ゆっくりセリフ入力アレコレ@YMM3編
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ゆっくりセリフ入力アレコレ@YMM3編

2017-07-15 01:15

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    「抑揚を有効にする」設定
     まずゆっくりの発音を大きく変えるのがファイル→設定から編集できる、「抑揚を有効にする」の設定。


     チェックを入れると次のボイスから、自動で抑揚が追加されます。



     「抑揚を有効にする」機能を使いこなすのは難しいと思います。自動で付与されるアクセントは精度がかなり低く、そのままではかえってアクセントがおかしくなります。また、漢字などの読みが違った場合、修正するのに手間がかかります。そして苦労して日本語の原則に従ったアクセントに修正しても、通常原則通りのアクセントで喋る人は居ないので、会話としては不自然な仕上がりになります。
     アクセントの制御に使う記号の解説はこちらの動画を見ると分かりやすいと思います。



    辞書登録
     YMM3に備わっている辞書機能は、ゆっくりに正しい読みをしてもらう上で重要な機能です。特に字幕を付ける環境では全文ひらがなで書く技も使えないので必須です。無数の文章をゆっくりに読ませていくうちに明らかに通常とは異なる読み方がデフォルトになっているのに気付くと思います。例えば「金」を「キム」と読むなど。マイクラを実況する時、逐一「金」の読みを直すのは面倒です。
     複数ある読み方を使わないわけではないけど自分は主に片方しか使わない単語、例えば「行った」は「いった」とも「おこなった」とも読みますが、普段喋る中で「おこなった」と読むことが無いので、「行っ」を「いっ」と登録してあります。「放って」も「ほーって」と登録。


     漢字の読みも重要ですが、基本的にゆっくりは英語をちゃんと読んでくれることはまずないので、何度も使う単語や文はそれっぽい発音で登録してあります。
     置換後に「は」や「へ」など、場合によって読みが異なる文字を使った場合は気を付けてください。例えば「あははは」の読みを「あははは」と登録しておいても、実際にゆっくりに「あははは」と読ませると発音が「あわわわ」に変わってしまいます。これは置換後に「あハハハ」と入力することで回避できます。元々ソフトークには入力された文字がカタカナの場合、ハやヘをそのまま発音する機能があります。
     上にある項目ほど優先度が高くなります。先程「金」を「きん」と登録したので、「金正日」を「きんじょんいる」と発音してしまいます。なので「金」よりも上に「金正日」を「きむじょんいる」と読ませるように登録すれば修正できます。ソートをクリックすると発音前の文字数が多いものから順に並べ替えてくれるので便利です。

    数字の読み
     数字を入力した場合、デフォルトでは<NUMK VAL=12345>のような形式で発音に入力されます。自動で「いちまんにせんさんびゃくよんじゅうご」と発音してくれるので便利ではありますが、細かい調整ができなくなるのと自動で抑揚が付与されるので面倒になるシーンも多いです。
     僕は0~9の読みを「ぜろ」などと半角全角全て登録し、その上でよく使う数字は「1920」を「せんきゅうひゃくにじゅう」など登録してあります。

    発音できない音

     ヴァ・ヴィ・ヴェ・ヴォ は ぶあ・ぶい・ぶえ・ぶお となってしまいます。ゆっくりはこれらをそのまま発音できないためです。それぞれ ば・び・べ・ぼ と登録しておくのも手です。

    字幕を決めた範囲に収める
     Shift+Enterで字幕を改行できます。字幕を付けるなら必ず使う機能です。改行することで画面やセリフ枠からはみ出さないように、立ち絵などに被らないように調整します。それでも長文になるとスペースが足りなくなるので、読点で区切ったり、時には区切らなかったりして
    次のセリフに移ります。
     一応長文になった時には字幕とゆっくりボイスを別アイテムにすることで、セリフを区切らずに対処できますが、僕の場合頻繁に4行以上の台詞になるのでその度に字幕とボイスを分けるのは面倒です。YMMを使うメリットが半減してしまいます。セリフを分ける場合、ボイスアイテムの末尾に付くボイスの無い部分、つまりセリフの間を半分か、半分より少し短いくらいで切ると自然な間になります。



    セリフの長さ
     一文が長すぎるとセリフとしては不自然になっていきます。
    「~だけど、~」→「~。でも~」
    「~だし、~」→「~だね。あと~」
     長くなりすぎた場合はこのように接続詞で一度文を区切って自然な長さにします。読点は息継ぎのタイミングでもあるので、読点と読点が離れ過ぎていると息苦しいセリフになります

    発音の高さ
     読点「、」を置くと、その前の部分が高く発音されます。読点で上がる高さは2段階。
    例えば
    「あー」の音の高さが「低」とすると
    「あー、いー」なら高さは「高、低」。
    「あー、いー、」なら高さは「高、中」。
    「あー、いー、うー」なら高さは「高、中、低」。
    「あー、いー、うー、えー」は「高、中、中、低」。
    一文を二つのボイスアイテムに分ける場合、
    セリフ①を「あー、いー、」
    セリフ②を「うー」
    と入力すれば、高、中、低とうまく繋がります。ただ、厳密な日本語の発音に従うなら文頭から文末にかけて音が下がりますが、日常会話では読点で息継ぎしてまた音が上がることは何ら珍しいことではありません。なので、
    セリフ①「あー、いー、」
    セリフ②「うー、えー、」
    セリフ③「おー」
    なんてこともやります。



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