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ヒント券を語る その12 VS ボンドソフト
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ヒント券を語る その12 VS ボンドソフト

2015-10-03 20:05
    @郵送による交換
    壊れていた、汚れていた、ちゃんと動かない。買った商品に何か問題があるとき、交換してもらう、ということがあります。

    パソコンソフトの場合は、ソフトの交換ということになります。現在ではダウンロードによる最新バージョンの提供、それどころかつながってるだけでハードディスクの中を自動でアップデートしてくれたりします。いやー便利な時代になったもんですね。80年代のパソコンゲームってフロッピーディスクに入ってたので、交換ということになれば郵送ですから、全然ちがいます。

    この時代にフロッピーを送ってまで交換してもらった人ってどれくらいいるでしょうか。かなり少ないのではないでしょうか。そもそもバグが少なかったことがあります。バグが目立つようになってきたのは、ゲームが大規模化する90年代に入ってからのこと。80年代はまだゲームはシンプルな時代でプログラム全体の見通しがよかった時代でした。もちろん「GOLDの数値が書きかわった!」「町のせまいところへキャラを移動させたら出れなくなった!」など、全くなかったわけではありません。それなりにあったのでしょうが、「よっぽどひどいものでなければ」また「滅多に発生しないものであれば」、メーカー側もナイナイのみてみぬふり、をしていたように思います。情報源は雑誌かソフトハウスのファンクラブ通信くらいしかなかった時代。現在のようにソフトの情報をネットでユーザー全員が共有するっていうわけでもなかったですからね。

    さて「よっぽどひといものでなければ」ユーザーもソフトハウスも交換とか考えなかった80年代、筆者は交換してもらった経験があります。しかも4回も。そう4回もです。一体何があったのか?振り返っていきます。

    @交換いろいろ
    まずはT&Eソフトの「サイオブレード」。これは自分のPC88FRでは全く起動しませんでした。こちらから郵送して交換したディスクを送ってもらいましたが、交換後も起動しませんでした。古いディスクドライブだと起動しにくい、という噂がありましたが実際のところどうだったのでしょうか。当時遊びたかったですね。※1

    次は「野球道」。この製品はTAKERUというソフト自動販売機の専売商品だったのですが、近くになかったので、TAKERUの商品を通信販売している○○という業者から通販で購入しました。ところが、届いたディスクにはラベルが貼ってありませんでした。説明書にはプログラムディスクだの、Bディスクだのとありましたが、ラベルがなければどれがどのディスクかわかりません。仕方ないのでとりあえずユーザーディスクをつくろうとしていたら、書き込んじゃいけないディスクに書き込んでしまったのです。そして起動しなくなりました。TAKERUのサポートに電話したら

    「ええ!?ラベル貼ってなかったんですか?○○さんから購入されたんですね。ラベル貼ってもらうようお願いしてるんですがね。それはおかしいですねえ。申し訳ありません」

    といってすぐに交換してくれました。もちろん、届いたディスクにはラベルが貼ってあって安心して遊ぶことができました。そして自分が買った○○という業者さんですが、それからしばらくしてTAKERUの取り扱いやめてしまったんですよね。まさか自分の一件で、手抜きしてるのがばれて、TAKERUから、こらー!って怒られて扱えなくなったとか・・考えすぎ?まあ、オレのせいじゃないよ・・・

    次はTOWNSの「サイバーシティ」。TOWNS発売と同時に出た、日本テレネットのシューティングゲームです。このゲームは面クリアごとに自動セーブなのですが、面クリアするとドライブのランプが点灯したまま止まってしまいます。これはどうにもならん、ということで交換してもらうことになりました。

    数日後、ディスクがかえってきました。手紙もなんにも入ってなかったので、サポートに電話したら

    「あーそれはですね、検証の結果3.5フロッピーのプロテクトノッチがONになってたんですよ。ONになってたら書き込めないので気をつけてね。ウフフ」

    とサポートのお姉さんに笑われました。当時3.5とか使った事なかったのでライトプロテクトがONになってるとかわからなかった馬鹿なオレ。でもさー、ディスクは箱から出して、そのまんまの状態でセットしたんだぜ。最初からセーブできない状態で出荷してるなんてそっちのミスじゃないんですかね?ゴルァ!!・・・と言い返す度胸もなく、ユーザーサポートのきれいなお姉さん(想像)に鼻で笑われたということで、ものすごく傷ついたことを覚えています。テレネットきらい(笑)


    ↑ゲームの内容は・・いわゆるテレネットのゲームです。

    @VSボンドソフト

    最後になってしまいましたが、時系列的には一番最初、ボンドソフトの「タイムトンネル」です。もうほんとナイコン時代から遊びたくて遊びたくてしょうがなかったソフトで、手に入ったときはほんとに感動しました。

    さて起動してみると、ディスクをガッコンガッコン読み込みながら画面の下に「パート1をロードしています・・・」とメッセージが表示されます。ふむふむパート1が始まるんだな!と思って待ってると、さらにディスクをガッッコンガッコン「パート2をロードしています・・・」の文字が。あ!パート1行き過ぎちゃった!と思ってるとパート3、パート4・・と続いて最終的にパート9までいってしまいました。なんだこりゃああと頭はパニックです。パート1から始まるはずなのにパート9からスタートしてる。しかもタイムトンネルなのに、なんか宇宙ステーションからスタートしてるし・・・変なところに画面とんでるやん。ゲームの最後の方から始まってるやん!これバグだあああああ。ということで交換してもらいました。

    せっかく手に入れた「タイムトンネル」が遊べない!ということで半泣きになりながらボンドソフトに電話をかけて、交換してもらいました。

    2回も。ええ、2回もです。

    1回目の交換では同じ症状が出たんですよね。だからもう一度電話して、もう一回かえてもらったのです。

    しかし、プレイされたことはご存じだと思いますが、これバグじゃないんですよね。
    「タイムトンネル」ってストーリー上、宇宙ステーションからスタートするんです。2回目の交換でも同じ症状だったため、もうええわ、とあきらめていた頃、山下章の項略本で「タイムトンネル」が掲載されているのを見ました。ここがスタート地点だ!!と載ってた画面写真は、自分がバグってると思ってた画面!ひっくり返りました。同時に青ざめました。プレイしてみたら普通に遊べるし、これバグちゃうやん、何の問題もないやん!!

    「パート1をロードしています・・・」というメッセージもおそらくは、プログラムの分割ロードの「パート1」であって、ストーリー上のパート1じゃなかった・・・それなのに先入観でゲームのスタート地点がバグってると思い込んで2回も交換してもらったんですね。いやーほんとボンドソフトさん、すいません!!!!!!!!!ボンドソフトさんとの電話のやりとりは、ほとんど覚えてないのですが、なんかぶっきらぼうな感じの方だった印象があります。あのとき、ていねいに話してくれてればねえ・・・いやわたしが悪いです。反省。

    さらにいうとボンドソフトさんに電話するときに間違い電話した覚えがあります。緊張してたため、いきなり用件をしゃべりだしたので

    「あのータイムトンネルで宇宙ステーションからスタートしてしまうんですけどー」

    とかいう、事情がわからない人には、頭のおかしな人としか思えない内容に電話の向こうの人はパニックになられてましたね・・・


    いやーほんとオレ、ロクでもねーな。マジ反省。


    いかがでしたでしょうか。「ほとんどおまえの操作ミスか勘違いじゃねえか!!!」
    というツッコミは置いといて、冒頭に戻るとやっぱり80年代はバグがすくなかったということですかねえ。


    ↑この「タダイマ パートXヲ ロード シテイマス」のメッセージを勘違いした


    ↑問題のスタート画面


    ※1 twitterでT&Eソフトの中の人に訪ねてみたところ、「サイオブレードはそんなにきついプロテクトかかってなかったはず。だってメロディモジュールが事実上のコピープロテクトなので」というメッセージをいただきました。うーん、じゃあ何だったんだろう。


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