町田事件(2017年8月頃のコミュニティプロフィール)
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町田事件(2017年8月頃のコミュニティプロフィール)

2017-08-16 00:40

    日本が一年で一番暑い時期であろう8月9日。
    この日、松本はニコニコ生放送にてナンパ配信(co3668266)を行っていた。
    『95キロだけどナンパしに行く』と題された放送で街行く女性に次々声をかけて行った。

    無視されるのが当然、愛想笑いをしてくれればだいぶマシという状況の中、松本はおっとり系の見た目だがなかなか巨乳なみく(仮名)という19歳の女性と奇跡的にもLINEを交換することに成功した。
    その日声をかけ始めて7人目での快挙であった。
    どうやらみくは友達とこの後予定があるが、その友達の仕事が終わらないらしく一人で時間を潰そうとしているということだった。
    「それなら一緒にアイスでも食べようよ!」と提案し、近くのファミレスに連れ出すことに成功した。

    ファミレスでみくにかき氷を奢り、自分はオムライスを注文。
    ファミレスのオムライスは卵がふわとろで安定してうまい。
    また箸の持ち方が変な人は誰かと食事する際にはオムライスとかグラタンのようなスプーンで食べる食べ物がおすすめである。

    食べながらみくについて質問していく。
    前述の通りみくは19歳の女性で、この近くで一人暮らしをしている。
    高校を卒業後、専門学校へ進学したが現在は休学中でアルバイトをして生活している。
    幼少の頃に父親の母親に対するDVが原因で母親とともに夜逃げ同然で神奈川県に逃げてきた。
    以来母子家庭という苦労の多い環境で育ったが、高校では部活ではキャプテン、生徒会でも役員を任されるなど模範となる真面目な生徒だった。
    3か月前に彼氏と別れ現在恋人はいないとのことだった。
    女友達もあまりいなく、それは女は色々と関係が面倒だからということで、男友達の方が多いといい、もっと友達を増やしたいと語った。
    松本はみくの状況を知り、下心だけで接した自分を恥じた。
    「じゃあ今日から俺たちも友達な」
    松本のその言葉は自分がみくにとって何か力になれればいいなという本心から出た言葉だった。
    「うん!」
    みくも満面の笑顔で松本に返答した。

    話せば話すほどみくは心を開いていった。
    「職場は食品工場だからおばちゃんばっかなんだよねー」
    「この前もワンピースもらったんだけど、おばちゃんのセンスでハデで着れない!」
    「一日中パイナップル切るんだよー」
    と松本の質問よりも多くを語った。
    「職場に男はいるっちゃいるけど、みんな身体目当てみたいなさ、、、」
    となぜか急にみくの方から下ネタを振り込んできた。
    お、この子は下ネタもいけるな!と松本は確信した。
    松本は一旦しまっていた下心を再び取りだして、
    「えー、じゃあ結構遊んだりしてるの?」とみくに聞いてみた。
    「うーん、最近は遊んでないかな!去年はやばかったけど笑 私初めてが結構遅くて高3の卒業式の前日で彼氏とね、前夜祭って自分の中では呼んでるんだけど、それが初めてだったからそれから解放されちゃったみたいで笑 卒業してから出会い系で4日間で16人と会って!1日目6人、2日目5人、3日目3人みたいな感じで!多分一番年上が50代かなー。彼氏は今まで4人いたけど、そのうちやったのは2人で、前の彼氏は二週間付き合ったけどやらなかった!結構みんなツイッターでDMがきて会ったりしてるんだよね!セフレは去年20人くらいいたし笑 ねー、私経験人数何人くらいに見える?ぶっちゃけ100人超えてるんだよね笑次で112人笑友達から聞いたんだけど経験人数が自分の年齢超えてるとヤリマンなんだって!ヤバくない?笑友達に人数の話したら歩く肉便器って言われた笑ヒドくない?あと、facebookで申請がきて、会ってヤッたんだけど、そいつの友達のとこ見たら前にあってやった奴がいて!それでどういうことか聞いたらどうやら友達同士らしくてみくのこと簡単にヤレるとか言ったらしいのね!ヒドイよね!そのあと3人で会って3Pしたけど笑ア◯ルもしたし笑」

    なんだこの女は…!?スーパーオサセじゃねえか!!
    数分前まで下心をしまっていたことなんて完全に忘れて松本は「えー、じゃあおもちゃとか使ったことあるの?」などと言う気持ち悪い質問を年が一回り以上離れたみくにしていた。
    ちなみにみくには28歳ということにしていた※本当は33歳です。
    「ローターバイブ電マならあるよ!まああんまり好きじゃないけど」

    これは完全にヤレる女だ。
    松本はナンパして即ホテルなんて都市伝説だと思っていた。
    無視されて当たり前、連絡先を聞けたらヒット、ファミレス等に連れ出せてホームランだと思っていた。
    松本は「俺は今満塁ホームランを打てる打席に立っている」と実感した。
    しかしその日は平日、時刻は既に23時近く。終電は24時。翌日は朝から仕事。
    休憩2時間するとして今から直ちにホテルへ行っても終電に間に合わない。
    松本は瞬時に時間の方程式を解いた。福山雅治扮するガリレオが事件を解くときのように。
    みくはこのあと友達が家に泊りにくるのだという。
    そういった状況もあり、松本はこれ以上この日みくを連れ出すのは得策ではないと判断した。
    結局この日は気をつけて帰るんだよと声をかけて駅で別れ、大人の男性を演じたのだ。
    19歳の小娘なんて大人の余裕を見せつければ簡単に落ちる。
    次に会うときは確実にベットインだ!
    松本はそう確信していた。

    次の日も松本は町田にいた。
    そして2日連続のナンパ配信枠を取った。しかし真の目的はナンパ配信ではない。
    みくとヤるためだ。
    1時間の配信枠を松本はテキトーに流した。
    ナンパ配信でヒットが打てなくても、もうヤり確がいたからだ。
    配信にイマイチ身が入らない松本をリスナーたちは叱責したが全く届かない。
    結局この日は7打数0安打(声かけ7人、LINEゲット0人)に終わった。
    配信が終わって松本はみくにLINEをした。
    「みくちゃん!今日は忙しい?」
    「うん!忙しいかな」
    おっとー、出鼻を挫かれる返信だが、最後の忙しいかなに一抹の希望が見える。
    「今日も町田にいるんだけどこれから泊りで遊ぼうよ!明日仕事行く準備してきなよ!」
    もうこういうヤリマンにはこのくらいストレートの方が伝わりやすいと思っていた。
    ヤリマンだから別にもどかしいステップを踏むこともない、ヤリマンはセッ◯スがしたいはずだ!と松本は本気で思っていた。
    「あったらなにするの?」
    何するもかにするもねーだろ!セッ◯スだろセッ◯ス!と思ったがここは相手が警戒している?もうちょっと慎重にに行った方がいいな。
    「泊まって話して一緒に寝るー」
    我ながらなかなかスマートな切り返しだ。デブだけど。
    「変なことはしない?」
    変なこと?ヤリマンのくせに変なことも何もないだろ!
    「するなら来ない?」
    既に松本が想定していた問答からは外れていた。
    「するって?」
    するって?じゃねーよ!!何言ってんねんヤリマンのくせに!
    いや、待てよこれはヤリマンのボケなのかもしれない。
    コミュニケーションの一つなんだろう。
    そう思って思いっきりツッコミを入れた。
    「そりゃーエッチでしょ!!」
    これ以上ないわかりやすい文章だ。他に解釈のしようがない。
    するとみくからはこんな返信が来た。
    「あー」
    「みく、誰でもいいって訳じゃないから」
    それは松本にとって1%も予見していなかった返信だった。
    今日は確実にヤレるそう思っていた。
    その思いがこうも簡単に打ち砕かれた。
    松本は1年半ほどで111人やった女の112人目にはなれないのだ。
    その理由は「みく、誰でもいいってわけじゃないから」だ。
    松本は笑い、「これは事件だ・・・」とつぶやいた。
    笑っていたはずなのに頬に一筋涙が伝った。
    そして真夏の生暖かい雨に打たれて帰路についた。
    この2017年8月10日の松本の行動とその結果を町田事件と呼び、松本セクシーナイトにおける凄惨なる事件として心に深く刻みたい。

    この事件における松本の敗因は全て松本自身にある。
    それは自分より一回り以上年の離れた異性に対し、当初友達になろうと言ったにも関わらず、すぐさま自分の発言を忘れ彼女を性的な目だけで見たことだ。
    友達になろうと松本が言ってから彼女は心を開いてくれたのだ。

    どんな時でも相手を尊敬する心を忘れてはいけない。
    松本にはそれが欠けていたのだ。


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