邦字新聞から見る『浅間丸』①
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邦字新聞から見る『浅間丸』①

2020-01-05 00:35

    [邦字新聞]というのをご存じだろうか。
    邦字新聞とは”日本以外の世界各国で発刊されている日本語新聞”のことを指すWikipediaより)。
    船によって戦前から多くの移民が移り住んだ地域では、住む人々に向けて政治・経済からスポーツ・暮らしにいたるまで、数多くの記事が書かれている。

    海を渡るには船しか手段がなかった時代、入港すれば「有名人の〇〇が乗ってきた」とか
    「次の出航は何日の何時だ」と書かれるし、船客のみならず船員の情報までもが書かれていたりする。

    前回記事にした『浅間丸』についても例外ではなく、処女航海時の入港の様子など、
    当時の雰囲気を感じ取ることが出来る。

    今回は、『邦字新聞デジタル・コレクション』の『日布時事(ハワイの邦字新聞)』と、
    海外邦字新聞データベース』の『日米タイムズ(サンフランシスコの邦字新聞)』から、
    浅間丸初入港の様子をお届けしたい。

    まずは浅間丸がハワイのホノルルに初入港した際の記事(入港の翌日の記事)
    https://hojishinbun.hoover.org/?a=d&d=tnj19291019-01&e=-------en-10--1--img---------
    1ページ目左下の写真を見ると、浅間丸を見ようと港に人が詰めかけたことがわかる
    2ページ目左上を見ると、浅間丸に日本座敷や一等子供室があったことがわかる
     また、その右には浅間丸船内の住友銀行出張所が盛んに利用されていたとある
    3ページ目には、浅間丸が横浜-ホノルル間の最短記録で快走したことがわかり、
     また、船長をはじめとした船員の名前も載っている
    5ページ目には、ハワイにて降りた船客の情報が載っており、浅間丸の企画展にて
     展示品が出ている露無文治氏が三等船客として乗ってきたことがわかる

    更に翌日の新聞には、スチュアードや船医らの情報がある上、二十世紀梨を
    外国人客は好まなかったとある(↓リンク先中央)
    https://hojishinbun.hoover.org/?a=d&d=tnj19291020-01.1.2&e=-------en-10--1--img---------

    今回はここまで。
    次回はサンフランシスコの日米タイムスより、サンフランシスコ初入港時の記事を取り上げたい。

    なお、今回ご紹介した浅間丸の企画展が日本郵船歴史博物館で1月13日(月)まで開催されている。浅間丸の誕生からの華々しい活躍、初代船長の功績が主な内容となっている。
    期間が残り少ないので、まだ行かれていない方、もう一度行きたい方はぜひ!
    企画展リンク
    https://museum.nyk.com/exhibition_archive/exhibition_2019_10.html

    ()日布時事がうまく表示されない場合は、左側の[Issue]タブを押せば正常に記事が出るとおもいます。

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