OBS Studio ニコ生ユーザー生放送 新仕様「HD配信(720P)」テスト放送設定解説
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OBS Studio ニコ生ユーザー生放送 新仕様「HD配信(720P)」テスト放送設定解説

2018-02-03 23:00

    加筆修正 2018年06月30日 - 映像 - 5/7基本(キャンパス)・出力(スケーリング)解像度
                  の解説を加筆・再編集
                  HD配信(720P)仕様に60fpsの放送はできる旨を加筆
         2018年06月28日 HD配信(720P)仕様に枠制限が無くなった旨を加筆
    初版投稿 2018年02月03日 1/23開始のHD配信に準じたテスト放送向け設定解説のみ掲載




    OBS Studio ニコ生ユーザー生放送
               新仕様「HD配信(720P)」テスト放送 設定解説



    [18'1/23発表 HD配信(720P)仕様]
    ビットレート:映像・音声を合わせて最大6000kbps
           リスナー側は3Mbps
    音声ビットレート:最大192kbps
    映像解像度:最大720p(1280x720)
    映像フレームレート:最大30fps
    ※リスナー側の再生は30fpsですが 60fpsで送信することはできます
    音声サンプリングレート:最大48kHz
    音声チャンネル数:最大2ch(ステレオ)
    100枠 18'2/27より200枠限定 18'4/18より500枠限定 18'6/28より枠制限なし
    ※30分+延長4時間30分

    ニコニコインフォ 機能・お知らせの記事一覧
    【ユーザー生放送】HD配信(720p)対応のお知らせ
    Q、生放送をNLEなどの外部ツールで高画質配信する


    OBS Studioをニコ生ユーザー生放送 HD配信(720P)で使用する前提の解説です
    テスト放送ができてから本放送に向けての設定解説は こちらです

    すでに OBS Studio プラグイン obs-rtmp-nicolive を追加している前提の解説になります

    Windows主体で解説していますが 後述するWindows 再生・録音デバイスを出す方法とサンプルレート統一の方法以外はMac版も共通です
    Windows10を 前OSのアプリケーションや各種設定などをそのまま引き継ぐ「インプレースアップグレード」(上書きアップグレード)でアップグレードをした環境では OBS Studioがうまく動かない場合があります この場合USBメモリ8GBを使う Windows10のクリーンインストール を行ってください

    Windows環境でOBS Studio公式版をお使いの方は OBS Studioを動かすために必要なランタイム・iTunesなどの環境の有無・バージョンを確認してから設定をしてください
    解説は下記の「OBS Studio公式版」に記載しました
     OBS Studio 公式版 バイナリ / インストーラー版 OBSStudio簡易インストーラ解説









    HD配信(720P)テスト放送設定編



    ニコ生でHD配信(720P)放送できるのか確認するためのテスト放送の設定です



    - 一般 - 1/7

    OBS Studio公式版の外観は3色から選べます
    Tips(チップス) に「OBS Studio公式版の色を変えたい」を載せました 公式版3色に加え
    合計14色の外観色を選べます

    写真では確認ダイアログにレ点は入っていません 配信開始/終了の確認小窓を出す出さないは好みで決めてください




    - 配信 - 2/7

    OBS Studio プラグイン obs-rtmp-nicolive解説 にプラグインを利用してログインする方法の解説があります

    放送URLなどを手入力で放送するときは 配信種別をカスタムストリーミングサーバを選択し ブラウザの外部ツール配信タブにあるURLとストリームキーを入力します




    「自動で配信開始と枠移動を行う」にレ点があるとOBS Studioの放送がすぐ止まります
     レ点を外します


    RTMP NicoLive Plugin for OBS Studio添付リードミーの抜粋
    放送終了後の強制切断により、OBS Studio が再配信できない、正常に終了できないという現象が確認されています(このプラグインの有無に関わらず)。


    筆者のPCはWin10です OBSAutoStart - OBS Studio放送開始/終了支援ツール を用いて 配信開始/終了を管理しています 新配信βのときにできなかった自動枠取り+放送開始/終了ができるようになりました
    詳細は プラグイン obs-rtmp-nicolive試作品 新配信対応版解説 に記しました
    今現在 自動枠取りツールは720P放送に対応していません

    1/23 配信たん2 Ver3.3.4.7
    1/24 PITACoreBox
    2/1 やりますアンコちゃん NicoViewer2_3_0_2
    がHD配信(720P)枠取りに対応しています


    - 出力 - 3/7

    ◇エンコーダ

    CPUでのエンコードx264・グラフィックボードでのエンコードNVENC H264(nvidia)・
    H264 Encoder AMD Advanced Media Framework(AMD)のいずれかを指定します
    当解説はCPUでのエンコードx264を中心に解説します



    CPUでのエンコードx264

    ◇ストリーミングサービスのエンコーダ設定を適応するにレ点を入れます
    ◇「出力をリスケールする」のレ点を外します
     解像度の設定は出力で行わず 映像 → 出力(スケーリング)解像度で 解像度の設定をします



    ◇レート制御

    ニコ生では「CBR」を指定してください
    固定ビットレート Constant Bitrate はタイムシフトを壊さないための対策です
    ニコ生公式放送のデータを読むと すべてCBRで放送しています
    動画の動きが激しい静かに関係なく 映像ビットレートをなるべく設定値に収める設定です




    ◇ビットレート

    通信速度を測定 して上り回線速度が7,500kbps以下のとき 測定結果の80%が配信ビットレートの上限です とりあえずこの値を入力しましょう

    写真は上り通信速度が5,300kbpsのときの設定値例です
    5,300kbps X 80%≒4200kbpsが配信ビットレート仮上限になります
    ・映像ビットレートを4,000kbpsとしましたが 厳密な値4,072kbpsでもかまいません
    ・音声ビットレートを128Kbpsで案内していますが 上限192kbpsまでの任意の音声ビットレ
     ートでも構いません




    配信の「映像ビットレートを自動調整する」のレ点を外します
    レ点が入っていると 出力のビットレートに入力した値に関係なく配信ビットレート6,000kbpsで放送してしまいます



    上り回線速度が7,500kbps以上のときは 配信ビットレートをプラグインobs-rtmp-nicoliveに任せてもよいでしょう
    このとき「配信」の「映像ビットレートを自動調整」にレ点を入れます

    プラグインobs-rtmp-nicolive が配信ビットレート6,000bpsになるよう 自動で映像ビットレートを調整します 出力の映像ビットレートに入力した値に関係なく6,000kbpsになりますが バッファは手入力になります




    ◇バッファ

    バッファはとりあえず設定したビットレートと同数を入力します













    ◇CPU使用のプリセット

    とりあえず「medium」にします
    デフォルトプリセットに関しては
    ニコニコ動画まとめwiki の 拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について 
    デフォルトプリセットの項目を参考にしてください



    ◇プロファイルは「high」にします
    目的用途別に定義された設定で「High」はハイビジョン(HD)解像度向けです
    プロファイル関しては
    ニコニコ動画まとめwiki の 拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について
    プロファイル【--profile high】の項目を参考にしてください
    ウィキペディア の H264 プロファイルとレベル を参考にしてください


    ◇チューンは「(なし)」にします
    チューンに関しては
    ニコニコ動画まとめwiki の 拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について 
    チューニング【--tune none】の項目を参考にしてください

    「可変フレームレート(VFR)」のレ点を外します
    タイムシフトを壊さないための対策と急な動画の変化に付いていけないからです
    ※OBS Studio 21.0.1に可変フレームレート(VFR)の設定はありません




    グラフィックボードでのエンコード


    グラフィックボードでのエンコード設定に関しては筆者のPC環境が貧弱なことと グラフィックボードでのエンコードで放送している人から設定を聞いたものの 適当にいじっているだけとしか情報を得られなかったので割愛しています 自分で自分の放送を見て設定を変えましょう

    レート制御は「CBR」配信ビットレートは上記CPUでのエンコードx264と同じに設定して その他は特に変更無しで放送はできたとのことです




    - 音声 - 4/7

    Windows10中心の解説になります
    Mac環境は LadioCastSoundflower を用いてPCの音とマイク音声をミキシングします
    設定方法はLadioCast Soundflower OBS ニコ生でWeb検索してください


    サンプリングレートをとりあえず44,100Hzに統一します
    ・FTL方式のMixerでも放送をするなら 48,000Hzに統一しましょう
    サンプリングレートや音声ビットレートで音質が変わります 好みで変えてください
    ・周波数が高い=高音質ではありません
    PCのサンプリングレートを変更したときは 念のため今までの設定を適用してからPCの再起動をしてください



    Windows10 再生・録音デバイスの出し方

    バージョン1803 (April 2018 Update)
    モニタ右下のスピーカーアイコンを右クリックします



    サウンド(S)を左クリックします










    バージョン1709 (Fall Creators Update)
    モニタ右下のスピーカーアイコンを右クリックします










    PCのサンプリングレートを変更して音が出なくなったときは PCを再起動すれば直ります



    サウンドデバイスの通信タブを開いて「何もしない」選択します














    Windows10では 再生デバイスのプロパティから音の明瞭化タブのラウドネスイコライゼーションにレ点を入れます 放送に乗せるPC音の音量が上がらない問題を解決できます

    Windows10 アニバーサリー(バージョン1607 OSビルド14393)
    既定のスピーカーをダブルクリックするとスピーカーのプロパティが現れます


    上記の設定をしてPCもOBS Studioも音量100%なのに リスナーから音が小さいと言われたときは Tips(チップス) の 音量をもっと上げたい を参考に音量を上げてください



    - 映像 - 5/7

    基本(キャンパス)・出力(スケーリング)解像度は選択肢の他 手打ちで設定を変更できます
    半角英数小文字で800エックス450のように書き入れます



    基本(キャンパス)解像度 は 放送PCのディスプレイ解像度を入力します

    デスクトップの何もないところを右クリックしてディスプレイ設定へ進みます
















    ディスプレイにPC側の解像度があります

    特別な理由がない限りディスプレイ解像度は1920x1080です OBS Studioの基本(キャンパス)解像度は1920x1080に設定します

    モバイルPCなどでディスプレイの解像度に1920x1080がないときは(推奨)が添えられている値をOBS Studioの基本(キャンパス)解像度に入力します





    モバイルPCなどでディスプレイ解像度が1920x1080より小さい場合があります
    放送の都合上ディスプレイ解像度を大きくするのですが ディスプレイの文字が小さく表示されるなど読み辛くなります
    拡大縮小とレイアウトで拡大してみましょう










    出力(スケーリング)解像度 で 出力解像度の設定をします

    「出力(スケーリング)解像度」は 基本1280x720(16:9)ですが 上り回線速度次第で配信ビットレートが決まり フレームレート上限を30fpsだとすると 自ずと適した解像度が導かれます 1280x720よりも解像度が下がることもあります

    ストリーミングHD配信(720P)での解像度とビットレート におおよその解像度と映像ビットレートの相関表を記しました
    他所のストリーミングサービスでの相関表なのでニコ生HD配信(720P)に100%は当てはまりませんが参考になれば幸いです

    筆者はまだテストしていませんが16:9の1280x720に面積を超えない範囲で16の倍数になる4:3は 1088x816と1024x768です ただし タイムシフトを含め画質の劣化があるかもしれません



    縮小フィルターは ランチョスを指定します
    縮小フィルターは 画像全体に影響する映像フィルタです テストして決めますが 初めはランチョスにしておきましょう

    フレームレートは30fpsを上限に動画の滑らかな動きを観察しながら決めてください
    静止画・カメラ画像は15~30fps ゲーム放送は20~30fpsになります



    - 詳細設定 - 6/7

    公式版0.15.0・同時期公開のビルド版から「プロセス優先度」が搭載されました
    この段階ではとりあえずプロセス優先度をデフォルトの「通常」のままにします




    「自動的に再接続」のチェックを外します



    ニコニコインフォ 【7/31更新】「新配信」でお困りの方へ に Q. OBS19.0.3を利用する際、番組終了時にフリーズする場合 のQ&Aが記載されました 解説を書いている現時点での最新OBS Studio20.0.1でも同症状があります


    続いて OBSStudio プロファイル・シーンコレクションの保存 へ進み 作った設定に名前を付けてプロファイル(設定)を保存します









    □放送ページ作成

    Webブラウザで放送ページを作るときに「720P配信を行う」を選択します タイトル・詳細などは今まで通りです





    旧通常配信でいうところのテスト配信は30分間あります 放送ページに切り替わると同時にテスト配信モードになっています 
    OBS Studioの放送開始ボタンを押し ブラウザに放送画面が映り 音声も来ていることを確認してください ブラウザの番組開始ボタンを押せば放送は開始されます



    とりあえずの設定でHD配信(720P)のテスト放送をしてください
    本放送に向けて詳細な設定の解説は
     OBS Studio ニコ生ユーザー生放送 新仕様「HD配信(720P)」本放送設定解説
    に記しました





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