙か」と興醒めの要因となった。
次に、百華のフルアーマーからの巨大化。今度は物質的に大きくしてきた。
以前登場した にみ に活躍の場を設ける為、
ロボット好き・巨人(某球団ではなく)好きなどを取り込む為、
これも百華の心情を、巨大化という『敢えて分かり易い手法』で表したと思われるが、
私には、前述のような“裏”を感じ、同じく興醒めの要因になってしまった。
最後に、シャルロットの扱い。
少数ながら施設内で大きな力を持っていた組織の元リーダーも、後半はただの駒。
最終回で改心し、魅零達と共に百華と対するような展開を期待したが、
蚊帳の外で二言程度、うわ言のように呟いただけである。
こちらの意識が間違っていただけなのかもしれないが、重要人物だと思っていただけに非常に残念だ。
とはいえ、戦闘シーンキャラ同士の掛け合いなどは勿論、
爆乳プロデューサーを据えての《乳へのこだわり》は感嘆した。
多くのTKB解禁アニメ・エロゲーでは「これコピペ(拡大率の変更程度)だろ」という、
私にとって有り難味の無い『ガッカリおっぱい』が殆どだったが、本作は違った。
―――登場するキャラの多くが『違うおっぱい』なのだ。
これは非常に挑戦的である一方、危険でもある。
例えば、魅力的なキャラのおっぱいが『ガッカリおっぱい』だったら…
別に魅力を感じていない、むしろ嫌いなキャラのおっぱいが、自分の好みだったら…
その落胆は想像に堪えない。
恐らく多くのTKB解禁アニメやエロゲーは、それを考慮し、造形を一本化する事で、
そういった『ガッカリ』を回避していると思われる。
しかし本作は、リスク回避ではなく、より大きな満足度を優先したように感じる。
結果、私は大きな満足を得る事が出来た。
また、これも多くのTKB解禁アニメ・エロゲーでは無いものだが、
勃起差分をしっかり表現している事も高く評価した。
しかし前述のマイナス要素、一部シーンで顔パーツのバランスに違和感、
TKBの拡大率も一部で違和感(現実では勃起時に収縮するTKBだが、これはアニメだし、そこまで気を遣っているとは思えない)などもあり、この位置に。
●あにトレ!EX
ストーリーは取って付けたような、あって無いようなレベルなので評価出来ないが、
それ以外の面では大健闘と言って差し支えない。特にキャラクターの動きには驚いた。
専門家ではないから分からないが、その動き自体はトレーニング宜しく繰り返しが基本で、
不自然で、ぎこちなく見える其れもあった。
しかしアングルの切り替えが多く、所謂“作画カロリー”は『5分アニメ』の枠を越え、
物凄く頑張っていたのではないだろうか。
今にして思えば《5話の悲劇》も「止むを得なかったんだ!」と、
当時落胆した自分を小一時間叱責したい。
また本編以外でも(本当にやっていたかは扨て置き)スタッフの痩身プログラムや、
出演者やスタッフ達の「みんなで踊ってみた」など、作品内容に合わせた企画を行い、
これも『5分アニメ』の枠を超えたプロモーションなのでは。
事実の如何はどうあれ私は、労いと感謝の気持ちを込めて、Blu-rayを予約した。(14年秋作品以来)
でも、アーススター → CDレンタルなどを行う某T社 → 『あっち系』の印象が…
●学戦都市アスタリスク
設定・ストーリー・キャラなど、今日の深夜アニメに「よくある」要素がてんこ盛りの本作。
加えて序盤に多く見られた、RPGのような『ウィンドウ』はチープさを助長し、
ともすれば大きなマイナスとなるところで、実際多くの批判があったからだろう、
『ウィンドウ』は序盤以降、殆ど見られなくなった。
流石に技の度にそのまま見せられてはクドくなるが、
人名ウィンドウを小さくしたり、キャラによって色調や技名のフォントを入れ替えるなど、
見せ方に工夫があれば、否定的な意見は少なくなったかもしれない。
他にも、同時期に類似作品があった事で、比較され貶められてしまった感が強い。
…という一般論は扨て置き、私はそこそこに楽しめた。
「そこそこ」だけに大きなプラスもマイナスも無いが、2クール作品という事で期待値も含め、この位置に。
●落第騎士の英雄譚
本作に限らず原作を追っていない為、「原作では」と語る事は出来ないが、
特に終盤で大きな違和感を抱えてしまった。
収監先。一輝が直接関係の無い場面でもノイズを走らせ、
色彩すら“あやふや”な程ボロボロにされても、
最後の力を振り絞り、血を吹き出しながら最大火力で技を放ち、
まともに立つ事すら出来なくても、
一生添い遂げる事を決めたステラの前では、
これまでの満身創痍が嘘であったかのように、しっかり正対し、穏やかな表情…
ラノベ原作全体は否定しないし、原作を読まない私に否定する権利も無い。
プロポーズは一世一代の大事な場面だが、しっかり正対してのプロポーズは、
それまでの顛末を「茶番だぞ、ラノベだぞ」と、欺いているようにも思えた。
片膝を付いて息も絶え絶えの中、
でも顔だけはしっかりステラを向いてプロポーズしていたら、
(それはそれでクサいが)私には格好良く映った事だろう。
でもクラウドが校門まで来て、一輝の勝利を鼻で笑いながらも祝福したシーンは良かった。
●ランス・アンド・マスクス(Lance N’ Masques)
騎士道体質を治したいが、随所に『騎士』を出してしまう葉太郎
そんな葉太郎に?魅かれ集うレディ達
最終的には「本当の騎士になり、真緒を護りたい」と決意する葉太郎
多くのキャラは可愛いが、キャラ絵や一部はキャラ自体に癖アリ。
各所に散りばめたネタ要素が、人によっては『ギャグ・茶番っぽさ』になり、
大きく評価を落とすかも…
私個人としては、そのチープさも楽しめたが、総合的に見ると「多くある内の一つ」か。
●てーきゅう 6期
4期から何となく見始めたシリーズ。
4期・5期と何となく見続けてきたが、今期は普通に面白く感じた。
しかし未だに、殆どのキャラで顔と名前が一致しなかったり、
コンセプト・主な舞台となる学校名など、分からない事だらけ。
それでも見てしまう理由は、一話当たり5分にも満たない短編ゆえか。
あにトレ!EXと同じくアーススターなので『あっち系』を匂わせてしまうが、
きっと来期も何となく見てしまうんだろう…
●対魔導学園35試験小隊
女性キャラが『そういう場所』で直接的に色仕掛け、声豚に媚びない?低めの声、
男性主人公に集う女性キャラ、水着回などのお約束、
所謂ハーレムアニメにありがちな面と、そうでない面を兼ね備えていたタイトルだと思う。
量産系の一面はあるが、ストーリーの観点から見ると、なかなかグロく、
当初の目的?である『妹を救う』事は一応出来たが、
冒頭で揶揄されていた「雑魚小隊」の汚名を返上出来ていない(見落としていただけ?)、
分かり易い悪役との戦闘がアッサリ終わり過ぎているなど、全体的にモヤモヤが残った。
●ハッカドール THE あにめ~しょん
信号機カラーの髪色は『あっち系』を連想させ、色々察してしまうが、
動きの少ないチープさを逆手に、やりたい放題で面白おかしく描き切ったのでは。
それはそれで『あっち系』の印象を強くしてしまうが…
個々のキャラに目を向けると、3号の『男の娘設定』は私にとって余計である。
どう転んでも、男性には萌えない。二次元だろうと関係ない。
●温泉幼精ハコネちゃん
5分アニメで、ややチープなキャラ絵、
予算も少なそうな印象を受けたが、そこそこには面白かった。
“ハコネがいる日常オンライン”の配信はよ(無課金勢)
●櫻子さんの足下には死体が埋まっている
特に大きな印象はないものの暫定版で挙げた通り、
キャラ絵・背景・音楽は比較的好きだったが、
タイトルで名前が出ていた通りの櫻子(御前)さん劇場だった。
最終話。櫻子への正太郎のプロポーズ?は、
やけに大人びていたというか、高校一年生の其れとは思えない言葉で、
それまでの年相応な言動と相俟って、余計『浮いたセリフ』に感じた。
直接的に人を殺める場面は多くなかったが、日常系アニメに浸かってしまった私に、
生死を扱うアニメは合わなかったのだろうか。
女子高生三人がワイワイしながら、普通とはちょっと違うレシピを紹介するアニメ。
flash時代を思わせる動きや、紹介するレシピはチープさ抜群で、
低予算感を露骨に抱いてしまうが、それはそれで楽しめた。
某『メシの顔』のように、食べるカットだけでも絵のタッチを艶やかに描いていたら、
「JK」に釣られた視聴者(私もその一人)には大好評だっただろう。
●コメット・ルシファー
ロボットアニメは苦手で、開始前にロボットが出てくる事は知っていたが、
フェリアなどのキャラクター・舞台(ガーデン・インディゴ)に魅力を感じて視聴開始。
日常・石鹸・ハーレムアニメの“ぬるま湯”に浸かり過ぎた感は否めないが、
『町や自然を平然と破壊』『何度も食べ物を粗末に扱う』『キャラが大勢死ぬ(血を流す)』
『暴力言語(戦闘民族)なキャラ』『略奪行為』など、
ロボットアニメにありがちな数々の展開には閉口してしまった。
そして最終話、ついに(やはり)…という展開。
―――最後まで“ロボットアニメ”だった。
町や自然の風景は魅力的なだけに、それを破壊するロボットの存在は心底不要に感じられた。
ED・Cパートで数年後のアフターを描いてくれた点は良かったが…
これまで、やや漠然とロボットアニメを嫌悪していたが、本作が理由を明確にしてくれた。
●コンクリート・レボルティオ~超人幻想~
背景や雰囲気は面白く感じたが、物質的な巨人化は萎える。
●ヘヴィーオブジェクト
「使わないけど、使う準備は出来てるよ」「やだなーこわいなー」のように、
政治的な意味合いで存在している“オブジェクト”なら見ていたかったが、
早々に使ってしまったので「そっちの意味での戦争か」と感じ、視聴断念。
16年1月3日 ゆるゆり さん☆ハイ!の評価ミス修正(A→A+)
お疲れ様です。Minorityです。
今回は私が観た14(+2)作品の感想・私的評価をダラダラと書き連ねていきます。
暫定版でも書きましたが、開始前は「今期は不作だ」なんて言われていたものの、
なんだかんだで粒揃いの2015年秋アニメだったのではないでしょうか。
【私的評価の目安】
S:文句無し。或いは不満を払拭出来る程度
A:多少の不満はあるものの、プラス要素が多い・大きい。良作。
B:一定の不満アリ。良作には届かず
C:プラス要素・マイナス要素が同程度の割合。または、どちらも少ない・小さい
D:マイナス要素が多く・大きく、プラス要素が少ない・小さい
視聴断念:観る価値を見出せない
※注意※
期間毎ではなく、私が全話の視聴を終えた全タイトルを参考に評価しています。
各々で好みは違うと思いますので、議論は致しません。
コメントしていただけると有り難いのですが、共感出来る箇所のみでお願いします。
【S+】(普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。OVAクリスマススペシャル)
【S】(WORKING!!! 最終回すぺしゃる「ロード・オブ・ザ・小鳥遊」)
【A+】ゆるゆり さん☆ハイ!
【A】俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツられた件
【A-】VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
【B】あにトレ!EX
【B-】学戦都市アスタリスク
落第騎士の英雄譚
【C+】ランス・アンド・マスクス(Lance N’ Masques)
てーきゅう 6期
【C】対魔導学園35試験小隊
ハッカドール THE あにめ~しょん
温泉幼精ハコネちゃん
【C-】櫻子さんの足下には死体が埋まっている
【D】不思議なソメラちゃん
JKめし!
【D-】コメット・ルシファー
【視聴断念】コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ (1話まで)
ヘヴィーオブジェクト (2話Aパートまで)
●普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。OVAクリスマススペシャル
25日2時36分放送の『クリスマススペシャル』という事で、時期に沿ったクリスマス回。
…短い! いや、そんな事ないんですけどね。
「ずっと観ていたかった」と心から思える、本編中で誕生日を祝ってもらう縁さんのような…そんな幸せなひと時が、私にとっての素敵なクリスマスプレゼント。
OVA第二弾の『PV作ってみた。』も楽しみ。
●WORKING!!! 最終回すぺしゃる「ロード・オブ・ザ・小鳥遊」
最終回に相応しい、キャラクター総出演。
幸せで、寂しくて、充実した1時間だった。
同シリーズを知った事自体は結構前だが、実際に全話観たのは今年7月の一挙放送で、
ファンの方と比べると、思い入れはとても浅いものと思われる。
それでも宗太の告白は感動したし、
1期OP曲の“SOMEONE ELSE”と共にワグナリアへと集結したキャラ達には涙が溢れた。
シリーズ完結という事で非常に残念だが、大団円に満足な気持ちで一杯。
●ゆるゆり さん☆ハイ!
1期2期の放送時も見てはいたが、正直そこまで注目していなかった。
その中で論ずる事は憚ってしまうが、製作会社の変わった3期では、
百合の傾向が視聴者に擦り寄っているように感じられた。
それでいて高い評価にした理由は、ユルい中にも緩急の付いたテンポや
キャラクター個々の目線で様々な視点を見せてくれた事だ。
特に無声映画を思わせる、第8話。りせ が あかりのノートを拾ってから、
西垣先生にタコ焼きを食べさせてもらい、自身の体を預けるまでの5分半…
BGMと相俟って本当に癒やされた。
最終回を、強く残念に思う作品だった。
●俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツられた件
筋骨隆々の兄貴達が主人公を拉致し、お嬢様学校に“庶民サンプル”として転入させるという
全く訳が分からないスタートをして以降、
書き切れない程のネタを最後の最後まで投下し続けた『ニコニコ向けの一点特化型アニメ』。
近年、女性らしい肉感的な表現をするアニメは増えてきたが、
それを直接的に言及する事については多くなかったのではなかろうか。
この作品では女性だけに留まらず男性の肉体に対しても、主人公が情熱的に語っており、
或るヒロインは、その情熱に気付き、矢印(主人公の目線)付きで説明するシーンがある。
しかし説明した本人含め、それを破廉恥だとは思わない不思議な世界…それが清華院女学校のお嬢様。
「お嬢様って、すごいですわ!」
●VALKYRIE DRIVE -MERMAID-
「お色気百合アニメ」と、軽い気持ちで見始めた本作。しかし、予想を裏切る面白さで、
暫定版では今期イチとしたが、終盤の展開がそれを変えた。
先ずは、百華が“直接”衛星を破壊するシーン。
こうしたタイプのアニメは無駄に話を大きくしがちだが、このシーンもその一つ。
差し詰め、狂気に駆られた百華の心情が『直接破壊』させたとも言えるが、
私には「また宇宙か」と興醒めの要因となった。
次に、百華のフルアーマーからの巨大化。今度は物質的に大きくしてきた。
以前登場した にみ に活躍の場を設ける為、
ロボット好き・巨人(某球団ではなく)好きなどを取り込む為、
これも百華の心情を、巨大化という『敢えて分かり易い手法』で表したと思われるが、
私には、前述のような“裏”を感じ、同じく興醒めの要因になってしまった。
最後に、シャルロットの扱い。
少数ながら施設内で大きな力を持っていた組織の元リーダーも、後半はただの駒。
最終回で改心し、魅零達と共に百華と対するような展開を期待したが、
蚊帳の外で二言程度、うわ言のように呟いただけである。
こちらの意識が間違っていただけなのかもしれないが、重要人物だと思っていただけに非常に残念だ。
とはいえ、戦闘シーンキャラ同士の掛け合いなどは勿論、
爆乳プロデューサーを据えての《乳へのこだわり》は感嘆した。
多くのTKB解禁アニメ・エロゲーでは「これコピペ(拡大率の変更程度)だろ」という、
私にとって有り難味の無い『ガッカリおっぱい』が殆どだったが、本作は違った。
―――登場するキャラの多くが『違うおっぱい』なのだ。
これは非常に挑戦的である一方、危険でもある。
例えば、魅力的なキャラのおっぱいが『ガッカリおっぱい』だったら…
別に魅力を感じていない、むしろ嫌いなキャラのおっぱいが、自分の好みだったら…
その落胆は想像に堪えない。
恐らく多くのTKB解禁アニメやエロゲーは、それを考慮し、造形を一本化する事で、
そういった『ガッカリ』を回避していると思われる。
しかし本作は、リスク回避ではなく、より大きな満足度を優先したように感じる。
結果、私は大きな満足を得る事が出来た。
また、これも多くのTKB解禁アニメ・エロゲーでは無いものだが、
勃起差分をしっかり表現している事も高く評価した。
しかし前述のマイナス要素、一部シーンで顔パーツのバランスに違和感、
TKBの拡大率も一部で違和感(現実では勃起時に収縮するTKBだが、これはアニメだし、そこまで気を遣っているとは思えない)などもあり、この位置に。
●あにトレ!EX
ストーリーは取って付けたような、あって無いようなレベルなので評価出来ないが、
それ以外の面では大健闘と言って差し支えない。特にキャラクターの動きには驚いた。
専門家ではないから分からないが、その動き自体はトレーニング宜しく繰り返しが基本で、
不自然で、ぎこちなく見える其れもあった。
しかしアングルの切り替えが多く、所謂“作画カロリー”は『5分アニメ』の枠を越え、
物凄く頑張っていたのではないだろうか。
今にして思えば《5話の悲劇》も「止むを得なかったんだ!」と、
当時落胆した自分を小一時間叱責したい。
また本編以外でも(本当にやっていたかは扨て置き)スタッフの痩身プログラムや、
出演者やスタッフ達の「みんなで踊ってみた」など、作品内容に合わせた企画を行い、
これも『5分アニメ』の枠を超えたプロモーションなのでは。
事実の如何はどうあれ私は、労いと感謝の気持ちを込めて、Blu-rayを予約した。(14年秋作品以来)
でも、アーススター → CDレンタルなどを行う某T社 → 『あっち系』の印象が…
●学戦都市アスタリスク
設定・ストーリー・キャラなど、今日の深夜アニメに「よくある」要素がてんこ盛りの本作。
加えて序盤に多く見られた、RPGのような『ウィンドウ』はチープさを助長し、
ともすれば大きなマイナスとなるところで、実際多くの批判があったからだろう、
『ウィンドウ』は序盤以降、殆ど見られなくなった。
流石に技の度にそのまま見せられてはクドくなるが、
人名ウィンドウを小さくしたり、キャラによって色調や技名のフォントを入れ替えるなど、
見せ方に工夫があれば、否定的な意見は少なくなったかもしれない。
他にも、同時期に類似作品があった事で、比較され貶められてしまった感が強い。
…という一般論は扨て置き、私はそこそこに楽しめた。
「そこそこ」だけに大きなプラスもマイナスも無いが、2クール作品という事で期待値も含め、この位置に。
●落第騎士の英雄譚
本作に限らず原作を追っていない為、「原作では」と語る事は出来ないが、
特に終盤で大きな違和感を抱えてしまった。
収監先。一輝が直接関係の無い場面でもノイズを走らせ、
色彩すら“あやふや”な程ボロボロにされても、
最後の力を振り絞り、血を吹き出しながら最大火力で技を放ち、
まともに立つ事すら出来なくても、
一生添い遂げる事を決めたステラの前では、
これまでの満身創痍が嘘であったかのように、しっかり正対し、穏やかな表情…
ラノベ原作全体は否定しないし、原作を読まない私に否定する権利も無い。
プロポーズは一世一代の大事な場面だが、しっかり正対してのプロポーズは、
それまでの顛末を「茶番だぞ、ラノベだぞ」と、欺いているようにも思えた。
片膝を付いて息も絶え絶えの中、
でも顔だけはしっかりステラを向いてプロポーズしていたら、
(それはそれでクサいが)私には格好良く映った事だろう。
でもクラウドが校門まで来て、一輝の勝利を鼻で笑いながらも祝福したシーンは良かった。
●ランス・アンド・マスクス(Lance N’ Masques)
騎士道体質を治したいが、随所に『騎士』を出してしまう葉太郎
そんな葉太郎に?魅かれ集うレディ達
最終的には「本当の騎士になり、真緒を護りたい」と決意する葉太郎
多くのキャラは可愛いが、キャラ絵や一部はキャラ自体に癖アリ。
各所に散りばめたネタ要素が、人によっては『ギャグ・茶番っぽさ』になり、
大きく評価を落とすかも…
私個人としては、そのチープさも楽しめたが、総合的に見ると「多くある内の一つ」か。
●てーきゅう 6期
4期から何となく見始めたシリーズ。
4期・5期と何となく見続けてきたが、今期は普通に面白く感じた。
しかし未だに、殆どのキャラで顔と名前が一致しなかったり、
コンセプト・主な舞台となる学校名など、分からない事だらけ。
それでも見てしまう理由は、一話当たり5分にも満たない短編ゆえか。
あにトレ!EXと同じくアーススターなので『あっち系』を匂わせてしまうが、
きっと来期も何となく見てしまうんだろう…
●対魔導学園35試験小隊
女性キャラが『そういう場所』で直接的に色仕掛け、声豚に媚びない?低めの声、
男性主人公に集う女性キャラ、水着回などのお約束、
所謂ハーレムアニメにありがちな面と、そうでない面を兼ね備えていたタイトルだと思う。
量産系の一面はあるが、ストーリーの観点から見ると、なかなかグロく、
当初の目的?である『妹を救う』事は一応出来たが、
冒頭で揶揄されていた「雑魚小隊」の汚名を返上出来ていない(見落としていただけ?)、
分かり易い悪役との戦闘がアッサリ終わり過ぎているなど、全体的にモヤモヤが残った。
●ハッカドール THE あにめ~しょん
信号機カラーの髪色は『あっち系』を連想させ、色々察してしまうが、
動きの少ないチープさを逆手に、やりたい放題で面白おかしく描き切ったのでは。
それはそれで『あっち系』の印象を強くしてしまうが…
個々のキャラに目を向けると、3号の『男の娘設定』は私にとって余計である。
どう転んでも、男性には萌えない。二次元だろうと関係ない。
●温泉幼精ハコネちゃん
5分アニメで、ややチープなキャラ絵、
予算も少なそうな印象を受けたが、そこそこには面白かった。
“ハコネがいる日常オンライン”の配信はよ(無課金勢)
●櫻子さんの足下には死体が埋まっている
特に大きな印象はないものの暫定版で挙げた通り、
キャラ絵・背景・音楽は比較的好きだったが、
タイトルで名前が出ていた通りの櫻子(御前)さん劇場だった。
最終話。櫻子への正太郎のプロポーズ?は、
やけに大人びていたというか、高校一年生の其れとは思えない言葉で、
それまでの年相応な言動と相俟って、余計『浮いたセリフ』に感じた。
直接的に人を殺める場面は多くなかったが、日常系アニメに浸かってしまった私に、
生死を扱うアニメは合わなかったのだろうか。
●不思議なソメラちゃん
所謂「カオス系」とでも言うべきだろうか。
理解の浅い私では、最後まで何を楽しみに見ていけばいいのか分からなかった。
しかし本編以外ではあるが、ニコ生は面白かった。
●JKめし!
女子高生三人がワイワイしながら、普通とはちょっと違うレシピを紹介するアニメ。
flash時代を思わせる動きや、紹介するレシピはチープさ抜群で、
低予算感を露骨に抱いてしまうが、それはそれで楽しめた。
某『メシの顔』のように、食べるカットだけでも絵のタッチを艶やかに描いていたら、
「JK」に釣られた視聴者(私もその一人)には大好評だっただろう。
●コメット・ルシファー
ロボットアニメは苦手で、開始前にロボットが出てくる事は知っていたが、
フェリアなどのキャラクター・舞台(ガーデン・インディゴ)に魅力を感じて視聴開始。
日常・石鹸・ハーレムアニメの“ぬるま湯”に浸かり過ぎた感は否めないが、
『町や自然を平然と破壊』『何度も食べ物を粗末に扱う』『キャラが大勢死ぬ(血を流す)』
『暴力言語(戦闘民族)なキャラ』『略奪行為』など、
ロボットアニメにありがちな数々の展開には閉口してしまった。
そして最終話、ついに(やはり)…という展開。
―――最後まで“ロボットアニメ”だった。
町や自然の風景は魅力的なだけに、それを破壊するロボットの存在は心底不要に感じられた。
ED・Cパートで数年後のアフターを描いてくれた点は良かったが…
これまで、やや漠然とロボットアニメを嫌悪していたが、本作が理由を明確にしてくれた。
●コンクリート・レボルティオ~超人幻想~
背景や雰囲気は面白く感じたが、物質的な巨人化は萎える。
●ヘヴィーオブジェクト
「使わないけど、使う準備は出来てるよ」「やだなーこわいなー」のように、
政治的な意味合いで存在している“オブジェクト”なら見ていたかったが、
早々に使ってしまったので「そっちの意味での戦争か」と感じ、視聴断念。
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