ここが好きだよ藤堂三佐2020
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ここが好きだよ藤堂三佐2020

2020-04-09 18:00
    ●はじめに
     最近は新型コロナウイルスに関する暗い話題が後を絶ちませんね。権力者の思惑やぶつかり合う感情的な言葉を見ていると僕も現実が嫌になって一人アンドロメダ改で出撃したくなります。ワープした瞬間叩き落されそう。
     まあこういう時にするべき話題は一つ。
     推しの話です。

     ※推し:「「一推しのメンバー」を意味する略語「推しメン」のさらなる略語。
    グループ内で「一番お気に入りの人」「一番応援している人」を指す。」
      引用元:ピクシブ百科事典「推し」(https://dic.pixiv.net/a/%E6%8E%A8%E3%81%97)
     
     普段からTwitterを見てくれている訓練されたフォロワーなら、「島(178cm)+推し」という方程式から導かれる解はただ一つでしょう。そう。
     藤堂早紀・三等宙佐です。ごめんねマリ



     著作権に配慮し島のクソ絵でお送りします。
     御託を並べるのが面倒になってきたのでもう語ります。

    ●劇中の描写が好きだよ藤堂三佐
     藤堂三佐の本編初登場は第17話なのですが、円盤を第6章しか持ってないので(無能)「回生篇」をメインにお送りします。

    ○第19話「ヤマトを継ぐ者、その名は銀河」

     ・CRSについて解説するドヤ堂さん。本編において三回(ここ、22話、26話)しかない貴重な藤堂三佐の笑顔です。さっそくヤマトクルーを出し抜けて上機嫌?第五章のシナリオで「コスモリバースの奇跡はもう起きない」と発言している辺り若干アンチヤマト派の気がありそう。

     ・作戦〈ブラックバード〉終了後、自らが進むべき道を説いた藤堂三佐に対し、新見が「それでいいんですか」と詰め寄るシーン。基本的に艦長らしい落ち着き払った言動が多い藤堂三佐にしては珍しく「やめて」という鋭い拒絶の一言。一気に不穏になる銀河の艦橋の空気が容易に想像できます。「それこそ不要な干渉よ、薫」と切り捨てた後も視線は新見を外さずじっと見据えているのもとてもいい。

    ○第20話「ガトランティス、呪われし子ら」

     ・市瀬と島の「早く交換しちゃいたい…」のやり取りを聞いていた真田に目を向けられた時の反応が好き。一瞬ちゃんと視線を受け止めるのがいい。
     ・白色彗星がワープインするべく移動し始めた時に艦長のお約束になりつつある「そこは壁(天井)です」をやってくれるところ。お茶目でかわいい。

    ○第21話「悪夢からの脱出!」

     ・冒頭の回想シーン、「ママ」呼びが好き。「早紀もこのお花のように…」のやりとりは多分家族写真を撮ったころ(中学生くらい?)だからまだわかるけど母親が自殺したころ(2193年=藤堂三佐はJK)もまだ「ママ」呼びなの推せる。お父さんが仕事で忙しい分ママッ子に育ったんだろうなあ。あと、任務中も家族写真を見られるようにしているのがホント好き。

     ・G計画とは何だ、と真田さんに問い詰められるシーンで思わず目を伏せる藤堂三佐。前2話ではしっかり視線を受け止めていたのに。やっぱりG計画の根幹であるAI丸投げ、人類存続の辺りには後ろめたさが残ってたんでしょうね。

     ・「恐怖を克服するには…」からの一連のセリフ。波動防壁やショックカノンなどガミラスに対抗しうる装備を攻防兼ね備えたヤマトと違い、地球は丸腰。ヤマトが帰還するまで和平すら知らなかった地球人からすればガミラスへの恐怖心は相当なものだったでしょうね。OMCS製とはいえどまともな食事や人類最後の希望であるゆえに採算度外視で用意されたであろう潤沢な物資の供給、さらにはイスカンダルで海水浴してみたり帰路では乗員の結婚式を挙げたり…など時にお気楽ムードだったヤマトと違って地球は満身創痍。おそらく地球に残っていたであろう彼女が「滅びを経験した人類の結論」と言い切ったのは、山南さんの言葉を借りれば「浮世離れした」ヤマトクルーに対する藤堂三佐の正直な思いかもしれませんね(オタク特有の早口)

     ・山南艦長の「ヤマト発見!」に対して決心が揺らぐ藤堂三佐。おそらくこの瞬間、彼女の中で初めてヤマト救出という選択肢が浮かんだのでしょうね。そう考えるとそのあとの日下部さんの「アンドロメダ単独で援護もなしに」、神崎さんの「アンドロメダ単艦では…!」というセリフが振りにしか聞こえない。お前ら艦長好きすぎかよ。
     

     ・そのあとの、真田さんからの意見具申に目をそらす藤堂三佐。ここはヤマトクルーへではなく、むしろ銀河クルー(や司令部)に対する後ろめたさでしょうね。これまで散々「ヤマトは沈んだ」ことを前提に行動し、またヤマトが理想としていた世界とは真逆の方向に進みゆく現実を肯定し続けていたことへの責任感と言いますか。これまでの行いの責任を取ろうと感じているのは山南艦長も一緒ですが、山南艦長がアンドロメダと心中しようと考えたならば藤堂三佐はG計画や間違えた未来に向かって進む地球そのものと心中しようと考えていたのかもしれません。現実を受け入れこそしていたものの、それに対する自分個人としての答えは導き出せずにいた…とも言い換えられそうですね(オタク特有の以下略)

     ・みんな大好き「果てしなき戦い」。前項のような責任を感じていた藤堂三佐に響いたのは「人は弱い、間違える、それがどうした!?」「恥を知るのも間違えるのも全部人間の特権なんだ!」のあたりでしょうね。AI銃殺もなかなかパンチのきいた描写でしたがハッタリと考えれば大アリでしょう。うろたえる市瀬と対照的に即座に対応する神崎副長がカッコよすぎる。潰走を続けていた藤堂三佐が「共に生き抜くために」と言い切るのもカッコよすぎる。火星沖に馳せ参じた銀河はもはやAIの依り代、実験艦などではなく、恥を知り、過ちを受け入れ進み続ける「人間」の艦に他なりませんね。(オタク以下略)

    ○第22話「宿命の対決!」

     ・戦闘の段取りに縛られないゆったりとした会話シーンが福井晴敏先生の作品の醍醐味だと思うのは(最も「UC」くらいしかまともに見たことはありませんが)僕だけではないはず。21話の司令部のシーンとか最終話の雰囲気とかめっちゃ好き。福井先生は演説みたいなセリフが
    得意分野なのかもしれません。その例に漏れず、この回のAパートのほとんどを占める藤堂三佐の心中の吐露がとても素晴らしい。「第三次火星沖海戦」に当たる戦闘の終焉にふさわしい名セリフでした。予告でも使われ、当時僕とTwitterのフォロワーが議論を重ねた「私も人間でありたい…」のセリフが、21話を経た今だからこそ重い。あと、「お父さん」呼びが好き。育ちいいね(オ以下略)

     ここで終わりかと思ったか?まだあるぜ!!!

    ●高垣さんの熱演が好きだよ藤堂三佐
     お恥ずかしながら僕は藤堂三佐を知るまで高垣彩陽さんという声優を全く存じておりませんでした。出演作である「ガンダムAGE」も見始めたのがアセム編の途中からだったので、高垣さんのお声はほとんど聞いたことがなかったんですよね…。相互さんからフリット編のデシルが高垣さんだと教えてもらったときはたいそう驚きました。
     それはさておき、2202の藤堂早紀というキャラクターは高垣さんの熱演のおかげで3割増しで魅力的に見えますよね。例えば
     ・「ここから先は通さない、ガトランティス!」の気迫
     ・作戦〈ブラックバード〉終盤、AIに決断を迫られたときの「承認」にこもった僅かな逡巡と「波動エネルギー注入!」の迷いを捨てた艦長としての声色
     ・「やめて」の鋭い声、そのあとのセリフが、淡々と現実を語る口調から最後は完全に藤堂三佐個人の決意に変わるところ
     ・「恐怖を克服するには自らが恐怖になるしかない」の完全に恐怖に染まり切った声色。怖いです艦長。そのあとの「人は弱すぎる…!」の声も、自分自身が人であることを自覚しながらもそれを否定する葛藤が垣間見えて好き。
     ・「現時点をもって指揮AIを更迭、本艦の指揮は私が執る!」「銀河、火星戦線へ!」この辺の"決然"という言葉をそのまま形にしたような声が一番好きです。途中神崎副長の声を挟むことでより一層丁丁発止な感じが強調されてたまらん。
     ・22話冒頭、「銀河艦長」としての報告に当たる部分と「藤堂平九郎の娘」として父親に語り掛ける部分の声色の微妙な違い。21話の熱演に比べると前者がやや事務的に聞こえるからこそ、その後の独白にも似た彼女の言葉が優しく響きます。最高。
     …例えばとか言いつつしゃべり過ぎましたね。まあいつものことか。

    ●おまけだよ藤堂三佐
    先ほど例に挙げた「共に、生き抜くために!」のセリフですが、実はシナリオ段階ではもう一言挟まっていました。

    ******

    「山南艦長、お供します」
    死ぬための波動砲であってはなりません。ともに生き抜くために!」
    ※「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 全記録集 シナリオ編」p176より抜粋

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    このセリフの持つ意味に、最近「2199」の24話を見て気づきました。

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    「ヤマトが波動砲を使ったのは、その身を守るため…生き抜くためでした」
    ※「宇宙戦艦ヤマト2199」第24話「遥かなる約束の地」より抜粋

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     CRSをヤマトに譲渡すべきか思い悩むスターシャに向けてユリーシャが言い放ったセリフです。「生きるための波動砲」を代償としてイスカンダルから譲り受けたCRSを兵器に転用した艦の艦長たる藤堂三佐のセリフだからこそ…と解釈するのは深読みでしょうか?とまあ、そこまで考察が固まりきってるわけではないのでここでは触れるだけにとどめますが、いつか二次創作でもこの辺は取り上げてみたいなあ…とか思ったり。

    ●終わりに
     なんかいつもTwitterで似たような話ばっかりしてるので新鮮味はなかったと思いますが、僕は思いの丈をぶつけられたので満足です。総集編「西暦2202年の選択」や新作「2205新たなる旅立ち」でも藤堂三佐の活躍が見られることを期待しております。まあ見れなかったら俺が作るからいいけど。ではまた~。

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