拡張プレイの時間だオラァン!
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拡張プレイの時間だオラァン!

2017-10-16 22:06
  • 14


動画で動きを見たい方はこちらで


やあ、また会ったね。

今回は、『重い呪文=強い』というMTGの不文律を確かめたいと思います。

一般的には軽くて使い易い呪文が人気ですが、やはり重さと引き換えに得たカードパワーもロマンと言える筈!

コモンだと重さをカードパワーの枷にするケースがありますが、神話レアなら枷は不要なので重いカードはそのままパワーカードと考えて間違いないでしょう!

――――そう、つまり『重い神話レア=強い!』という事です。

それなら当然このカードも超強いって事になりますよね!



7マナ エンチャント。
各ターン相手が最初に呪文を唱えた時、相手のライブラリートップを追放。
それが土地以外のカードならそれをマナ・コストを支払う事なく唱えて良い。
つまりトップが土地だったら追放して終わりという事。
……は?(威圧)


――――はい。何事にも例外というものが存在します。

軽いコストで超強いカードもあれば、重いコストでクソザコナメクジなのも存在する訳ですね。

これはどちらか? HAHAHA! 当然後者一択です。


まず、効果の誘発が相手の行動依存という完全に受け身の性能が減点要素。

さらに効果が誘発しても相手が唱えたその呪文を妨害できる訳ではない点が減点要素。

さらにさらに相手のトップが土地ならそれを追放するだけで終わるので、デッキ圧縮という相手へのメリットで終わる点が減点要素。

さらにさらにさらに各ターン1度誘発したらそのターンの間は一切仕事をしなくなる、殻潰しめいた性質が減点要素。

控え目に申し上げても『褒める所が見つからない』と言って良いレベルのクソ性能です。

しかし単体ではクソでも、他のカードとのシナジーで化ける可能性があるのがMTGの面白さです。

これも使い方次第で役に立つのでは!?

という訳でこれの性能をもう少し精査してみましょう。

『相手の呪文をコストを支払わず唱えても良い』という効果、これそのものは決して悪くない。

相手のトップ次第というランダム性が問題ですが、誘発さえさせればマナを追加で支払う必要が無い点は優秀。

また、効果の誘発は各ターンに1度だけですが、複数展開すれば複数回誘発させる事は可能です。効果がそのまま累積するのは長所と言って良いでしょう。

――――なるほど。基本的に自分へのデメリットは皆無なので、複数展開すればかなり有用になりそうです。

しかしそのためにはコストの問題が大きな壁になります。『複数展開する=デッキに複数投入する』ですが、流石に7マナエンチャントを4枚投入するのは……。

とはいえ、1枚出しただけではたいしたリターンが期待できないのはほぼ確実です。

それならせめてルーティング手段も入れて序盤に引いた時は捨てられるようにすべきか……でも捨てちゃったら複数展開できなくなるし……。


――――って、いや待てよ? 墓地に落ちる事を利用してやれば良いのでは?


5マナ エンチャント。
自分のアップキープ開始時に自分の墓地からエンチャントを1枚場に戻してよい。
5つ以上エンチャントをコントロールしている場合、他のオーラ以外のエンチャントは
マナコストに等しい値のP/Tの生物になる。


これなら7マナエンチャントも実質5マナで運用する事が可能です。

さらに通常なら足枷にしかならないコストの重さを逆に強みにする事も可能!

《意識の拡張》の効果そのものは決して悪くない。もしそれがエンチャントではなく7/7生物が持つ能力だったなら?

一線級とは言えないまでも、相手からすればかなり厄介な存在になる筈!


――――という訳で《意識の拡張》と《ニクスの星原》の併用を軸に考えていきましょう。

基本戦術は《意識の拡張》を墓地に落として《ニクスの星原》で拾うルートなので、ルーティング呪文を入れたい所ですが、今回は発想を転換しましょう。

ルーティング手段を入れなくても手札を捨てる事は可能です。そう、クリンナップ・ステップの強制ディスカードです。

手札が8枚以上あれば捨てられるのなら、わざわざルーティング呪文を入れる必要はありません。大量ドローで手札を溢れさせれば良いのです。

さて、エンチャント絡みで大量ドローといえばまずこれが挙げられます。



2マナ エンチャント。
これが場から墓地に落ちた時3枚ドローする。
1マナ3ドローと比べると控え目で邪悪ではない方だが、十分過ぎるほど強力。

2マナ3枚ドローは間違いなく破格! ただし生贄に捧げるなど場から墓地に落とす手段が必須です。候補は色々ありますが、今回はこれを採用しましょう。


2マナ 1/2 エイトグ。
エンチャントを生贄にする事で+2/+2の修正を受ける。
アーティファクトと比べるとPIG能力を持つエンチャントは少ないが、
それでも十分アドを狙う事は可能。


好きなタイミングでエンチャントを墓地に落としつつパンプアップが可能。

しかし、能力の起動にマナが必要ないのは良いが、アドの起点にするなら除去に弱い生物より置物を使った方が良いのでは?と思われる方もいるでしょう。



0マナ アーティファクト。
1マナとパーマネントを生贄に捧げる事で1点ライフゲイン。
ぶっちゃけ1点ライフゲインはインクの滲み。
本命は好きなパーマネントの生贄効果。


はい。もちろんこちらも採用しますが、今回は《オーラトグ》が生物である事を活かせるシナジーも用意してあります。

2マナ オーラ。
付与した生物が攻撃するたびにそれの上に+1/+1カウンターを1個置く。
その後、+1/+1カウンターが3個以上置かれていればこれを生贄に捧げる。
これを生贄に捧げた時、カードを2枚ドローする。
ポイントは生贄に捧げた時のメリット効果が別の行に書かれている所。


2マナ オーラ。
付与した生物が攻撃するたびにそれの上に+1/+1カウンターを1個置く。
その後、+1/+1カウンターが3個以上置かれていればこれを生贄に捧げる。
これを生贄に捧げた時、10点ライフゲインする。
ポイントは生贄に捧げた時のメリット効果が別の行に書かれている所。

これらの試練サイクルでアドを得る条件は『これを生贄に捧げる事』なので、真面目に+1/+1カウンターを積まなくても《オーラトグ》で食べてしまえば良いのです。

という訳で序盤は《オーラトグ》《孵化計画》《タッサの試練》のシナジーでアドを稼ぎ、最終的には《ニクスの星原》で戻した7/7《意識の拡張》でフィニッシュする感じですね。

では、後はこの戦術を補佐・補強できるカードを採用していきましょう。

《ギックスのかぎ爪》《オーラトグ》以外にもエンチャントを生贄にできる手段が欲しいので、ドローソースと除去手段としてこれらを採用しましょう。



2マナ インスタント。
カードを2枚ドローし、その後パーマネントを1つ生贄に捧げる。
パーマネント生贄が追加コストでは無いので打ち消されても安心。

3マナ ソーサリー。
追加コストとしてパーマネントを1つ生贄に捧げる。
アーティファクト・生物・エンチャントのどれか1つを追放する。
効果は間違いなくモダン級。これでインスタントなら……(嘆息)
まあ、今回のように追加コスト目的で使うならたいした問題ではない。


それと、試練サイクルのエンチャント先兼サーチ要員としてこれも採用します。



3マナ 1/2 人間・クレリック。
場に出た時にオーラ・カードをライブラリーからサーチして手札に加えても良い。
3マナでサーチしてそのまま手札に加えられる性能は間違いなく優秀。

後は相手への対抗手段として無難にこれらを採用しましょう。



3マナ エンチャント。
これば場に出た時にこれとは別の名前の土地以外のパーマネントを1つ対象にする。
対象のパーマネントと同じ名前のパーマネントを全て追放する。
これが場を離れた時に追放したパーマネントを場に戻す。
ナイトメア書式なので《オーラトグ》との併用で永久追放が可能。


4マナ ソーサリー。
打ち消されない全てのクリーチャーを破壊するリセット呪文。
白青を使うなら是非使いたい安心と信頼の4マナリセット。

さて、これでほぼ形になりました。最後に状況に応じて対応できるこれを入れて完成です。

――――はい。こんな感じですね!



拡張プレイの時間だオラァン!


使ってみた感想としては、2マナで2~3枚ドロー出来る上に《拘留の宝球》《至高の評決》でたいていの状況に対応できるので意外と安定した動きが可能です。

また、《ニクスの星原》《ヘリオッドの試練》を使い回す事で毎ターン10点ゲインも可能なので、ライフを攻めるデッキにも耐性を持てるので長期戦にも対応できます。

ちなみに《オーラトグ》《ギックスのかぎ爪》《ニクスの星原》《拘留の宝球》が揃うと毎ターン相手の土地以外のパーマネントを1つ永久追放する凶悪コンボが可能になります。

しかしこのデッキの本来の目的は《意識の拡張》で相手の意識をガバガバに拡張する事なので、ある意味禁じ手と呼ぶべきコンボです。――と言うか、普通に相手が投了します。

それではあまりにつまらないので、やはりこのデッキを使うなら《意識の拡張》を優先して場に戻すように心がけたいですね!


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他4件のコメントを表示
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>>2

Wasshoi!(挨拶)
PWの敬遠に関しては「なんでリリアナやジェイスがクリーチャーと同程度の対価(マナ)で言う事聞くんだ?」という、フレーバー的に納得がいかないのが理由ですねぇ。
その点、公式ですらネタにされたティッボなら2マナも払えば言う事聞いてくれるだろう(※なお無作為ディスカード)という信頼感があるので特別枠としています。

サーチ系の銀弾戦略はアリだと思いますね!
以前に《ゴンティの霊気心臓》を増産して無限ターンを得るデッキを作った時は《発明品の唸り》が役に立ってくれました。
ただ、基本的にサーチ系能力は1枚しか持って来れないので、まとめて大量にドローする方が好みではありますね。
サーチ系カードを使うなら、やはり効果が累積する事で凶悪化するカードを場に出す目的で使いたい所です。
《鏡の画廊》を出した状態で《アルハマレットの書庫》を並べれば、もはや別ゲーと言って良いレベルのアドが味わえますよ!
29ヶ月前
×
>>3

オオオンティボルト! オオオンティボルト!(おかしな目つき)
29ヶ月前
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オオオンティボルト!オオンティボルト!

サイドに正気減らしと心の傷跡入れたら駄目?
29ヶ月前
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>>7

オオオンティボルト! オオオンティボルト!(おかしな目つき)

基本的にエンチャントなら何を採用しても動かせると思いますよ!
※《嵐の目》のようなエンチャント以外が必要になるカードは厳しいですが……。
ただ、LO戦略でいくなら《ヘリオッドの試練》を2枚採用にして、より生存力を増せるようにした方が良さそうかも?
29ヶ月前
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>>8

そうですね!
サイドは《なりすまし》と《意識の拡張》OUT、《正気減らし》2枚《心の傷跡》3枚《ヘリオッドの試練》1枚INで回してみると良い感じでした!
29ヶ月前
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>>9

おお、やっぱりそうでしたか。
やはり《正気減らし》と《心の傷跡》のコンボは強いですよね!
エルドラージ三柱が採用されてなければ基本的に即死ですし。
29ヶ月前
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>>5


PW敬遠にそんな理由があったとは・・・てっきり判官びいきの反動みたいなもんだと思ってました。そういえば以前の動画で
「私は割とヴォーソスの傾向が強い」と仰られていたのをみて、ルールの裏をかきまくってる純然たるメルヴィンじゃないのか・・・と思っていたのですが、納得しました。

《異界の進化》は色拘束のきつい生物を展開する保険として、使っていましたね.
コストだけではなく色も踏み倒せる、というのは踏み倒しサーチ系のテキストには書いていない(書かれていないからこその)強みですね。

《鏡の画廊》は・・・正直高くて手が出しにくいのと、
「レジェンドルールを逆手にとって無限軌道かます」
ってのを見ちゃったからどうしても・・・。
今回の強制ディスカード利用した墓地送りにしてもそうですが、公式のルールに則り奇行に走るデッキというのは、なんか新手の露出狂みたいですね!(超賛辞-

そういえば最近、《殺戮の暴君》がすっごく暴騰してるんですよ。いわく、
「《先手+必勝》とシナジーキメてパワー14二段攻撃で合計28点パンチをぶち込もう」
ってことらしくて。
・・・これ見たときすっごいデジャヴ走りました。
このギミックが周知されたら・・・マジで来ちゃうんじゃないですか
“いい時代(イカレた時代ともいう)” が・・・・・・!

長文失礼しました。
29ヶ月前
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>>12

そう言えば《鏡の画廊》は結構高騰してるみたいですね。
やはりルール変更でPWが伝説パーマネントとして扱われるようになったのが原因でしょうか。
公式の思惑としてはよりPWを使い易い環境にしようとしているのでしょうが……フレーバー的には改悪じゃないかなーと感じますねぇ。
流石にギデオン3種が横並びになってるのを見ると苦笑いしか出てこないですよ……(嘆息)

《殺戮の暴君》はやはり確実に場に出せる点が魅力ですよね!
普通にアタッカーとしても優秀ですが、《よりよい品物》などを使った高いパワーを必要とするシナジーとの相性も抜群ですし。
最近緑のカラーパイが弱まってるように感じますが、せめてこの手の強力なファッティだけは維持してもらいたいものです……。
29ヶ月前
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不朽無しでドラゴン変化使いこなしてください
29ヶ月前
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>>14

ドラゴン変化はフレーバー的にはロマン抜群のナイスカードなのですが、如何せんドローに絡まないのが……。
いっそ相手に押し付けて瞬殺するコンボに使うという手もありますが、アドを実感できないコンボはいまいちモチベーションが上がらないですねぇ。
29ヶ月前
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