• 【10/20~25】先発は頑張ったのに3試合完封負けの貧打線

    2020-10-26 09:00
    打線が活発なら投手が打たれ、
    投手が頑張れば打線が打たないという噛み合わないのが今年のカープ。
    先週は先発が頑張りました。


    10月20日
    火曜日は9月末からエース級の投球が続いている九里の登板日です。
    この日の九里は神がかっていました。

    阪神打線を5回までノーヒットに抑えるピッチングを見せてくれます。
    6回に近本にツーベースを打たれてしまって記録は途絶えてしまいますが、
    8回終了時点でその近本の1本のみに抑えて試合は9回を迎えました。

    打線はプロ初四番に入った西川の先制打などで5点を挙げていました。
    そのまま準ノーノーを決めてほしかったですが、
    球数も100球を超えて疲れが出て来たのか3連打で1点取られてしまい、
    途中降板してしまいました。
    それでも試合をちゃんと作ってくれた九里。7勝目をマークしました。
    もしあと3試合登板する機会がギリギリあれば初の二桁も見えてくるので、
    最後まで頑張ってもらいたいです。


    10月21日
    水曜日は先発として最低限の仕事はしていく遠藤が先発でした。
    初回にマルテに2ランを打たれてしまいますが、
    その後は点を取られる事無く6回2失点でQSと仕事をしてマウンドを降ります。

    しかし打線が阪神投手陣を打ち崩す事が出来ず、
    クリーンアップも12打数無安打7三振と全く機能せず、
    あっさり完封負けを喰らってしまいました。

    この日の敗戦で正式にV逸が確定しました。
    まぁ新人監督ですから。来年に期待しましょう。


    10月22日
    怪我したノムスケの代わりとして先発したのは薮田でした。
    3年前に最優秀勝率を獲ってから先発薮田が行方不明になっていましたが、
    この日は打線が早いうちに点を取ってくれたので気が楽になったのか、
    5回までピンチを迎える事無く危なげなく投げ切り、
    6回2失点とQSを達成してくれて、2年振り白星を挙げる事が出来ました。

    そして堂林も規定打席に続いて8年振り100安打を達成しました。
    来年もこのままサードで固定出来るくらい来年も頑張ってもらいたいですね。


    10月23日
    戻って来てからQSは達成するも中々勝ち星が付かない床田が先発です。
    4回まで0行進で試合が進みますが、
    5回に無死満塁のピンチを作ってしまい、
    梶谷タイムリー・神里犠牲フライで2点失ってしまいました。

    2点ならばまだ逆転可能だと思いましたが、
    DeNA投手陣の前に散発3安打でチャンスを作る事が出来ず、
    この週2試合目の完封負けとなってしまいました。


    10月24日
    今年2試合目の現地観戦。
    森下のピッチングを観たかったので土曜日のチケットを買いました。

    立ち上がりにロペスの日米通算2000安打とオースティンの四球でピンチを作りますが、
    持ち前のギアチェンジでピンチを脱します。

    3回、梶谷の地を這う打球をサード堂林が悪送球でランナーを二塁に進めると、
    乙坂のライトへの打球を誠也が滑り込んでキャッチ出来ずランナーが生還してしまいます。

    エラーを取り返したい堂林は5回、
    二死から広輔ヒットの後に堂林が四球で繋ぐと、
    キャッチできなかった誠也が同点となるタイムリーを放ちます。

    新人王の為に何とか勝ち越したい所でしたが、そのまま0が続きます。
    8回二死から菊池がヒットで塁に出ると、
    打席には110球を超えた森下が向かいます。
    菊池が盗塁を決めて二塁とすると、
    森下の打球は一二塁間をしぶとく破っていき、
    俊足菊池が一気にホームへ還ってきて自らの手で勝ち越し点をもぎ取ります。

    情けないかな、今森下よりも頼れる中継ぎピッチャーはブルペンにはいません。
    前回塹江・フランスアのリレーで勝ちを消しているので、
    9回のマウンドにも森下が上がります。

    130球を超えましたが、
    最後オースティンのフェンス際のヒットを連係プレーでセカンドで刺してゲームセット。
    戸郷を超えて9勝目をマークしました。
    防御率も西と菅野を抜いてセリーグ2位まで良くなりました。
    二桁&大炎上が無ければ新人王は成績的に森下に決まりそうですが、
    どうでしょうか?記者投票なので最後まで分かりません。


    10月24日
    立ち上がりに難のある中村祐が先発でしたが、
    この日も初回からピンチを作ると宮崎にタイムリーを打たれてあっさり先制されます。

    ですが打順の関係で代打を出されましたが、
    6回まではそれ以外失点せずにこちらもQSを達成し、
    今週は先発投手全員がQSを達成するという試合展開としては、
    申し分ない投球を見せてくれました。

    ですが、ランナーを出すものの最後までホームには帰ってくる事無く、
    1週間で3度の完封負け。
    結果的に負け試合が全部完封負けという何とも情けない1週間でした。


    完全に優勝も無くなり、あとはタイトル争いのみ。
    岡本が一発を放って大山と26号で並んでいますが、
    誠也が1週間一発を放っていない間に丸と村上が24号で追いついてきました。
    試合数的にはこの5人に絞られた感じでしょうか?

    森下の防御率ですが、2位にはなりましたが1位の大野の壁が高すぎて厳しそうです。
    こちらは新人王頼みになりそうです。

    あと個人的には堂林に2本ホームラン打ってもらって、
    こちらも自己最多を記録してほしいと思っています。


    あと残り12試合。頑張って走り抜いてもらいましょう。
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  • 【10/13~18】シーズン残り1/6で注目の記録達

    2020-10-19 09:00
    6月から遅れて開幕したシーズンも残り20試合を切り、
    優勝争いから脱落したチームからしたら色々な記録に注目が集まります。


    10月13日
    この日の先発は開幕投手を務めて負けなし13連勝という
    新記録を樹立した菅野との対戦でした。

    そんな投手との投げ合いに立ち向かうのは年間ローテを守り続けている九里。
    初回こそピンチを迎えながらも0点に抑えて、
    強力巨人打線を5回まで0を並べ続けました。

    対する打線ですが、
    割と立ち上がりに得点を取る事は出来ていますが、
    立ち直るとチャンスが作れなくなる傾向があります。

    2回に坂倉が内野ゴロの間に1点取って先制します。
    いつもだとここから点が取れませんでしたが、
    4回に広輔・誠也でチャンスを作ると松山が追加点となるタイムリー、
    更にまた坂倉の内野ゴロで点を取ると、
    締めに菊池がタイムリーでこの回3点取ります。

    好投していた九里が6回に坂本にタイムリーを浴びると、
    その後岡本・丸に続かれて一死満塁という最大のピンチを迎えます。
    ここでウィーラー・大城を迎えますが、
    ギアチェンジして三振とセンターフライに抑えて最少失点で切り抜けます。

    その後九里は8回1失点とHQSを記録して、
    菅野の連勝をストップさせる事に成功しました。


    10月14日
    前日の勢いで東京ドームで3連勝出来るんじゃないかという期待をさせましたが、
    今季初先発の髙橋相手にチャンスを全く作る事が出来ず、
    會澤の一発でしか点が取れず5回を2安打1得点に抑え込まれます。

    対するカープの先発は森下・九里に続き今年頑張ってくれている遠藤。
    1-1で迎えた2回に二死からピッチャーの髙橋にタイムリースリーベースを打たれてしまい、
    勝ち越されてしまいます。

    結局この日は巨人投手陣に散発3安打に抑え込まれてしまい、
    この日の負けで巨人戦負け越しが決定してしまいました。

    また、この日の試合で堂林が8年振りに規定打席に到達しました。
    今年はシーズン通して頑張ってくれた堂林。
    打率は恐らく自己ベストを出してくれるでしょうが、
    打点・盗塁は自己最高を出してますし、
    本塁打もあと1本で自己最高14本に並びます。
    ここまで復活してくれて嬉しいです。
    単年の覚醒にはならないでくれ…。


    10月15日
    この日の先発はノムスケでしたが、
    アクシデントが生じ、2回で降板してしまします。
    翌日、右鎖骨の血栓症除去の手術の為今季絶望という報道が流れました。

    大瀬良・ノムスケと優勝には欠かせない戦力ですので、
    今はしっかり休んで来年また頑張ってもらいましょう。

    ノムスケ降板後、後を受けた高橋樹が緊急登板に対応出来ず、
    岡本・若林・田中弟にタイムリーを打たれて一挙4失点してしまいました。

    痛い4点ビハインドでしたが5回に打線が繋がります。
    菊池・ピレラの連打でチャンスを作ると、田中兄が2点タイムリー。
    そして残った広輔を松山が一発を放ってホームに還して、
    こちらも負けじと一挙4得点で同点に追い付きました。

    そして勝ち越しを狙った8回に問題のプレーが起こりました。
    一死一、三塁で打席には代打坂倉。サインはスクイズでした。
    高梨の投球は外角低めに大きく外れる投球でした。
    そこで何を思ったか坂倉はバットを引いてしまいました。
    勿論三塁ランナーの曽根は挟まれてしまいアウト。
    そして坂倉は結局三振に倒れてしまい勝ち越しチャンスを逃しました。

    それでも何とか中継ぎ陣が踏ん張ってくれて引き分けに持ち込むことは出来ました。

    そしてこの日大きな記録が生まれました。
    開幕から無失策を続ける菊池。
    幅広い守備範囲なのに尚且つ無失策という異次元の守備を魅せてくれています。

    そんな菊池がこの日6つの守備機会を無失策で処理し、
    阪神和田が記録したシーズン432連続守備機会無失策を2つ超えて、
    434連続というセリーグ新記録を樹立しました。

    このまま無失策でシーズンが終了すれば、
    大洋高木豊、日ハム白井が記録した守備率.997を抜く1.000という、
    こちらも前人未踏の記録となります。


    10月16日
    絶好調中日を地元に迎えての対戦でしたが、
    初回幸先よく松山のタイムリーで先制します。

    ですが、周平の打ち取った当たりをレフト前ツーベースにされると、
    一気に流れが向こうに行ってしまい一挙4失点と打ち込まれます。

    粘りたい打線は3回に誠也が豪快にバックスクリーンへ叩き込む22号2ランで追い上げます。

    しかし終盤までチャンスを作りますがあと一本が出ず、
    先に広島中継ぎ陣が踏ん張り切れず8, 9回で4失点してしまいました。

    敗戦ムードが漂う雰囲気の中、
    主砲誠也が意地の一試合二発目をまたバックスクリーンに3ランを叩き込みました。
    これで23号。順番の為、一旦ここで話はストップさせます。


    10月17日
    低迷カープの唯一の星森下が先発です。
    立ち上がりから強竜打線を0に抑えていきます。

    4回に好調周平にはタイムリーを打たれてしまいますが、
    その後のピンチは落ち着いて最少失点に抑え込みます。

    7回まで100球弱で被安打5、8奪三振、1失点と申し分ない投球をしてくれました。
    ルーキーが1年間頑張ってくれているので、
    100球超えはなるべくさせたくないという采配から
    8回は塹江を投入して森下9勝目をサポートしたい所でしたが、
    先頭を打ち取りながら四球とヒットでピンチを作った所でフランスアにスイッチ。
    大島に四球を与えて京田を抑えて二死満塁までこぎつけますが、
    三番阿部・四番ビシエドにタイムリーを打たれてしまい4点取られて逆転され、
    森下の9勝目は消えていきました。

    戸郷・森下の新人王レースですが、
    森下は規定投球回を満たして防御率は4位の2.21
    勝ち星は共に8勝
    奪三振は森下113 - 85戸郷
    成績は森下の方が上ですが、記者投票はイメージ投票なので、
    優勝チームと5位チームでどれだけ印象が変わってくるか。
    そこだけが不安です。


    10月18日
    1点を先制した後の5回。
    ランナーを二人置いたところで打席には誠也。
    思い切り引っ張った打球はレフトの頭上を越えてスタンドに飛び込む24号。

    ここに来て誠也ホームランキングの可能性が出て来ました。
    阪神大山26本、巨人岡本25本、そして誠也24号。
    試合数はカープが1試合少ない状況です。

    ホームラン王は直近で2014年のエルドレッド、
    日本人だと2005年の新井さん以来となります。
    森下以外での期待が出て来たので誠也にはラストスパート頑張ってほしいです。


    次は甲子園・浜スタのビジター6連戦。
    もう巨人が1勝かカープが1敗したら正式に優勝の可能性がなくなる、
    14勝4敗じゃないと五割フィニッシュ出来ないという暗い状況ですが、
    少しでも前向きな情報が出ればと思います。
  • 南の夜空に赤く輝いた一番星、広島に優勝を運んでくれた石原慶幸引退

    2020-10-14 09:001
    10月12日、速報が出ました。石原慶幸選手、今季限りで引退。

    あぁやっぱりな、と思った気持ちと、
    そう思っててもいざ発表されると寂しいな、という気持ちが半々でした。

    石原は2001年ドラフト4巡目でカープに指名されました。
    同期入団は現巨人の大竹や今RCC解説者の天谷になります。
    他球団でいえば、日ハム江尻・阪神安藤・ヤクルト石川・オリックス平野・
    西武おかわり君、栗山・ダイエー寺原、杉内と今も現役で頑張ってる選手もチラホラ。

    2年目の2003年から出場の機会が増え、西山・木村一を抜いて頭角を現しました。
    翌年から初開幕スタメンを勝ち取ると、この年はほぼ全試合に出場し、
    打撃も安定して規定打席に達して.288 6本塁打と、
    西山から完全に正捕手の座を勝ち取りました。

    しかし2005年にケガと精彩を欠くプレーで倉に正捕手の座を奪われてしまいます。
    2006年は倉と併用で使われるようになりますが、
    ネットで話題になった飛びキャッチャーとして有名になったスクイズプレーは、
    この年のプレーになります。

    そして2009年、第2回WBCの代表選手として選ばれて試合にも出場しました。
    ですが、登録野手で唯一打席に立つことはありませんでした。

    その年、チームのキャプテンに任命され、
    更にズムスタこけら落としのオールスターでは初めてファン投票で1位も獲得しました。
    ですが倉と共に打撃不振に陥り、
    あわや規定打席到達で打率一割という不名誉な記録を作るところでした。
    打率は.206でギリギリ回避しましたがサヨナラ本塁打含め意外性な一発も秘めていて、
    シーズン10本塁打は広島捕手では33年振りとなる二桁本塁打となりました。

    2010年、この年石原は国内FA権を取得します。
    当時バッテリーを組んでいたマエケンと共に最優秀バッテリー賞も受賞し、
    去就が注目されましたがFA宣言せずに3年契約 年俸1億円で残留してくれました。

    2011年、これも石原を思い出す上で話題に出てくる一つですが、
    満塁からの押し出し死球でサヨナラ勝ちを決めた際、グッと拳を掲げて一塁へ向かいました。
    この辺りから石原が何かやるんじゃないか、と思わせる様になってきます。

    2012年には岩瀬から一死満塁でサヨナラスクイズを決めたり、
    2013年は自身4度目のサヨナラ本塁打、そして5年連続サヨナラを記録しました。
    同年には砂を掴んでランナーを牽制する珍プレーも記録します。

    2014年、またも極度の打撃不振と肩の故障で會澤に正捕手の座を奪われてしまい、
    打率も二割を切る成績となってしまいました。

    しかし2015年、最高のパートナーとなるジョンソンが入団します。
    初のバッテリーでジョンソンを準完全試合に導くと、以後ジョンソンー石原バッテリーは、
    広島の共通認識となりました。
    そしてこの年は新井さんが広島に復帰した際に
    「新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか会」を率先して開催しました。
    これで新井さんもチームにすぐなじむ事が出来ました。

    2016年、この年はジョンソン・黒田・ノムスケの登板時には
    スタメン捕手として出場しました。25年振りとなる優勝に貢献したという事で、
    セリーグ最年長となる37歳で初めてGG賞・B9を獲得しました。
    巨人戦で三塁へのサイレント走塁を見せたのもこの年でした。

    2017年からは磯村の台頭もあり、徐々に出場数が減っていきます。
    2017年に1500試合出場・2018年に史上最年長、広島捕手初の1000本安打を記録しますが、
    昨年2019年はジョンソン先発の試合のみの出場となってしまいます。

    そして今年リハビリの最中、引退を決意されました。


    暗黒も途上途中も三連覇も経験し貢献してきた名捕手でした。
    ありがとう石原、お疲れ様石原。