• CSファイナルの前に振り替える今シーズンの鯉一家

    2019-10-08 14:00

    阪神が終盤怒涛の6連勝を決め、
    カープは4位に転落し、4年振りBクラスという結果に終わり、
    CSに参加する事が出来ずシーズンを終えました。

    4連覇をかけた一年でしたが、
    好不調の激しいシーズンとなりました。
    そんなシーズンを4月から順に振り返ってみましょう。


    ・開幕から5カード連続負け越し記録
    開幕戦は丸を4三振に切って取ったりなどして快勝しましたが、
    そこから投手陣の自滅や守乱で勝てそうな試合を落としていき、
    気付けばセリーグチームと一周して4勝11敗と完全にスタートダッシュに失敗しました。
    この時期は流石に丸の影響と言えないくらい状況は悪かったです。


    ・熊本の意地から一気に滝登り
    巨人との九州シリーズ2連戦。
    前日の鹿児島ではジョンソンが荒れて敗れました。
    2戦目の熊本では2-2の8回裏、丸の一発で2点を勝ち越されて、
    6カード連続負け越しが濃厚になってきましたが、
    9回にクックを攻め立てます。
    ツーアウトと追い込まれながらも菊池の同点タイムリーと、
    石原の勝ち越しタイムリーで試合をひっくり返して連続負け越しを止めました。

    ここから一気にチームに勢いがつきます。
    この勝ちから一気に8連勝で一旦借金を全返済すると、
    間に4連敗を挟みましたが、5月は4月が嘘のように勝ちまくり、
    11連勝・連敗無しの球団記録となる月間20勝を記録して、
    交流戦前には首位へ浮上しました。


    ・やっぱり苦手な交流戦
    この勢いのまま交流戦を乗り切りたかったですが、
    今年はダメダメな年でした。
    パリーグで勝ち越したのは楽天戦のみで、
    通算成績は悪くない西武・オリックスにも負け越して、
    5勝12敗1分と急ブレーキ。
    首位の座も巨人に明け渡してしまいました。


    ・絶不調広輔、遂にスタメンを外れる
    タナキクマルで3年間優勝に大きく貢献した広輔。
    今年は開幕から不調が続き、ヒットも出なければ四球も中々選ぶことが出来ず、
    途中8番に降格しながらも復調を待っていましたが、
    交流戦中の6月21日オリックス戦、遂にショートのスタメンがルーキー小園に代わりました。

    このオリックス戦、慣れない小園は3試合で4つエラーを犯してしまい、
    一旦二軍に落ちましたが、オールスター明けに再登録されたり、
    トレードで楽天から三好や曽根を使う事で代役が出てきて、
    8月22日に広輔は登録を抹消されました。
    抹消後、ヒザのコンディション不足、
    その翌週に半月板の切除手術が行われたと発表されました。

    この不振がケガのみの影響であれば、
    しっかり治してもらって、来季からまた嫌らしいリードオフマンとして
    活躍してくれるのを期待してます。


    ・鯉は2度死ぬ
    悪夢のような交流戦が明け、再び切り替えて行きたい所でしたが、
    交流戦が明けてからオールスターまでの12試合を引き分けを挟んで11連敗という悪夢がまだ待っていました。
    後に発表されましたが、この期間中に監督の野間への暴力が行われました。
    その原因となったプレーは中継で観ていましたが、
    確かに最初からちゃんと走っていれば野間ならセーフだったのに、
    というのは感じていました。


    ・そして再度生き返る鯉
    オールスター明けのDeNA戦はカード負け越ししてしまいましたが、
    次の巨人戦は東京ドームで3連勝を含む9連勝・6カード連続勝ち越しで、
    DeNAと一緒に首位巨人へ一気に近づきます。


    ・頼れる主砲の穴から崩れていく連覇への道
    お盆の地元巨人戦を負け越してしまい、
    首位の背中が遠ざかってしまったチームに激震が。

    バティスタから禁止薬物が検出されたと報道されます。
    西川・菊池・バティスタ・誠也・松山で固まりつつあった上位打線は、
    急な解体を余儀なくされます。

    その後打線を試行錯誤で組み替えましたが大きな連勝を作る事が出来ず、
    9月21日に巨人が5年ぶりのリーグ優勝を決めました。


    今シーズンは3連覇の立役者がことごとく不調に陥ってしまったのが目立ちました。
    前半の松山・安部の不調、ケガをしていた広輔、
    バティスタの離脱、後半の大瀬良、前半のジョンソン・野村、
    抑えになってからのフランスア、劇場だけで済まなかった中崎、
    今村の合流時期、シーズン早々二軍に落ちた岡田、
    等々丸一人だけの穴じゃない状況でした。

    そんな中、誠也の首位打者・最高出塁率の2冠とセリーグ唯一のOPS10割越え、
    一番西川覚醒、磯村の勝負強さ、會澤の球団初の捕手として2年連続二桁ホームラン、
    夏長野、小園の球団新人ホームラン記録、床田の復活、先発アドゥワ、トレードの菊池保、
    2年目の遠藤、ルーキー島内、
    等前向きなニュースもあります。

    一人一人が今まで残した成績を出す事が出来れば、
    再びペナントを奪回する事は可能だと思います。


    監督が代わり、また新しい時代を迎えようとしているカープ。
    来年もシーズン最後まで楽しませる戦いを魅せてくれることを信じてます。

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  • 【9/27 広1-4中】市民球場時代知る鯉戦士送り出し全日程終了

    2019-09-28 16:00
    順位を確定する事が出来ず今シーズンは終了しました。

    ラスト2戦は暗黒期を支えた二人の鯉戦士が引退しました。
    まずは永川。
    2002年に当時の自由獲得枠で広島に入団し、北別府の背番号を背負いました。

    初年度からクローザーとして活躍し、
    40試合に登板して25セーブを記録。これは球団新人記録です。
    しかし翌年は大竹、その翌年はベイルに守護神の座を譲ってしまいます。

    それでも2006年、再び永川は9回に戻ってきました。
    06年は27セーブ、07年は31セーブ、08年は38セーブ、09年は36セーブと、
    4年間で132セーブを記録しました。
    08年のセーブ数は現在の球団シーズン記録として残っています。

    その後は横山・シュルツ・サファテ・ミコライオが活躍した為、
    2014年のセーブが最後になりました。

    劇場と呼ばれた事もありましたが、
    暗黒期に計5年間もストッパーを務めてくれました。

    通算セーブ数は165個。もちろんこれは球団記録です。

    入団当時の独特な投球フォームから、
    再び一軍のマウンドで活躍する為にフォームを改造するなど、
    貪欲に走り続けた17年。本当にお疲れ様でした。


    次は赤松。
    2004年ドラフト6巡目で阪神に入団。
    新人時代で二軍では首位打者や打点王に盗塁王など獲っていましたが、
    2007年にFA移籍した新井の補償でカープにやって来ました。

    移籍初年度に一番を任されると、
    プロ初本塁打が先頭打者アーチ、更に2試合連続先頭打者ホームランと、
    プロ野球史上初のプロ1, 2号が2試合連続先頭打者ホームランという記録を作りました。
    この翌日もホームランを放ち、石井浩郎以来となるプロ初本塁打から3試合連続ホームラン、
    という記録も残しました。

    そして赤松といえば語られるのが2010年のホームランキャッチ。
    その年のアメリカスポーツ専門テレビでは、
    全世界のあらゆるスポーツの中から週間ベスト10の中で1位に選ばれました。
    それが認められたのか、この年遂にゴールデングラブを獲得しました。

    しかしこの年以降は代走の切り札・守備固め要因としての起用が多くなりました。
    それでも選手たちに走塁のアドバイスをしたり、
    2016年にはサヨナラコリジョンタイムリー放ったりと、
    大きく輝くとまではいかないながらもチームを支える活躍をしてくれました。

    そんな25年振り優勝で沸くシーズン終了後、
    初めて受けた人間ドッグで初期段階の胃癌が発見されました。

    その後、カムバック賞獲得を目標に二軍で試合に出続けましたが、
    今年引退を決意し、15年の現役生活を終えました。

    シーズン序盤、守備の乱れで落とす試合が多かった今年。
    守備の大切さを改めて痛感しました。
    赤松の技術をいつか未来の鯉戦士に伝えられる日が来ればと思います。
    本当にお疲れ様でした。


    そしてチームは五割でフィニッシュ。
    3位確定をさせる事が出来ず、
    阪神が残り3試合を全勝すると順位が入れ替わるという状況になりました。

    他力本願の応援は正直あまり声に出して言いたくないのですが、
    これに関してはもう待つしかありません。
    シーズン振り返りについては31日に書きましょう。

    4連覇という記録は途絶えましたが、
    今シーズンも143試合、お疲れ様でした。
  • 【9/16 広4-6ヤ】連日の粘り及ばず投手陣乱れて4連覇崖っぷち

    2019-09-17 12:00
    マツダスタジアム 31,541人 広島13勝 ヤクルト12勝
    ヤ011 102 010=6
    広100 000 201=4
    勝:高橋4勝6敗 負:大瀬良11勝9敗 S:マクガフ6勝3敗11S 本:メヒア7号、廣岡9号、村上34, 35号、中山5号
    今日の三番:誠也 89打数29安打 4本 13打点 .326


    数字上、カープが残り4戦全勝・巨人が残り9戦全敗しなければ、
    優勝出来ない状況になりました。

    エルのセレモニーの日も、この日も終盤打線は粘りました。
    しかも前半不調だった松山や、意地を見せ続ける堂林、磯村・坂倉の控えが
    打点を挙げるなどCSへ向けて層の厚みが出て来た様に思えますが、
    一方で投手陣に目を向けると中5日や中継ぎの疲労が出て来たのか、
    ヤクルト若手野手陣の積極性に圧倒されてズムスタ2戦で7発被弾してしまいました。

    残り3勝1敗ならば阪神・中日の結果を気にする事無くCSが決定します。
    まぁ残ってる試合がDeNA1試合・阪神1試合・中日2試合なので、
    勝てば自動的に決められるような感じなんですけどね。

    7連戦が終わったので、もう無理に中5日する必要は無いでしょう。
    9/18 DeNA(マツダ) 床田:中6日
    9/21 阪神(甲子園) ジョンソン:中6日
    9/22 中日(マツダ) 九里:中8日
    9/23 中日(マツダ) 大瀬良:中6日
    これでいいんじゃないでしょうか。

    CSは10/5からです。
    頭によぎるのは最終戦から試合までの空白期間。

    2年前は1ヶ月弱実戦から空いてしまい、
    勝ち上がってきたDeNAに勢いで押されて敗れてしまいました。

    もしこのままいけば、1stステージはDeNAとの対戦になります。
    DeNAの最終戦は9/28なので、間は1週間。対するカープは12日。
    2年前程ではないですがちょっと嫌な空きだと感じました。
    今年は中止がほとんど無かったですからね。

    ちなみにDeNAとの2位争いはこんな状況になります。

    2位浮上の為にも、結果負けられない試合は変わらないんですね…。


    エルが最後スピーチで言ってくれた全力を出す姿を見せてくれれば、
    きっと順位が上がってくれると信じています。