そこに居る
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そこに居る

2020-11-12 08:20

    最下層に有るのだ。

    だから、”その”声も聞こえやすい。

    現状の最下層、そこに居る人々の願いはただ一つ、だ。自身をこの牢獄に閉じ込めた「物」を破壊し、その外に出る。逆に言えば、”それ”を設置したか、受け継いだ者は、そこに有る「世界が壊れる可能性」に対して、常に脅威を前にしている、訳だ。不安は残り続ける、その壁は、破壊出来ないのか?

    不安は、まだ消えない。

    今のシステム上での「最下層」それは、反逆者だ、「大賀さん」その決定に逆らう者。彼らは、労働以外での対価を得る理由が無い、その内なる罪を贖罪し得ない限りは。それを計るのは「大賀さん」或いは大衆、”神”ではある。”それ”が許さない限り、それは外に出れない。

    「大賀さん」を破壊する方法は有りませんか?

    真摯で、悲痛を伴う、「最下層の声」だ。我々は、”邪悪な存在”に苦しめられている。それを打開しなければ、我々には未来が無い、何とか!

    徒労の末にそこには、隠されていた過去が有る。

    具体例だ。とある腕のいい技術者と、その死にまつわる。彼が趣味で所属していたサークルで、一つのヒット?が有った、そのリーダーが、プランナーとしては相応の腕を持ってた。その時、当たりが無かった「反逆者」は、そのサークルを潰す事を想起した。それに対して何故か、運命の様な?手にはそれが可能な権力が有って。反逆者は”それ”を使ってしまった…サークルは”その”技術者の裏切りにより崩壊する。そして、技術者もまたその後、「反逆者」に裏切られ、失意の中で、自殺した。

    誰が殺したのか?

    ともかくそうして、その「反逆者」はそれから、反逆者のフラグを背負う事に成った。

    反逆者はその後、奇妙な台頭を始める事には成る。妙な権力を手にして、大きな資本を背に、何かの横暴を可能にしていく。もちろん、それは”成功”しない。資本は何故か、支援し続ける、ただ、負債の様なモノだけは、どんどんと加算されて行った。

    売れない。

    「反逆者」だから、だ。

    不思議なくらいに、「売れる」存在を妨害する事は出来たし、協力も有った。ただ、それはもちろん、”負債として”累積はしていくのだ。やがて、ある日か、突然に、その、姿なき協力が、ぱったりと途絶えた。過去の負債と過失を問われ、失態を犯し、そして。

    それでも、彼は或いは「可哀想な最下層」なのだ。

    才能が無い。人は平等で無ければ成らないのに、何故か。

    声は、それが残したモノは、それでもまだ、そこに有る。


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