• 【呟怖】全ての終わり

    2018-08-11 00:00
    最初はただの偶然だった。

    以前から、『呟怖』には興味があったが、
    始めは、ただ何となく書いてみたくなっただけだった。

    だから、最初の題名が「い」から始まったのはたまたまだし、
    終わるのがお盆前になったこともたまたまなのだ。



    結果として、私の『呟怖』はようやく始まり、そして終わったわけだが、
    それが一体何なのかと問われると、正直、何もない。

    だが、書き始めてからは、自分でも不思議なほど続き、
    毎日の睡眠時間を削ってまで書いて投稿するほどだった。
    そう・・・まるで、何かに取り憑かれたかのように。
    それは紛れもない事実だし、
    もしかしたら、この後、何かが起こるかもしれない。
    それは、誰にもわからない。

    ちなみに、最後の最後に、もうひとつ、仕掛けを入れてみた。
    最初で最後の私の『呟怖』の投稿を平仮名にしてみる。

    まずはことわりをいれなくてはならない
    このぶんがさいしょでさいごのつぶこわである
    すべてのないようにいみはなく
    これまでくろうしてかんがえてきた
    てんさいてきなだいめいにこそいみがある
    すべてをしらべるのはてまなので
    がぞうにすべてをしめす



    おわかりいただけただろうか・・・
    では、またいつか、どこかで


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  • 【呟怖】席替え

    2018-08-09 00:35

    待ちに待った席替えの日
    誰もが期待に胸を膨らませ
    その時を待っていた

    絶対に、絶対に、あの席だけは座りたくない
    今は誰も座る者がいないあの席にだけは、
    絶対に座りたくない

    何もわかっていない担任は、
    無理に盛り上げようとおどけてみせて、
    お手製のくじを用意する

    どこの席でもいい
    ただ、あの席だけは、座ってはいけない

    あの席に座った者は、
    もう学校に来ることはなくなってしまうのだから


  • 【呟怖】持ち物検査

    2018-08-08 00:03

    自宅を出る時と帰宅した時の2回、
    必ず、鞄の中身を確認される。
    あるべきものがあるかどうか、その確認だ。
    毎回確認しなくてもいいのでは、と毎回思うのだが、
    それを口に出すことはない。

    この持ち物検査は儀式だ。
    互いに心の安らぎを得るための儀式なのだ。
    だから、私は黙って鞄を広げ、
    あなたは、自分の頭が入っていることを確認する。

    私と目が合うと、あなたは、いつものように微笑んだ。
    殺した時と同じように、あなたは微笑んだ。