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エッセイ「いごっそう」
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エッセイ「いごっそう」

2020-11-29 22:09

    うちの父方のおじいちゃんはそれはそれは気難しくて土佐のいごっそう(頑固者)そのものだったんじゃなかろうか


    戦争中は満州でラッパ吹いてたと言っていたのだが、

    戦争が終わって高知に帰って来ると、仕事はせずおばあちゃんに働かせて、ハーレーを乗り回し遊びまわっていたらしい。

    なんといううらやま・・けしからんおじいちゃんだ。

    子供の頃は夏になるとおじいちゃんの住んでいる町内会のお祭りに、弟と二人で毎年参加していた。

    知り合いに一通り「コレうちの孫です」挨拶をすませた後

    焼きそばやらかき氷やらをおじいちゃんに買ってもらい、ベンチで弟と二人で食べていると

    万年町内会長のおじいちゃんはドヤ顔でお祭り会場中にドデカイスピーカーからお決まりの曲を流すのだ。

    同じ曲を延々リピートで。




    とある時に自分の放送でこの曲のサビを思い出して、この曲名教えてと鼻歌で歌ったらリスナーさんが教えてくれた。


    アイランドのステイウィズミーという曲だった。




    実はおじいちゃんが亡くなった時僕はもうすでに関東で働いていて、父親からその旨の電話があった。。

    電話で僕は「帰るよ」と言ったが、父親の電話口の口調で何かあると察して帰るのをやめた。


    おじいちゃんが亡くなった姿を見ていないからなのか、実家に帰ると今でもまだ生きているような気がする。

    そして来年の夏もまたドヤ顔でドデカイスピーカーからステイウィズミーをかけているような気がするのだ。



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