ゆっくりボイスをAviUtlに入れてもキンキン声にならないように 編
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ゆっくりボイスをAviUtlに入れてもキンキン声にならないように 編

2016-02-22 01:15
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◯特別に必要なソフト
◯工程
◯注意点
◯原因と原理



特別に必要なソフト
・SRCDrop フリーソフト
http://www.rarewares.org/others.php
ページ内検索「SRCDrop」で探して下さい。Generic ICL11.1ってのをダウンロードで大丈夫です。複数のwavファイルのサンプリング周波数を一括で変換するのに使います。

・Namery フリーソフト
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se217399.html
複数のファイルの名前に含まれる文字列を一括で置換するのに使います。同じことができるなら他のソフトでも大丈夫でしょう。


工程
①YMMで編集したデータをexoファイルで出力する
いつも通りで大丈夫です。

②SRCDropを起動し、設定する
ウインドウ上で右クリックし、SRC Resampling Optionsを選択します。


 変換後のサンプルレートはご自分の動画に合わせて下さい。 input filenameを空欄にすれば、上図の場合だと元のファイル名末尾に”_44100”と付いたファイルが生成されます。元のファイルと同名には指定できません。
 Acceptしたらもう一度ウインドウ上で右クリックし、Select Output Directoryを選択。


 出力先は同一ファイル内で。Accept。


 右クリックのメニュー内でDelete Input Filesにチェック。
これでDRCDropの準備は完了。

③ゆっくりボイスをSRCDropにドラッグ&ドロップする
 exo出力時、出力したフォルダ内にプロジェクトファイル名と同名のフォルダが生成されます。この中にはゆっくりボイスのwavファイルが入っています。(一度AviUtlに入れるとlwiファイルが生成されますが、それらは全て削除して下さい)
 wavファイルをCtrl+Aなどですべて選択し、SRCDropにドラッグ&ドロップします。②で設定したようにサンプリングレート変換済みのファイルが生成されます。

④ゆっくりボイスのファイル名を置換する
 Nameryなどでファイル名を元のファイル名に戻します。右下の項目を使って、”_周波数”を空白に置換すれば、元のファイル名に戻せます。ボイスリスト以外のwavファイルを全て選択し、置換します。Go Namery。


⑤AviUtlを開き、拡張編集タイムラインにexoファイルをD&Dする
 再生してみてください。間違っていなければゆっくりボイスがYMMやSoftalkと大体同じように聞こえるはずです。多少音質は変わります。


注意点
 ゆっくりボイスがそれまでのキンキン声から本来の声へと戻った結果、音量バランスを大幅に見直す必要が出てきます。柔らかくなった分聞き取りづらくはなるので調整して下さい。


原因と原理
 数年前、Softalkで出力したゆっくりボイスがAviUtlに入れるとキンキン声になる問題が発生していました。

 上記動画説明文より引用

”SofTalkで出力した8000Hzのwavを、AviUtl内部で44100Hzに変換しているが、

Aviutl 0.99kだと、SofTalkで出力した際の声質とはかなり変わってしまい、
このように音割れというかキンキン響くような声になってしまっている。”

 Softalkで生成したボイスは8000Hzなんですね。ここから既に盲点でした。無理矢理な周波数変換がキンキンボイスを作っていたようです。なのでこの投稿者はSRCDropを使用して周波数を44100Hzなど、AviUtlの設定と揃えてから入力する解決策を見出しました。


その後、ver 0.99k2ではwavファイルの周波数変換が正しく行われるようになりました。

なので事前に周波数を変換する必要が無くなり、この手法も忘れ去られていました。
ところが、



 現在ゆっくり実況プレイの制作に主として用いられている上二つのソフトでは、ゆっくりボイスをまとめて生成した後exoファイルを作成し、それをAviUtlで読み込む手法を取っていますのですが、AviUtl 1.00の現在、exoファイルとして読み込まれたゆっくりボイスは正しく周波数の変換が行われず、0.99kと同じ問題が生じてしまっています。なのでSRCDropで事前に周波数を正しておく手法を再使用することになりました。
 exoファイルで同時に読み込まれたボイスと、個別に読み込んだwavファイルのボイスでは声質が変わっていたのはこのような事情があったようです。
 exoファイルの読み込み時には工程③のフォルダに入ったwavファイルを読み込んでいるので、周波数を変換したファイルをこれらと置き換えることで、周波数変換後のファイルが読み込まれます。

 今回この問題に気が付いたのは、
ブロマガ
ShadowPlayの録画で音質・音声が劣化する・割れる時は
http://ch.nicovideo.jp/acrisol/blomaga/ar960631
の解決法が判明する過程で――あれはたまたま再生デバイスのサンプリング周波数を変えたら上手く行ったことで発見したのですが――あのときもゆっくりボイスと同じように高音のみが強調された音に変わっていたことを思い出したからです。ゆっくりボイスもShadowPlayと同様、サンプリング周波数に何かしらの問題が生じているのではないかと考えました。そこでゆっくりキンキン声問題の動画を発見し、今回の解決法に至りました。
 このケース以外にも、録音・録画時と比べデータが妙に高音が突出した、人間の声では割れたように聞こえる音になった場合は、音が処理される過程のどこかで不正な周波数変換が行われている可能性を疑ってみて下さい。

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かこつ
51ヶ月前
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記事の方法でキンキンが治り、とても助かりました!!
44ヶ月前
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