VOICEROIDはニコ動だと声が小さい 編
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VOICEROIDはニコ動だと声が小さい 編

2017-10-29 18:46

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     VOICEROIDはニコニコ動画で使う場合、音が小さいです。テレビや製品などで使う時に、デフォルトの音量が丁度良いように作られているんだと思います。逆に言うとニコニコの提供・時報の音量が大きすぎるということですが。
     東北きりたんを購入して試験的に動画を作りましたが、ニコニコの提供の音量音量調整で気をつけること 編 で言及したおすすめの全体音量調整法。全視聴者が強制的に聞かされる音なので、これを基準にすることをここでは推奨している)
    に合わせようとすると、音量2.0(最大)の設定で使用する必要がありました。これはゆっくりボイス 女性1・2 の音量75相当であり、ゆっくりボイスを100で運用している場合、東北きりたんの音量を最大にしても、ゆっくりボイスより小さくなってしまいます。
     ボイスごとに聞こえ方も異なります。これを比較した記事がありました。

    ラウドネス値からボイスロイドの音量バランスを考えてみる
    https://v-tips.net/posts/vx9mtc50yfnpywigkcsk0lbra15oiljt

     以下、この記事からの引用です。



    ラウドネス値って何?
    ラウドネス値は音の高さによって人間が感じる音の大きさも変わる特性を元に補正した音量の計算方法です。 この数値が同じになるようにボイスロイドの音量を揃えてやることでキャラごとのバランスを整えることができます。
    ラウドネス値の単位はLUFS、数値が大きいほど音の聞こえ方も大きくなります。(LKFSという単位が使われる場合もあります)

    -21LUFSになるように音量調節してみる
    名前音量最大音量平均音量ラウドネス値
    結月ゆかり1.80-6.01 dB-21.44 dB-21.0 LUFS
    弦巻マキ1.28-5.54 dB-22.84 dB-21.0 LUFS
    琴葉茜1.46-7.17 dB-21.74 dB-21.0 LUFS
    琴葉葵1.53-6.87 dB-21.71 dB-21.0 LUFS
    東北ずん子1.16-9.76 dB-22.31 dB-21.0 LUFS
    東北きりたん1.76-8.00 dB-22.23 dB-21.0 LUFS
    京町セイカ1.62-7.61 dB-22.32 dB-21.0 LUFS

    -26LUFSになるように音量調節してみる
    名前音量最大音量平均音量ラウドネス値
    結月ゆかり1.01-11.03 dB-26.46 dB-26.0 LUFS
    弦巻マキ0.72-10.53 dB-27.89 dB-26.0 LUFS
    琴葉茜0.82-12.18 dB-26.75 dB-26.0 LUFS
    琴葉葵0.86-11.87 dB-26.71 dB-26.0 LUFS
    東北ずん子0.65-14.79 dB-27.34 dB-26.1 LUFS
    東北きりたん0.99-12.99 dB-27.22 dB-26.0 LUFS
    京町セイカ0.92-12.52 dB-27.23 dB-26.0 LUFS

    この音量に合わせておけば間違いないの?
    キャラの声質によって聞き取りやすさも変わるので、ぴったりこの数値通りにするとかえってバランスが悪くなる可能性もあります。 例えばずん子さんなんかは声が少し聞き取りづらいのでこれよりも大きめに調整してあげた方が良さそうです。

    他にも元気なキャラは声を大きめにして大人しいキャラは少し抑えめにするというように、キャラ付けによってもバランスを変える方が自然になる場合があるので、最終的には制作者のさじ加減次第になります。

    あまりこの記事の内容は過信せず、バランス調整時の参考程度にしてみてください。



    引用ここまで

     テレビ放送では-24LUFSを基準にするようです。なので各ボイロのデフォルトで丁度良くなるんでしょう。上で東北きりたんは音量最大で使用したと書きましたが、表を見て分かるように、結月ゆかりはきりたんより小さく聞こえます。つまり、結月ゆかりは音量最大で運用しても、ニコニコ提供音量基準の動画では声が聞き取りづらい状態になります
     
    対策①:他の音量を合わせる
     結月ゆかりのボイスを基準にして、これが聞き取りやすいレベルに他の音量を合わせる方法です。ただし時報や提供が流れるとちょっとだけうるさいかもしれません。

    対策②:設定ファイルから変更する

     もうひとつの方法として、VOICEROIDの設定ファイルをいじって音量を上げることも考えられます。
     


     例えば東北きりたんEXには「設定のエクスポート」機能があります(保存時の名前は任意で決める)。Exシリーズには搭載されているはず。他のVOICEROIDシリーズでも同様の操作ができたり、もしくはインストールフォルダ内に設定ファイルがある場合があります。エクスポートした設定ファイルはdatファイルとなっていて、メモ帳などのテキストエディタで開けます。
    <MasterVolume>
    という項目があり、デフォルトは1です。(ソフト内の「音声効果」のボリュームは<CommonVoice>内の <Volume>の項目。)<MasterVolume>を1.2くらいに設定すれば十分なはずです。設定ファイルを上書き保存して、今度は「設定のインポート」を行います。内部的にはマスターボリュームの設定が反映されているはずなので、あとは「音声効果」のボリュームで調整します。マスターボリュームを変更した場合に注意すべきは、音声が割れてしまう可能性があることです。割れた状態で出力された音声は、YMMやAviUtlで音量を下げても割れたままです。

    対策③:編集ソフトで上げる
     AviUtlで一括指定して音量調整をしたり、ボイスだけのレイヤーをWAV出力して、Audacity等の音声編集ソフトで音量調整やコンプレッサーをかけるなど、手段としては考えられます。特に文末にかけて音量が下がる傾向が強いボイスでは、コンプレッサーをかけると音量の変化が小さくなって聞き取りやすくなるかもしれません。不自然になるかもしれないので注意が必要ですが。面倒だったり変になったりする可能性が高いので、③の方法はあまりおすすめできませんが、この方法でやっている人もいるかもしれません。
     

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