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オレと「スターウォーズ」:おっさんの記憶整理 その3 2010年代~ そして伝説へ
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オレと「スターウォーズ」:おっさんの記憶整理 その3 2010年代~ そして伝説へ

2020-06-26 22:37
    私的おっさんの記憶整理の完結編。わたしの見解であり、あなたの視点とは違うかも。なので突っ込みがあれば優しくお願いします。今回も長くダラダラ。10代中心だった前回からぐーんと時間はとぶ。

    記憶にない新三部作


    ↑忙しくて”体験”してない3部作

    83年公開の旧三部作の完結編「ジェダイの帰還」からスターウォーズは長い沈黙期間に入る。復活は16年後の99年、「エピソード1 ファントム・メナスを」を1作目として旧作の前日譚が三部作で描かれることになった。

    当時、自分は20代後半。ワクワクしたのか、やっぱりスターウォーズうぜえと思ったのか、どっちだったかというと、これが全く記憶にない。

    この頃はとにかく仕事が忙しくて、忙しくて!、もう一回いうけどクッソ忙しかった!!。毎日連日連夜会社に泊まり込み。日曜も出勤。たまの休みはどこにも出かける気力もない有様。だからスターウォーズの新三部作とかの情報も入ってこない。コンビニ行けば映画のキャンペーンでペットボトルにフィギュアがついていて、そうか時代的にビンに王冠じゃなくなったんだ、と思ったくらいか。社内でスターウォーズ好きな人が必死でフィギュア集めてたのもなんとなく記憶にある。だってペットボトル買ってくると、自分はスターウォーズ好きじゃないって知ってるから、群がるようにやってきて、いらないなら譲ってくれ!というやりとりが何度もあった。会社は忙しかったけど、周りで好きな人は観に行ってったと思う。感想もきいたはずなんだけど、これも記憶に残ってない。それは全くダメだ!という否定派もいなければ、旧作よりも面白い!という肯定派もいなかったという中途半端さからきてるのかもしれない。

    とにかく忙しかった。だけどそれでも自分の生涯ベスト3に入る映画「猿の惑星」のリメイクとなる「PLANET OF THE APES」(2001年公開)(リ・イマジネーションとかいう人は、ややこしい人)は、時間をこじあけで這うようにして映画館まで出かけ、倒れ込むようにシートに座ってまで観た。そう考えるとやっぱりスターウォーズの新作には興味を持てなかったということだろう。なぜかというと、スターウォーズに限ったことではないけれど、前日譚というのは結末がみえてるわけで、興味のレベルとしては一歩下がる。あのエピソードが描かれた!っていうのは、ファンならうれしいんだろうけど、そうじゃなかった自分はスルーしてもいいかな、と考えたのだ。新三部作は99年、02年、05年と公開されて、初めてリアルタイムで経験したことになる。でも自分には接点がなかった。その時代にリアルタイムで生きていても、自分が興味もってなければ体験にならなかったのであった。

    不惑を迎えて
    時は下って2011年。人生いろいろ。仕事も変わったし、一人暮らしをやめて実家に帰ってきた。そして自分は40代まであとちょっと、という年齢になっていた。

    40歳は「不惑」。自分も40という年齢が近づけば、悟りをひらいたように惑わなくなるななのかな?と思っていたが、これがまあ、全然そうならなかった。40になっても、いや、いまだに、あれもしたい、これもしたい、まだこれができるんじゃないか?という煩悩の塊である。さすがにプロ野球選手になれるとは思ってないが、それに近いことを考えてるんだから始末が悪い。恥ずかしくて書かないけど。

    でもひとつ変わったのは「もう好きなことだけやればいいかなー」と思えたことだ。理由はわからないけど、なぜか自然と。

    ワールドカップがあるから、とサッカーを観た、ブームだからと競馬もかじってみた、大人の世界ってどんなもんかな、とお酒も飲んでみた。世の中もっと楽しいことがあるんじゃないかと、いろいろやってみた。それなりに楽しい。でも実は自分が本当に「これ面白いな!」と感じることができるものって少ない。それなりに生きてきて、もう余計なことしなくていいんじゃないか。自分が好きなことだけやってれば、と思えたのだ。それが自分にとっては、映画、読書、ゲームだと気がついた。

    もちろん趣味として追いかけていなかったわけじゃない。でもずっと好きなことを追求してるような純粋さは自分にはなかった。逆にずっと好きなモノを好きと想ってきた人ってほんとに素敵だと思う。自分の世代は趣味に没頭する人間は「オタク」と笑われた時代で、自分も「オタク」と呼ばれたくないから幅広くものをみようとしていた。でもそれが面白いとは思えなくなった。やっぱり自分が好きなところへ戻ろう。そう考えたとき、まずやってみることってなんだろう?拾い落としたものって?そう考えたとき、本当に素直に「スターウォーズを観てみよう」と思った。

    観たぞスターウォーズ!

    Amazonを覗くと、その頃ちょうどスターウォーズ6作のブルーレイBOXが出ていたので購入。


    ↑届く前からドキドキしてた

    観た順番はEP1からEP6という流れ。旧三部作を観てから、という意見もあったけど、ここは時系列に沿ってみるほうを選択した。観る前は長年積もり積もっていた思いが晴れるわけで、なんかとんでもなく緊張したのを覚えている。

    さて感想としては…初めてみて思ったことを素直に正直に書いておきたい。先に逃げをうってるみたいだけど、今は少し違う感想を持ってるし、スターウォーズ自体は面白いと思ってる。

    だけど、ブルーレイで初めて観た感想は、新三部作EP1~EP3は面白い!旧三部作はイマイチ…という感じ。

    ダースモール戦、オビワンVSアナキン、などなどのライトセーバーの戦いには痺れた!EP3のオープニングの宇宙戦闘も素晴らしい。今となっては時代を感じるCGという意見もあるようだけど、大胆なカメラワークとアクションに夢中になってしまう。

    失敗と言われる新三部作が意外なほど面白かった。続いて旧三部作を観て思ったのは、旧作ファンの方にはご容赦いただきたいが、素直にいうと「なんと古臭いんだ…」という感想。

    まず映像。EP3のオビワンVSアナキンの激戦を観たすぐ後に、EP4のダースヴェイダー戦を観ると、やはり迫力不足が気になってしまう。また派手な部分でなくても細かいところで新三部作のほうが贅沢で説得力がある。たとえばトルーパーで埋め尽くされた広場や、多数の異星人でギッシリの会議場などなど、映像が設定を雄弁に語っている。映像だけで映画の面白さは決まらないが、プラスアルファがあることもやはり間違いない。



    ↑なんだかんだいっても新三部作は映像が贅沢なところが説得力あるのよね

    もちろん両三部作の間の30年近い時間を考えれば、技術的な部分を比較するのはナンセンスだ。新三部作と旧三部作を続けて観たのが悪かったのかもしれない。自分はCG世代でもないし、60年代、70年代のSF映画の映像を「古い」と拒絶してしまうような感覚もない。でもなぜかこのとき旧三部作をみときは「あれ、なんか古いぞ?」と感じたのだ。それは自分でも意外だった。

    もうひとつはストーリー。これも既視感アリアリであまりはまれなかった。自分はたしかにこのときが初めてのスターウォーズ体験だった。しかし、この大ヒットメジャー作品は、後の作品に影響を与え続け、パロディがつくられ、様々な解説がされている。それらを意識することもなくみてきた自分としては、スターウォーズを見てなくても、似たようなものを体験していたのかもしれない。だから初見なのに「なんだかこれみたことある」という不思議な感覚だった。

    映像にしても、ストーリーにしても、初見のはずなのに、既においしいとことを吸い尽くしてしまった感があった。「古典」とよばれる作品をみると、濃縮された原点の面白さを確認できる。その反面、作品とは常に「古典」の面白さを参考にして、上書きして作られていくものなので、現在の時点でみると「あれ、これ味が薄いな」と感じることもある。このとき自分がスターウォーズをみた鑑賞は後者だった。

    ほぼリアルタイム世代でありながら、スターウォーズという作品を避け続けてきた代償なのか。もしかしたらスターウォーズに直接の影響を受けていない若い人が観るとそういった感覚はないのかもしれない。

    とにかく初見では旧三部作は意外なほど自分に響かなかった。これはいくらなんでもおかしいと思って、時間をおいて見なおしてみたら、ちゃんと面白い。でも時間を置くと、またいろいろ気になる…というのを繰り返してた。あれから今現在にいたるまで、旧三部作だけで、もう7,8回みただろうか。とにかくスターウォーズ旧三部作はまわりにくっついてるものが大きすぎて、なんだか観るたびに印象が違ってしまう。

    何回観ても変わらないのは、スターウォーズという時代に乗れなかった、ずれてしまった。という想いからくる悔しさ、寂しさだ。これは観るたびに感じる。

    最近はやっと余計なフィルタがいろいろとれて、素直に観れてる。この作品。この作品の評価が定まったのは最近のことだ。映像は雰囲気があるし、ストーリーも冒険のワクワクがある。うん、面白いですよ、旧三部作ファンに媚びをうってるみたいだけど。

    新三部作はじまる!

    2012年の秋、ディズニーがルーカスフィルムを買収し、スターウォーズの新作をつくるという
    ビッグニュースが飛び込んでくる。WEBで記事を読んだとき「ないはずのチャンスがもう一回めぐってきた」と思った。小さい頃に観に行けなかった旧三部作、忙しさでスルーした新三部作。逃した後悔ばかりだけど、新たに作られる続三部作はリアルタイムで「体験」できる!伝説化したシリーズだけに、もう新作は制作されないと思っていただけにうれしかった。

    もちろんジョージ・ルーカスが制作に関わらないとか、ディズニーナイズされた作品はどうなんだろう、という心配はあった。だけど「これからまた始まる」というワクワクのほうが大きかった。

    というものの「公開してから半年すればビデオになるからそれでいいか」というぐーたらオタタだった自分。映画や趣味に対する熱は戻ったものの、映画館へは全くいかなくなっていた。

    映画館のシステムもシネコンが主流になって、座席予約とかめんどくさそーだし、なによりしんどかったんだもん。数年前までのあのハチャメチャな忙しさが自分を億劫にしていて、休みの日はとにかく家にいたかった。ベッドでゴロン、これ最高の至福というダメ人間。そういえば、映画館へいきたがらなかった両親も、映画に興味がないんじゃなくて、とにかくしんどかったのかもしれない。同じくらいの年齢になるとよくわかる。

    エンタメは寝っ転がって楽しむものと決め込んで、休みに家で映画をみたり本を読んだりしてると「フォースの覚醒」公開年の2015年がやってきた。この頃、いつのまにか習慣になったのがネット「WOWOWぷらすと」という番組をみることだった。もうこの番組にドハマリ!映画を基本とするエンタメについて評論家、識者が語りまくる番組で、TVやラジオとは違って時間の制限やCMの区切りがないのが最大の特徴にしてメリット。1テーマについて2時間近く掘り下げるんだから、知りたい欲、考えたい欲もってる人にはたまらない番組だった。

    (”だった”と書かなきゃならないの辛い。番組は2020年6月を持って終了。youtubeでアーカイブみれることが救い)

    松崎健夫、添野知生、宇野維正(敬称略)をはじめとする人達の知識と考察、そしてなにより熱量!その熱量にひきつけられて自分ものめり込んでみてた。

    当然、「フォースの覚醒」公開の12月が近づくと、スターウォーズの特集が組まれた。そのときの出演者の方のスターウォーズを語る熱さに圧倒された。こりゃ半年後にDVDとか言ってる場合じゃねえ!この熱気をリアルタイムで共有せねば!たしかこの放送の特集は金曜の放送だったと思う。明日は休み。よし明日は映画館へいこう!と10年ぶりに映画館へ行くことを決意した。まあ、この番組は熱すぎて、その後の放送でネタバレの可能性もあったので、絶対早くみておいたほうがいいな、と思ったというのもあるけれど。それから後の話になるけど、この「フォースの覚醒」を観て以来、毎週のように映画館へいく日々が続いている。好きなことへの行動に火をつけてくれたという意味で、「ぷらすと」には本当に感謝。やっぱり人を動かすのは熱量なのだ。

    「フォースの覚醒」公開日の翌日の土曜日に映画館へ行った。スターウォーズ人気で人がギュウギュウで劇場入れないんじゃないか?と心配だったので朝イチで到着。ロビーもチケット買うときの行列も少なくはなかったけど、そこまで多くはなかった。でも熱気は感じた。いや、それはスターウォーズは特別なんだ、という思い込みだったかもしれない。どちらかというと同じ日に公開されたポケモン目当ての親子連れが多かったようにみえた。

    窓口でチケットを買う。一番後ろの左端をとった。今から考えると変なんだけど、これまでみてこなかった自分が、いい席みでみるのはやめとこうという遠慮?みたいな気持ちがあって端っこでみることにした。窓口のお姉さんに「吹き替え版だと限定版パンフレットを購入できますが、字幕版は通常版しか選べません。よろしいですか?」ときかれて、しばし、うーん…、と悩む。限定版のパンフレットには心引かれたけれど、やっぱり字幕でみることにした。昔と違って吹き替えも普通に劇場でやるようになってたけど、やっぱり洋画って日常とは少し離れた素敵な世界という想いがある。だから字幕で観たかったのだ。売店でならんでいると、前のおっちゃんがフィギュアやらキーホルダーやら山のようにグッズを抱えて2万円を超える支払いをしていた。やっぱりスターウォーズファンは熱い!自分はパンフレットの通常版を購入。限定版じゃないけれど、ミレニアムファルコンのかっちょいい表紙だったから顔がニヤけた。

    開演時間10分前に入場。久しぶりに映画観るのでトイレだけが心配。客の入りはそこそこなんだけど、とてつもない緊張と期待の空気があったことを覚えている。とりあえず観に来たけど、自分はどういう感情になるんだろう?とモヤモヤがあった。だけどそれは、もう開演して1秒もしないうちにスクリーンに心奪われた。ルーカスフィルムのロゴ!そしてあのオープニングロールとテーマ曲!あーおれスターウォーズを映画館でみてるんだ!心が震えた。涙出た。別に誰かを恨んでるとか、不遇だったとかじゃない。今まで変に避けてきた自分が素直じゃなかっただけだ。遠ざけてたけど、やっぱりこのシリーズはどこかで自分の一部だったのだ。たるんでいた糸が張りつめるように、自分の中で何かがはっきりとつながった気がした。

    Xウイングでの脱出、砂漠でフェードインしてくるファルコン、ハンソロとチューイのコンビ。ただただ楽しかった。冷静に考えると、完結したはずの帝国VS反乱軍をもう一回やるのかよ?という感情もあったんだけど…それでも映画を観た後は興奮しっぱなし。ずーっとニヤニヤしながら家に帰った。途中で自分をみかけた人には、おかしなヤツがいてると思われたにちがいない。


    ↑パンフレット探したのになかった(´・ω・`)。どこいったのかなあ…画像はbru-ray。ソフトも買った。

    8は…

    先にも書いたけど「フォースの覚醒」を観にいってからは、毎週末の休みに映画館で新作を観ることが楽しみになった。小さな頃に映画館でしかみれなかったスターウォーズへのコンプレックス。しかし、その作品が映画館へ戻るキッカケをつくってくれたのだから不思議なものだ。

    SW新三部が公開された2010年代中期の新作映画は過去の名作のリメイク、もう作られないはずのまさかの続編ブームだった。16年に「ゴースバスターズ」、2017年には「ブレードランナー2049」「エイリアンコヴェナント」、新三部作より前になるけれど2015年の「マッドマックス怒りのデスロード」。他にもインディジョーンズの新作の制作が発表されるなど、TENETの回転ドアで80年代まで時間逆行したようなラインナップ。自分の世代的には思い入れがハンパない作品たちを、まるで時間をもう一度体験するかのような数年間で、美化された部分も、変わらない良さも再確認できで面白かった。

    そんな時代の目玉のスターウォーズ新三部作2作目、シリーズ8作目の「最後のジェダイ」は2017年末に公開。すっかりファンになってた自分は金曜に有給とって朝一番から3回みた。

    大きな話題はマーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが今回はガッチリとメインのお話にからむところ。いやーこれが良かった!英雄ルークの過ち、しかし今できることに気がついた彼は、オビワンのように身を挺し未来を守る!最後にライトセーバーを持って帝国軍の前に立ちはだかったときのカッコ良さよ!めっちゃ泣いた。

    でもネットの評判は厳しかったので汗出た…特に旧三部作のファンから英雄のルークに一貫性がないという指摘が多かったように思う。自分はそこまで深くは考えてなくて、単純にルークの人間らしい振る舞いのドラマに感動したんだけど、神聖視しているファンの人には許せない部分だったのようだ。どちらが正しいとか間違ってるとかいう部分ではないかもしれない。だけど、やはり感情の温度差はある。思い入れの度合いで測ると、自分はやっぱり「にわか」で、過去作ファンとは積み重ねてきた時間が違うな、と感じた件ではある。でも一応書いておくと、2020年現在、今も自分は8はこれでよかったと思ってる肯定派である。


    ↑今でも好き・・・ごめんなさい

    そして完結へ

    8のルークの生き様に感動した自分も続三部作がお話、設定、展開などが「いろいろと雑」という意見にはうなずくしかなかった。8の公開後、自分や多くの人が、好き嫌いを語る以前に「続三部作ってあまり出来がよろしくないのでは?」という声を隠さなくなったように思う。ネットなどでは厳しい意見もみるようになった。7の頃は自分も他の人も、多少の不満には目をつぶり、諸手をあげてスターウォーズ復活万歳!と言っていた空気は消え失せた。スターウォーズというブランドはゆるやかに下降をはじめたのだ。

    逆に台頭してきたのがマーベルシネマティックユニバース。キャラクターの魅力だけでなく、シリーズを通して見事に伏線が回収されていく物語の構成に多くのファンが熱狂。区切りとなった19年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」は映画界の一大事件となった。

    「もうスターウォーズは中心的存在じゃない!スターウォーズはおっさんのもの!若い人はスターウォーズとかみてない」とか言う人もたくさんあらわれた。たしかにスターウォーズは王座から陥落したようにみえる。それは別に構わない。だけど理由が「時代」ではなく、映画としての出来、というのがなんとももどかしかった。なぜそうなったかは、なんとなくディズニーのお家事情的なものも透けて見え…というと邪推ばかりになるのでやめておきましょう。とはいえ、自分に大きな影響を与えてくれたものが沈んでいくのをみるというのは、正直寂しかった。

    どのような形で9で幕引きされるのか?雑な展開を如何にに終わらすのか。無様な終わり方はしてほしくない、もしかしたら逆転サヨナラホームランがあるのか、いやあまり期待しないほうがいい…他のファンの方もそうだったと思うけど、自分の悩み事のように考えていたこともある。いずれにしても、どういう出来であろうと、しっかり見極めようと思っていた。

    期待と不安の2019年末、続三部作の完結編であり、シリーズ9作品の完結編でもある「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が公開された。もちろん公開日に有給をとって初日の朝一の回でみる。逆転サヨナラホームランは出なかった。だけどヒットだった。ハイパースペースをギュンギュンにとびまわるファルコン、ランドカルリジアンの登場、レイVSレンの海上のライトセーバー戦、パルパティーンとの最終決戦。面白い。だけど、強引なところや、ご都合主義的なところも目に付く。スクリーンをみつめながら、これは評価も厳しくなるのかな…そんなことをぼんやり考えていたら、不意に思い詰めてるような自分がおかしくなった。なんでこんなに緊張してんだろ。もっと楽しんでみなきゃと、自分のことが馬鹿らしくなった。

    だってスターウォーズって、もともとそんなたいしたもんじゃなかったのかもしれない。スペースオペラなんて、全く興味がない人からみれば、眉をひそめるような滑稽な宇宙冒険活劇だ。だけど、その宇宙冒険活劇に真似したくなるような人生の格好良さをみつけたり、ワクワクしていたの自分ではなかったか。世間にはいろんな評価があるし、自分も気取って評論しちゃうこともある。だけど自分が大好きなものにワクワクする気持ちだけは大切にしよう。世間がどう思ったって、自分はこれが大好きでいいじゃないか。観てる途中にスッと心に落ちるものがあった。最終決戦が終わり、エンディングが近づいてくる。もうすぐこの世界が終わるんだと…と思うと、寂しくなってきた。自分が大好きな世界がここにあった。でもこれからはどうだろう。これからそんな作品に出会えるのかな…いや、自分のなかに何かに夢中になる、そんな気持ちが残っているのかな…

    「じゃ 見つけよう」

    映画の中のセリフの意味とはつながらないんだけど、スクリーンのランドカルリジアンの言葉に涙が出た。展開とは別に自分の気持ちシンクロして泣いた。子供の頃は遠い存在で嫌いにまでなったスターウォーズが、大人になってから大好きな世界に戻ってくるキッカケとなったシリーズが、最後の最後にこれからの自分にとって素敵な贈り物をくれた気がした。


    ↑映画の台詞と関係ないところで泣いちゃった。自分で考えてもちょっとイタイ

    完結じゃないのか!?

    スターウォーズは9作で完結した…はずが、新シリーズとして映画が製作されるようだ。こちらも肯定派、否定派あるようだけど、自分は大歓迎!

    シリーズのファンにとって最大のファンサービスとは何か?未公開のシーンが入った完全版DVDを出すことじゃない。過去作をデジタルリマスターすることでもない。

    「新作をつくる」という以上のファンサービスはないのだ。シリーズは神話になって閉じ込めるより、ともに時を歩んでくれる存在があったほうが全体は輝く。これからのスターウォーズに期待したい。

    そしてこのブログ三部作も今回で終わり、乱文読んでくれた人ありがとう。またどこかでよろしくです。

    それじゃ今から「マンダロリアン」みるわ!




















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