高画質・高音質放送ツール OBSStudio for MAC ビルド版を間違いやすい点を中心にまとめてみました 加筆修正 2017年08月31日 最近の事情に合ったobs-rtmp-nicoliveのリンクを追加
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高画質・高音質放送ツール OBSStudio for MAC ビルド版を間違いやすい点を中心にまとめてみました 加筆修正 2017年08月31日 最近の事情に合ったobs-rtmp-nicoliveのリンクを追加

2016-03-05 01:06
  • 2

ビルドツールを作成・提供してくださった皆様 および
ビルドに関するノウハウを提供してくださった皆様に感謝


加筆修正 2017年08月31日 最近の事情に合ったobs-rtmp-nicoliveのリンクを追加
              注意点にポータブルモードの件を加筆
     2017年03月12日 プリセットを加筆 その他 修正追加
     2016年10月18日 注意点 を追加
     2016年07月04日 スクリプトBuildMacOBSのダウンロードページ修正
              写真差し替え
初版投稿 2016年03月05日



基本「kilinboxの「Mac用OBS Studioをビルドする」を実行しただけです
間違いやすい・混乱しやすいところを中心に解説してみました

◆参考にさせて戴いたブログ・ニコニコ動画・コミュニティ

KillinboxMac用OBS Studioをビルドする





OBS設定編



行き詰まったら このコミュで相談放送してみてください



Open Broadcaster Software
├Windows 7/8/10、OSX 10.8+、Linux上で動くNet放送ツールです
◇OBSプラグイン ニコニコ生放送用
├◇obs-rtmp-nicolive
│├ v2.1.0(現行版)
│└ v2.2.0-pre1(試作版)
├通常配信-時間帯で変わるビットレート上限に映像ビットレートを変えることで対応します
├新配信-ログインできます
├枠取りツールで放送枠を作り、それをプラグインが感知して自動で放送開始します
└ニコ生ログインメルアド&パスワかユーザーセッションを入力をします


◆放送支援ツール
◇音声系
├□Soundflower 仮想オーディオデバイス
│└ wavtap、Advanced Audio Captureなど他にもあるものの 実績があり資料も多い
│  Soundflowerをお勧めします
├□LadioCast 仮想ステミキ
◇画面キャプチャ
├□CamTwist 仮想カメラデバイス
◇ニコ生コメントビューア・自動放送枠取り
└□Viqo
 └obs-rtmp-nicoliveとの組み合わせで自動で連続して放送できます

◇プリセット - OBSStudio for MACは「ffmpeg x264 プリセット ニコ生」で探してくださ
│い
└プリセット付属のリードミーをよく読んで使用してください

OBSStudio for MAC ビルド版のプリセットはX264用を使います

誤解されやすいのですが OBSStudio for MAC ビルド版のFFmpegは modified-v2ではありません

公式版OBS同様 X264用・OBS Studio用プリセットになります

ニコ生プリセット」で検索すると FFmpeg・OBS Studio/Classic・Xsplit・ニコニコライブエンコーダー向けのプリセットファイルが出てきます これらのほとんどはX264用プリセットです modified-v2以外のプリセットファイルであれば使えます


◆OBSStudioビルド

◇公式版OBSStudioとの違い
├□高音質音声エンコーダFDKAAC
│└□音声エンコーダで3つのOBSStudioに別れます
│ ├3つのOBSStudioの設定(プロファイル・シーンコレクション・ソース)は共通です
│ ├PCにあるiTunesのCoreAudio 32kbps~320kbps
│ ├HE-AAC v1(FDKAAC)28kbps〜128kbps
│ └HE-AAC v2(FDKAAC)16kbps〜 56kbps
├プラグイン obs-rtmp-nicoliveは内蔵されています
ビルドしたOBS StudioをUSBメモリなどに入れて持ち運びできます

◇注意事項
├スクリプトに添付されているリードミーをよく読んで下さい
├OBSStudio for MAC ビルド版のFFmpegは modified-v2ではありません
├PCにあるiTunesのCoreAudioを音声エンコーダを導入する都合上 iTunesは必須です
└ビルドに必要なアプリの総容量は15GB前後です HDD/SSDの空き容量を確認してください




◇ビルド環境構築の前準備


-1- スクリプトを準備する

Mac用OBS Studio(OBS MultiPlatform)ビルドスクリプトより
│スクリプトBuildMacOBSをダウンロードします
└□容量右側の数字がOBSStudioバージョン番号です
 ├大きい数字=最新バージョンを選んでください
 └後述するスクリプトBuildStudioOBSとバージョン番号を合わせてください
◇解凍後の置き場所はどこでも構いません デスクトップでいいでしょう





co1048576よりBuildStudioOBSをダウンロードします
└□ダウンロードサイトのファイルがOBSStudioバージョン番号です
 ├大きい数字=最新バージョンを選んでください
 └前述したスクリプトBuildMacOBSとバージョン番号を合わせてください
◇解凍後の置き場所はどこでも構いません デスクトップでいいでしょう




例)BuildStudioOBS_1.300.0132.0.zip
    数字の構成はX.XXX.OBSStudioのバージョン番号.枝番号です
    枝番号を含め 数字が一番大きいのが最新版スクリプトです



-2- パッチの移動

◇前準備
└□フォルダ表示を混乱せず操作しやすいように変更します
 │PC設定のカルマ からお借りしました
 └□Finderのフォルダを別窓で開く変更
  ├Finderのフォルダーを別の新しいウィンドウで開く - Mac
  □Finderの表示形式をリスト形式に変える
  └Mac - Finderの表示形式を切り替える方法
   
◇ファイル名のバージョン番号の都合上 ファイルの並び順は名前の降順が好ましいので
 全てのフォルダは名前降順で表示されている前提で説明を進めます

◇解凍したBuildStudioOBSにあるPatchFilesの一部をスクリプトBuildMacOBSに移します

◇移すパッチ
└□XXXXはOBSStudioのバージョン番号です
 ├順番が違う様に読めますが XXXX以降のハイフンとアンダーバーなどの違いのせいです
 ├patch_obs-studio_XXXX-HE-AAC-v2.diff
 ├patch_obs-studio_XXXX-HE-AAC-v1.diff
 ├patch_obs-studio_XXXX-crop-filter.diff
 ├patch_obs-studio_XXXX_revert_audio_encoders.diff
 └patch_obs-studio_XXXX_ignore_CoreAudio_AAC.diff

◇フォルダを名前の降順表示にしているので 一番大きい枝番のパッチから拾います

  例)patch_obs-studio_0132-HE-AAC-v2.diff
    patch_obs-studio_XXXX←この数字がOBSStudioのバージョン番号です
    枝番号を含め 数字が一番大きいのが最新版スクリプトです

BuildStudioOBSのPatchFilesの中を名前の降順で並べたファイル


パッチファイルをBuildMacOBSへ移した直後を名前の降順で並べたファイル


ファイル表示形式に触ってしまってパッチの順番が変わり混乱が生じて迷うことがあります
パッチの順番が判らなくなってしまった時は改めて名前の降順で並べましょう
写真のように並んでいるか確認してください



-3- ビルドに必要なアプリをインストールする

◇OBSStudioをビルドするためにビルド環境作成アプリとパッケージ管理アプリなどを
│インストールします
└次回のビルドからは この作業はありません

◇Xcode Command Line Toolsをインストールします
│ビルド環境作成アプリ Xcode Command Line Toolsをインストールします
└スクリプト1_Install_CommandLineTools.commandをダブルクリックします

◇Homebrew その他ビルドに必要なアプリ・ライブラリのインストール
├□他のパッケージ管理システムを使う・必要なアプリを自分で用意する方は
│ この項目を行う必要はありません
├□管理者パスワード入力を求められます
│ パスワード設定をしてないと失敗しますので
│ 普段パスワードの設定をしていない方は一時的でもいいので
│ □パスワード設定をしてください
│ └システム環境設定→ユーザとグループ→自分のID→パスワードを変更
│  →パスワードを設定していないので 古いパスワードは空欄
│  →新しいパスワード欄と確認欄に同じパスワードを入力→パスワードを変更
└□スクリプト2_Install_LIB.commandをダブルクリックします
 ├パスワードを入力しても文字の表示はありません
 └パスワードを間違えた時「Sorry,try again」と出ますので入れ直してください




◇ビルド


◇BuildMacOBSフォルダの中の 3_Build_OBS_XXX.commandをダブルクリックします
├どの音声エンコーダを選ぶのかは生主さん次第です
├□3_Build_OBS_FDK-AAC_HE-AAC_v2.command
│├HE-AAC v2(FDKAAC)16~56kbps
│└ゲーム放送で画像ビットレートを最大限使いたい生主さん向け
│  外部ミキサーやサウンドカードをお使いなら音質は16kbpsでも決して悪くはないです
├□3_Build_OBS_FDK-AAC_HE-AAC_v1.command
│├HE-AAC v1(FDKAAC) 28~128kbps
│└外部ミキサーやサウンドカードがない環境でのゲーム放送ならv1の方がいいでしょう
├□3_Build_OBS_ignore_HE-AAC_v2.command
│├PCにあるiTunesのCoreAudio  56~320kbps + HE-AAC v1 28~48kbps
│└チャンネル放送・音楽系ゲーム・音楽放送向け
◇BuildMacOBSフォルダの中にdmgファイルが現れます
◇dmgファイルをダブルクリックするとOBSアプリケーションファイルが現れます


◇ApplicationフォルダにコピーしてOBSStudioを起動しましょう
└OBSStudioの設定は「ニコ生 OBSStudio Mac 設定」などで検索してください

拙著も参考になさっていただければ幸いです

OBS Studio ニコ生ユーザー生放送向け(通常配信)設定解説

OBS Studio ニコ生ユーザー生放送 新仕様「新配信」設定解説

OBS Studio ニコ生チャンネル生放送向け設定解説




注意点

今回ビルドしたOBS Studioビルド版とOBS Studio公式版は 共通の設定ファイルを使います
使い分けする・テストなどの理由で下表のOBS Studioが同時にあるとき それぞれのOBS Studioの仕様と設定ファイルの内容が合っていないことがあります
そのために設定した音声トラック全てのビットレートの数値が変わってしまうことがあります
同じ理由でそれぞれの範囲外の設定が残っていると 起動した途端にクラッシュする恐れがあります

それぞれのOBS Studioは音声エンコーダの仕様で音声ビットレート範囲が変わっています






設定をOBS Studioのディレクトリに保存する「ポータブルモード」で動かすことで この問題を回避します
ポータブルモードの詳細な解説はこちらになります

KILINBOX OBS Studioをポータブルモードで動かす






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こんにちは。初心者コミュでの放送を見ました。「設定が共通か?」の点について経験的な所から補足。
Macはアプリが起動されると概ね以下に設定ファイルが作成されます。
・ ~/Library/Application Support/
 AppDataに作成されるユーザデータのような物が作られます。
 通常はアプリケーション名のフォルダが作られてその中に
 ファイルやフォルダが任意の形で保存されています。
 OBSはobs-studioと言うフォルダ内にシーン設定や
 ログファイルなどが保存されているようです。
・ ~/Library/Preferences
 アプリ固有のフォルダが作られる事もありますが
 .plist(property list)として保存されます。
 Wikiによるとレジストリ的な使い方をされると書いてあります。
 obsはcom.obsproject.obs-studio.plistと言うファイルが
 存在していてドメイン?(comとかjpとか).企業名.アプリ名.plistって
 感じで命名されている物が多いです。
その他~/Library/Cachesに保存されている物も多くOBSは~/Library/Caches/obsの中にDBっぽい名前のファイルが保存されています。
上記の.plistファイルの中の記述は簡素で内容が少ないのでCachesのファイルに設定などが書き込まれているんだと思います。

ファイル構造やプログラムの事は勉強していないのでざっくりとした感覚的な物ですがOBSは本家の物でもkilinさんの方法でビルドされた物でも起動されるとココを見に行くので設定は共通です。
なので設定に不整合があるとOBSが起動しない事もあり、経験した事のある物ではビルドしたOBSで音声ビットレートを低ビットレート(標準OBSに無い16KHzなど)にしてから標準OBSを起動すると設定が初期値に戻る、そもそも起動しない、と言った現象になります。
初心者コミュでも新バージョンの通知が来たのに更新(ビルド版を標準OBSで上書き)したら起動しなくなったと言って枠が取られる事がありますがこのケースだと思います。
43ヶ月前
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青月w様 コメントをありがとうございます

なるほど。音声コーデックが違い、ビットレート設定が違うと
共通の、というか一つしかない設定フォルダですし
更にレジストリ的な使い方をする.plist(property list)がある状況だと
設定がおかしくなっても不思議ではないですね。

私の想像では、ですが、~/Library/Application Support/フォルダと
~/Library/Preferencesフォルダを削除すればOBSはまっさら状態で起動できそうですが
設定ファイルを消す都合上、プロファイルやシーンは最初から作り直さなくては
ならなくなります。

プロファイルとシーンのバックアップを取って設定ファイル削除し
バックアップを入れる方法も記さないとダメですね。
43ヶ月前
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