Fusion360でmach3用のGコードを作成する
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Fusion360でmach3用のGコードを作成する

2015-09-13 19:50
    Fusion360すごいです。

    CADとCAMがセットになっているので、今まで使っていたViaCADとMeshCAMが要らなくなりました。

    でも、完全に使いこなしていないので、CNCで加工が終わると謎の原点へエンドミルを動かそうとするので目が離せません
    (そのGコード削ればいいんですけど)

    Fusion360でモデルの作り方を解説してるHPはあるのですが、CAM側の解説はあまりありません。
    おのおの持っている工作機械が違うので当たり前といったら当たり前ですが。

    いろいろ試行錯誤しているので、忘れないうちにツールパスの作り方を残しておこうかと思います。
    ここではmach3を使ったポケット加工と貫通穴、外形切り出しのツールパスをつくります。

    一つだけ、MODELを作る前に設定しておいた方がいい点があります。
    Fusion360はデフォルトではZ軸が横向いてるので、これを縦方向にした方がツールパス作るときにわかりやすくなります。

    設定画面は右上アカウントにプルダウンメニューがあるので、Prefencesを選択。

    Generalパネルのdefault modeling orientationをZ upにします。

    これでZ軸が上を向きます。

    モデルはこんな感じ。

    ツールパスが出来るまでは次のステップを踏みます。
    1.エンドミル設定
    2.setup設定
    3.ポケット加工
    4.貫通穴
    5.外形切り出し
    6.Gコード生成

    1.エンドミル設定
     使うエンドミルがデフォルトであればいいのですが、探すより設定した方が早いです。

     CAM画面に切り替えます。

     Tool Libraryを選択。

     Tool libraryのNew Mill Toolを選択


     まずはCutterタブ。最低限4個設定すれば使えます。


     次にFeed&Speedタブ。私のCNCは回転を手動で決めるので、設定するのはFeedスピードだけです。
     Feedスピードを入力すれば、他の設定も自動的に変わります。

     私の場合、MDFを300mm/minで切削してます。

     以上でエンドミル設定は終わりです。

    2.setup設定
     setup設定のNew setupを選択します。

     stockタブのRound Up Nearestを0mmにします。

     setupタブに切り替えて、ツールの原点を真ん中から端にします。


    端にしておいた方がエンドミルの位置あわせがやりやすいです。
    本来は切り出す材料の大きさを入れるところですが、入れなくてもなんとかなります。

    3.ポケット加工

     2D設定の2D Poketを選択します。


     Toolタブで使うエンドミルを指定します。

     Geometryタブで加工するポケットを指定します。



     Heights(高さ)タブはデフォルトのままです。

     Passes(ツールパス)タブ
      変更する所だけ赤で囲ってあります。
      Finishing Passesをチェックしないと、ラフカットまでの直径が小さいポケットが出来てしまいます。

     Multiple Depthで掘り下げるステップを設定できます。
     Stock to Leaveのチェックを外しておかないとデフォルトで0.5mm小さい穴が出来てしまします。

     すべて設定し、OKを押すとこんな感じでツールパスが出来ます。




    4.貫通穴

     2D設定のCirclarを選択します。



     Toolタブ、Geometryタブでの作業はポケット加工のときとだいたい同じです。

     Heights(高さ)タブの設定で1つポイントがあります。


     モデルより下まで加工しないと穴が貫通しない場合があります。
     Bottom HeightをModel bottomに設定してoffsetは-0.5mmにします。


     これで底面から0.5mm深く加工がされます。

     PassesタブのMultiple Depthで掘り下げるステップを設定できます。


     すべて設定し、OKを押すとこんな感じでツールパスが出来ます。

    5.外形切り出し

     3D設定のContourを選択します。

     Toolタブでの作業はポケット加工のときとだいたい同じです。

     Geometryタブ
     Machining BoundayをSilhouette(シルエット)にします。
     すでにポケット加工と貫通穴はツールパスを作ってあるので、Avoid/Touch Surfacesで
     加工対象から外しておきます。
     
     Heights(高さ)タブの設定は貫通穴と同じようにbottomを-0.5mmしていきます。

     PassesタブのMultiple Depthで掘り下げるステップを設定しておきます。

     すべて設定し、OKを押すとこんな感じでツールパスが出来ます。


    以上でツールパス設定は終わりです。

    6.Gコード生成
     ACTIONSのPost Processを選択します。


     Post configurationのプルダウンメニューからmach3mll.cpsを選択する。


     Output folderで出力先を選択して、PostボタンでGコードが生成されます。

    あとはGコードをCNCに読み込ませれば加工が出来ます。

    刃物を交換する場合はsetup2を作ってあげて、そこに交換後のツールパス設定をしていけばOKです。

    Fusion360はmeshCAMより最適化されたツールパスを生成するので加工時間が減らせると思います。

    それでは!













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