• 【10/13~18】シーズン残り1/6で注目の記録達

    2020-10-19 09:00
    6月から遅れて開幕したシーズンも残り20試合を切り、
    優勝争いから脱落したチームからしたら色々な記録に注目が集まります。


    10月13日
    この日の先発は開幕投手を務めて負けなし13連勝という
    新記録を樹立した菅野との対戦でした。

    そんな投手との投げ合いに立ち向かうのは年間ローテを守り続けている九里。
    初回こそピンチを迎えながらも0点に抑えて、
    強力巨人打線を5回まで0を並べ続けました。

    対する打線ですが、
    割と立ち上がりに得点を取る事は出来ていますが、
    立ち直るとチャンスが作れなくなる傾向があります。

    2回に坂倉が内野ゴロの間に1点取って先制します。
    いつもだとここから点が取れませんでしたが、
    4回に広輔・誠也でチャンスを作ると松山が追加点となるタイムリー、
    更にまた坂倉の内野ゴロで点を取ると、
    締めに菊池がタイムリーでこの回3点取ります。

    好投していた九里が6回に坂本にタイムリーを浴びると、
    その後岡本・丸に続かれて一死満塁という最大のピンチを迎えます。
    ここでウィーラー・大城を迎えますが、
    ギアチェンジして三振とセンターフライに抑えて最少失点で切り抜けます。

    その後九里は8回1失点とHQSを記録して、
    菅野の連勝をストップさせる事に成功しました。


    10月14日
    前日の勢いで東京ドームで3連勝出来るんじゃないかという期待をさせましたが、
    今季初先発の髙橋相手にチャンスを全く作る事が出来ず、
    會澤の一発でしか点が取れず5回を2安打1得点に抑え込まれます。

    対するカープの先発は森下・九里に続き今年頑張ってくれている遠藤。
    1-1で迎えた2回に二死からピッチャーの髙橋にタイムリースリーベースを打たれてしまい、
    勝ち越されてしまいます。

    結局この日は巨人投手陣に散発3安打に抑え込まれてしまい、
    この日の負けで巨人戦負け越しが決定してしまいました。

    また、この日の試合で堂林が8年振りに規定打席に到達しました。
    今年はシーズン通して頑張ってくれた堂林。
    打率は恐らく自己ベストを出してくれるでしょうが、
    打点・盗塁は自己最高を出してますし、
    本塁打もあと1本で自己最高14本に並びます。
    ここまで復活してくれて嬉しいです。
    単年の覚醒にはならないでくれ…。


    10月15日
    この日の先発はノムスケでしたが、
    アクシデントが生じ、2回で降板してしまします。
    翌日、右鎖骨の血栓症除去の手術の為今季絶望という報道が流れました。

    大瀬良・ノムスケと優勝には欠かせない戦力ですので、
    今はしっかり休んで来年また頑張ってもらいましょう。

    ノムスケ降板後、後を受けた高橋樹が緊急登板に対応出来ず、
    岡本・若林・田中弟にタイムリーを打たれて一挙4失点してしまいました。

    痛い4点ビハインドでしたが5回に打線が繋がります。
    菊池・ピレラの連打でチャンスを作ると、田中兄が2点タイムリー。
    そして残った広輔を松山が一発を放ってホームに還して、
    こちらも負けじと一挙4得点で同点に追い付きました。

    そして勝ち越しを狙った8回に問題のプレーが起こりました。
    一死一、三塁で打席には代打坂倉。サインはスクイズでした。
    高梨の投球は外角低めに大きく外れる投球でした。
    そこで何を思ったか坂倉はバットを引いてしまいました。
    勿論三塁ランナーの曽根は挟まれてしまいアウト。
    そして坂倉は結局三振に倒れてしまい勝ち越しチャンスを逃しました。

    それでも何とか中継ぎ陣が踏ん張ってくれて引き分けに持ち込むことは出来ました。

    そしてこの日大きな記録が生まれました。
    開幕から無失策を続ける菊池。
    幅広い守備範囲なのに尚且つ無失策という異次元の守備を魅せてくれています。

    そんな菊池がこの日6つの守備機会を無失策で処理し、
    阪神和田が記録したシーズン432連続守備機会無失策を2つ超えて、
    434連続というセリーグ新記録を樹立しました。

    このまま無失策でシーズンが終了すれば、
    大洋高木豊、日ハム白井が記録した守備率.997を抜く1.000という、
    こちらも前人未踏の記録となります。


    10月16日
    絶好調中日を地元に迎えての対戦でしたが、
    初回幸先よく松山のタイムリーで先制します。

    ですが、周平の打ち取った当たりをレフト前ツーベースにされると、
    一気に流れが向こうに行ってしまい一挙4失点と打ち込まれます。

    粘りたい打線は3回に誠也が豪快にバックスクリーンへ叩き込む22号2ランで追い上げます。

    しかし終盤までチャンスを作りますがあと一本が出ず、
    先に広島中継ぎ陣が踏ん張り切れず8, 9回で4失点してしまいました。

    敗戦ムードが漂う雰囲気の中、
    主砲誠也が意地の一試合二発目をまたバックスクリーンに3ランを叩き込みました。
    これで23号。順番の為、一旦ここで話はストップさせます。


    10月17日
    低迷カープの唯一の星森下が先発です。
    立ち上がりから強竜打線を0に抑えていきます。

    4回に好調周平にはタイムリーを打たれてしまいますが、
    その後のピンチは落ち着いて最少失点に抑え込みます。

    7回まで100球弱で被安打5、8奪三振、1失点と申し分ない投球をしてくれました。
    ルーキーが1年間頑張ってくれているので、
    100球超えはなるべくさせたくないという采配から
    8回は塹江を投入して森下9勝目をサポートしたい所でしたが、
    先頭を打ち取りながら四球とヒットでピンチを作った所でフランスアにスイッチ。
    大島に四球を与えて京田を抑えて二死満塁までこぎつけますが、
    三番阿部・四番ビシエドにタイムリーを打たれてしまい4点取られて逆転され、
    森下の9勝目は消えていきました。

    戸郷・森下の新人王レースですが、
    森下は規定投球回を満たして防御率は4位の2.21
    勝ち星は共に8勝
    奪三振は森下113 - 85戸郷
    成績は森下の方が上ですが、記者投票はイメージ投票なので、
    優勝チームと5位チームでどれだけ印象が変わってくるか。
    そこだけが不安です。


    10月18日
    1点を先制した後の5回。
    ランナーを二人置いたところで打席には誠也。
    思い切り引っ張った打球はレフトの頭上を越えてスタンドに飛び込む24号。

    ここに来て誠也ホームランキングの可能性が出て来ました。
    阪神大山26本、巨人岡本25本、そして誠也24号。
    試合数はカープが1試合少ない状況です。

    ホームラン王は直近で2014年のエルドレッド、
    日本人だと2005年の新井さん以来となります。
    森下以外での期待が出て来たので誠也にはラストスパート頑張ってほしいです。


    次は甲子園・浜スタのビジター6連戦。
    もう巨人が1勝かカープが1敗したら正式に優勝の可能性がなくなる、
    14勝4敗じゃないと五割フィニッシュ出来ないという暗い状況ですが、
    少しでも前向きな情報が出ればと思います。
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  • 南の夜空に赤く輝いた一番星、広島に優勝を運んでくれた石原慶幸引退

    2020-10-14 09:001
    10月12日、速報が出ました。石原慶幸選手、今季限りで引退。

    あぁやっぱりな、と思った気持ちと、
    そう思っててもいざ発表されると寂しいな、という気持ちが半々でした。

    石原は2001年ドラフト4巡目でカープに指名されました。
    同期入団は現巨人の大竹や今RCC解説者の天谷になります。
    他球団でいえば、日ハム江尻・阪神安藤・ヤクルト石川・オリックス平野・
    西武おかわり君、栗山・ダイエー寺原、杉内と今も現役で頑張ってる選手もチラホラ。

    2年目の2003年から出場の機会が増え、西山・木村一を抜いて頭角を現しました。
    翌年から初開幕スタメンを勝ち取ると、この年はほぼ全試合に出場し、
    打撃も安定して規定打席に達して.288 6本塁打と、
    西山から完全に正捕手の座を勝ち取りました。

    しかし2005年にケガと精彩を欠くプレーで倉に正捕手の座を奪われてしまいます。
    2006年は倉と併用で使われるようになりますが、
    ネットで話題になった飛びキャッチャーとして有名になったスクイズプレーは、
    この年のプレーになります。

    そして2009年、第2回WBCの代表選手として選ばれて試合にも出場しました。
    ですが、登録野手で唯一打席に立つことはありませんでした。

    その年、チームのキャプテンに任命され、
    更にズムスタこけら落としのオールスターでは初めてファン投票で1位も獲得しました。
    ですが倉と共に打撃不振に陥り、
    あわや規定打席到達で打率一割という不名誉な記録を作るところでした。
    打率は.206でギリギリ回避しましたがサヨナラ本塁打含め意外性な一発も秘めていて、
    シーズン10本塁打は広島捕手では33年振りとなる二桁本塁打となりました。

    2010年、この年石原は国内FA権を取得します。
    当時バッテリーを組んでいたマエケンと共に最優秀バッテリー賞も受賞し、
    去就が注目されましたがFA宣言せずに3年契約 年俸1億円で残留してくれました。

    2011年、これも石原を思い出す上で話題に出てくる一つですが、
    満塁からの押し出し死球でサヨナラ勝ちを決めた際、グッと拳を掲げて一塁へ向かいました。
    この辺りから石原が何かやるんじゃないか、と思わせる様になってきます。

    2012年には岩瀬から一死満塁でサヨナラスクイズを決めたり、
    2013年は自身4度目のサヨナラ本塁打、そして5年連続サヨナラを記録しました。
    同年には砂を掴んでランナーを牽制する珍プレーも記録します。

    2014年、またも極度の打撃不振と肩の故障で會澤に正捕手の座を奪われてしまい、
    打率も二割を切る成績となってしまいました。

    しかし2015年、最高のパートナーとなるジョンソンが入団します。
    初のバッテリーでジョンソンを準完全試合に導くと、以後ジョンソンー石原バッテリーは、
    広島の共通認識となりました。
    そしてこの年は新井さんが広島に復帰した際に
    「新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか会」を率先して開催しました。
    これで新井さんもチームにすぐなじむ事が出来ました。

    2016年、この年はジョンソン・黒田・ノムスケの登板時には
    スタメン捕手として出場しました。25年振りとなる優勝に貢献したという事で、
    セリーグ最年長となる37歳で初めてGG賞・B9を獲得しました。
    巨人戦で三塁へのサイレント走塁を見せたのもこの年でした。

    2017年からは磯村の台頭もあり、徐々に出場数が減っていきます。
    2017年に1500試合出場・2018年に史上最年長、広島捕手初の1000本安打を記録しますが、
    昨年2019年はジョンソン先発の試合のみの出場となってしまいます。

    そして今年リハビリの最中、引退を決意されました。


    暗黒も途上途中も三連覇も経験し貢献してきた名捕手でした。
    ありがとう石原、お疲れ様石原。
  • 【10/6~11】若鯉跳ねて高まる来季への期待

    2020-10-13 09:00
    投手陣の崩壊が続き、
    早い段階で優勝争いから脱落したカープでしたが、
    来年に向けて期待が高まる若鯉達が多く活躍しています。


    まずズムスタでの阪神三連戦。
    6日、2017年育成ドラフト2位で入団し、2週間前に支配下登録された藤井黎來(れいら)と、
    開幕前に打で存在をアピールしていた宇草が一軍登録されます。

    そして宇草は上がったその日に一番レフトで初スタメンに名を連ねました。
    更に少し前から一軍に上がっていた二軍の四番林が七番サードでこちらも初スタメン。

    一番宇草、五番坂倉、七番林、八番曽根という主力を休ませた由宇打線で試合に臨みました。
    そしてこの日分かったのは四球とエラーは失点に繋がりやすいという
    野球の基礎が身に沁みました。

    三回に1点を先制したカープでしたが、
    六回に松山のエラーで二塁から小幡が還ってきて同点に追い付かれてしまいます。

    更に七回に売り出し中大盛のズムスタ初アーチと、
    四球の後に松山の汚名返上タイムリーで2点を勝ち越しますが、
    八回に九里から代わったケムナが3四球で満塁とすると、
    糸井に押し出し四球、そしてサードの三好が原口の打球に惑わされて
    同点タイムリーを打たれてしまい試合が安定しません。

    試合は延長に入り十回表、
    塹江が先頭に四球、坂倉のパスボールと島田の送りバントで一死三塁とピンチを迎えると、
    熊谷に勝ち越しタイムリーを打たれてこの試合初めてリードを許します。

    もう後が無い十回裏、
    先頭の誠也は倒れてしまいますが、代打長野と坂倉の連打、會澤の申告敬遠で一死満塁の
    チャンスを作り、堂林の内野ゴロの間の1点で何とか同点に持ち込みました。
    しかしあと一本が出ず試合は引き分け。
    負けなかったのか、勝てなかったのか何とも言えない試合となりました。


    次の日の試合で負けると阪神戦負け越しが決まってしまう試合でしたが、
    遠藤が悪いなりに5回3失点にまとめてマウンドを降りると、
    直後に打線が奮起して會澤が逆転となる勝ち越しタイムリーと、
    貴重な追加点となる堂林のタイムリーで遠藤に負け投手から一転、
    勝ち投手の権利が転がり込んできました。

    その後10月絶好調男の長野のタイムリーやがむしゃら宇草の2安打2四球全出塁などで
    得点を重ねていき遠藤に2ヶ月振りの白星&今季初の4連勝を飾りました。


    そのままノムスケにいいムードを維持してもらいたかったですが、
    相手先発は天敵西。この日もいつもと同じように手も足も出ず三振の山を築かれ、
    ノムスケも3被弾8失点と大炎上して早々に阪神戦負け越しが確定しました。

    その中でも一軍登録されたばかりの藤井黎來がプロデビュー戦を1回無失点で切り抜け、
    存在はアピールしました。


    そしてこの日、広輔が国内FA権を取得しました。
    間違いない3連覇の立役者。ここ2年はケガと不調で存在感が影を潜めていますが、
    シーズンオフに球団がどのような提示をするのか楽しみでもあり不安でもあります。


    カードが代わり前の週に神宮でスイープしたヤクルトを今度はズムスタに迎えての対戦。
    初回から床田が荒れて4失点と躓きますが、
    誠也と堂林の活躍でその点差を五回までに追い付き押せ押せムードが高まります。

    しかし中田と菊池保が試合を壊してしまいました。
    中田が代わりっぱなに濱田に一発を浴びてしまうと、
    一死しか取れずに一、三塁としてしまうと、
    今度は菊池保が村上の内野ゴロとベテラン青木の衰えない18号を浴びて、
    二人で一気に6失点してしまい、
    打線は粘りを見せましたが反撃が遅くそのまま負けてしまいました。


    新人王を狙っている森下が先発する日は何としても勝ってもらいたいカープ。
    今の楽しみは森下の新人王しかないんですから。

    その森下はいきなり初回から無死満塁という大ピンチを背負ってしまいますが、
    村上を三振、青木をサードゴロ、中山を三振に斬って取る圧巻のピッチング。
    何度も言いたくなりますが、なぜこの選手を一本釣り出来たのか?
    今の所佐々岡監督一番のファインプレーです。

    その気迫に触発されてか打線も初回から松山のタイムリーで先制し森下を援護します。
    そして安定感抜群の森下は1点でも安心して見ている事が出来ます。
    五回まで燕打線にチャンスを作らせませんでしたが、
    100球近くなってきた六回、ヒット・四球・死球で再び満塁のピンチを迎えます。

    最後の力を振り絞る森下。
    代打宮本、西浦から連続三振を奪ってこの回でマウンドを降ります。

    3点のリードを勝ちパターンのケムナ・塹江・フランスアで守り抜き、
    ライバル戸郷に並ぶ8勝目を記録しました。

    この日のお立ち台は8勝目の森下と、
    貴重な追加タイムリーとなった宇草のドラ1, 2コンビとなりました。

    ルーキー同士なのでたどたどしいヒロインになると思ってましたが、
    互いにいじりあったり、質問にも堂々と答えていて、
    活躍する選手は肝が座ってんなぁと驚かされました。


    2週続けてヤクルト戦カードを勝ち越したい最終戦。
    この日、遂にケガから復帰の西川が五番センターに名前を連ねました。
    これだけで打線に厚みが戻ってきた感じがあります。

    更に広輔不振でチャンスがありながら、自身も打撃不振に陥っていた小園が、
    ここ1ヶ月の固め打ち効果で一軍の切符を掴み取り上がって来ました。

    そして場所は変わってナゴヤドームでは巨人戸郷が先発のマウンドに上がっていました。

    ライアンからチャンスを作れなかったカープ打線ですが、
    四回に広輔三塁打からの誠也初球タイムリーという速攻で1点を先取します。
    更に次の回で西川ヒット・會澤四球・堂林タイムリー・菊池ヒット・
    中村祐ジエンゴタイムリーで2点取ってライアンをKOしました。

    まだまだ打線は手を緩めません。
    二死満塁となった後、誠也・松山が連続押し出し四球、西川のこの回2本目となるヒットが
    タイムリーとなって計6得点。

    中村祐が降りた後、七回から三連投ケムナ、塹江回跨ぎで3失点してしまい、
    6点リードでケムナを三連投させる意味があったのかという議論が出ました。
    まぁ難しい所ですね。藤井黎來や菊池保でも良かった気がしますが…。
    優勝・CS争いしているならば考えは違ったんでしょうが借金10でしたからねぇ…。

    塹江・ケムナは今年頭角を現した期待の若手。
    来年以降も活躍してもらうならば、
    そろそろ使い方を控えていった方がいいのかもしれませんね。


    3勝2敗1分で借金は一つ減らして9。
    今週は東京Dで巨人、ズムスタで中日と六連戦。
    残り24試合を17勝7敗じゃないと返済出来ない借金。
    どっちかスイープ出来れば完済は黄信号ぐらいに切り替わりますが、
    どこまで意地を見せられるでしょうか?