本当の勉強法 ~上手な脳の使い方~
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本当の勉強法 ~上手な脳の使い方~

2018-10-07 16:04
    とある大学の研究により従来の勉強の仕方はほぼ全否定されました。

    みなさんは学校でどのように勉強しろと言われましたか?世の中にはどのような勉強法が出回っているでしょうか?
    「何回も覚えるまで復習しろ」「記憶に必要なのは接触回数だ」「書いて勉強しよう」あたりがパッと思いつきますが、むしろ書かなくても、読むだけで十分。また、何度も何度も同じことを復習することを「集中学習」と言いますが、これは無駄ではないにしろ、非効率的だということが分かっています。

    これらについては理由があります。
    まず、記憶は短期記憶と長期記憶の2つに分けられます。
    数分、数時間、数日まで覚えられる記憶が短期記憶、何ヵ月何年という単位で覚えていられる記憶を長期記憶といいます。これについてはみなさんご存知だと思われます。
    そして長期記憶に記憶を移すことができたら「覚えた」と言えるものだと考えていると思います。全く持ってその通りです。
    記憶とは短期記憶ではなく、長期記憶にしないと思い出せないのです。

    ではどうすれば長期記憶として保存しておけるのでしょうか?答えは単純です。
    一度短期記憶として覚えてしまえば自然と長期記憶に移されます。

    重要なのは、従来の勉強法(集中学習)は短期記憶を何回も何回も思い出しているだけで、決して「短期記憶から長期記憶に移す行為ではない」ということです。

    しかし「一度覚えてしまっても、復習しないと忘れてしまうじゃないか」という声が挙がります。
    当然な疑問ですが、実のところこれは思い出せないだけであって、忘れているわけではありません。思い出すために必要な関連性が弱いため、長期記憶から記憶を引っ張り出せていないわけです。

    つまり、長期記憶から記憶を引っ張り出すために、関連性を強くする必要があるということになります。

    そして関連性を強くするにはいくつか方法があるのですが、今回は導入しやすい方法を2つほど挙げたいと思います。
    ①想起・間隔練習
    これは忘れかけたとき(間隔)に思い出すこと(想起)です。
    例えば本を1,2回読んだあと、覚えておきたいことがあったのならそこを見返すのではなく、思い出すようにすることです。何度も見返して覚えようとするのは集中学習であり、いつまで経っても長期記憶に移りません。
    忘れかけたとき、というのは順に1,2日後、1週間後、1か月後、1年後くらいが大変よろしいです。

    ②精緻化(せいちか)
    自分なりの言葉でまとめたり、落とし込んだりすることです。
    キレイなノートっていいですよね。見やすくて復習するときわかりやすいです。しかし、記憶するという一点においては愚策です。字が汚い人は頭がいいという話を聞いたことはありませんか?これは、ノートに取った字が自分でも読めないことがあり、その時にこの時の自分は何を思ってメモ取ったんだろう?とその時の記憶を思い出そうとすることで、記憶との関連性がより強く結びつくからです。


    集中学習の落とし穴は、覚えているという感覚はあるが、実は覚えられていないことにあります。正直なところ、私は中学や高校を卒業して5年近く経ちますが、覚えた数学の公式や化学式など、80%は覚えていません。
    これは学生たちにも言えることです。集中学習により中間試験や期末試験で覚えていたとしても、受験の時にはほとんど思い出せない状態となります。
    そして受験の時に思い出すために、地獄のような受験勉強に励まなければなりません。

    忘れかけの記憶を思い出そうとする苦労はすっごく嫌な感じがします。しかし脳は苦労することで記憶がより強く結びつきます。
    苦労することで一生ものの知識を身に着けるのか、それとも集中学習という手軽な勉強法をとることで勉強時間の大半を無駄するのか。
    どちらを選ぶのもあなたの自由です。あなたがより良い人生を送れることを祈っています。


    ちなみに今日紹介した勉強法は2つでしたが、ほかにあと4つほど効果的な方法があります。

    さらに詳しい話を聞きたい場合は、メンタリストDaiGoさんのニコニコチャンネルに『認知心理学者が明かした最強の勉強法「メンタルモデル」とは?』という動画がタイムシフトで見られますので是非そちらで見てみてください。
    ちなみにDaiGoさんは「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」という本を読んで今回の内容を学んだそうです。



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