愛知のタキシード仮面たかきさん のコメント
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私は長い永い夢をみているんじゃないかと思う。
将来の夢とかそういうんじゃなくて、
目が覚めたらほとんど忘れてしまっている方の夢だ。
だから最近は痛みを感じなくなってしまった。
物理的な痛みはもちろん、形を作らないなんだか無責任な痛みも感じなくなってしまった。
それを人は皆、大人になったと言う。
だから私は大人になったらしい。夢の中では。
大人になった私は泣かなくなった。
いや、その一文だけだと誤解を招く。
何か感動、感激して涙を零すことはある。
だけれど、悔しかったり淋しさを紛らわしたりそこに流れる涙は何故か枯れ果ててしまった。
でも心には溺れるくらいの水が溜まっていてそれを自覚している。
これは、夢をみているからだ。
覚めて仕舞えばまたほとんど忘れてしまうだろう。
夢よ覚めろ。
私はいつものように夢から覚めようとする。
覚めない。
知っている世界に戻らない。
安心しておはようと言えるあの
“淋しさ”(寂しさではなく)とか、ね。
“努力し続ける天才を見て悔しくて”
愛華ちゃんの心のどこかできっと思ってることなのだろうか、と考えたりもする。いや、思ってはなくて潜在的なところで感じているのかな。上を、高みを目指そうと歩み続ける心の裡を感じるよ。
主題は、現状にもどかしさを感じるも、愛おしさすら覚える頑なな意地とともに前へ進み上へ登ろうとする希望、かな?違ってたらごめんね。
“沢口愛華”の心境を綴ったよき作品でした。ありがとう。
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