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非想天則実戦条件制限無し最大ダメージ値チャレンジ
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非想天則実戦条件制限無し最大ダメージ値チャレンジ

2021-03-03 20:06

    とかいう闇深いチャレンジについて。

    もともとエイプリルフールネタとして数年前に思いついたものなんですが、まじめに検討するととんでもない手間のかかる内容だと発覚し、そのままお蔵入りしていたものです。誰も興味無いとは思いますが、今後一生世に出す気もないのでやり方を書いておきます。


    チャレンジの内容
    最大ダメージ値を出します。ここで言う最大ダメージ値とは、コンボカウンターに表示されるダメージ表示をどこまで回せるか、というものです。実体力の減り方ではなく表示ダメージ値だという点は言わずもがな。表示ダメージ値なので、当然補正引き継ぎバグを利用します。また、非想天則では表示ダメージ値の上限があることは有名ですが、その上限値ぴったりを狙うわけではなく、表示ダメージを回し続ける限界を目指します。
    実戦条件。これは検証界隈でよく使われる用語ですが、トレモ限定の挙動を利用しない、という意味です。ただし、同質とみなせる挙動を実戦条件で再現できることを示せるのなら、簡単のためにファンクションキーの利用は許容されます。具体的には、例えば事前宣言を含めて総消費コストが20を超えてはいけませんが、20を超えないのならF2F3を活用しても構いません。コンボムービー等のエンタメ目的の場合、見栄えやツッコミコメントを考慮してあんまり多用されませんが、こと○○チャレンジ系においては好きに使っても良いだろう、というのが私の認識です。要するに、Fキーを使う場合には相応の言い訳も用意しましょう、という事です。
    制限無し。特定の行動を禁じたりしません。最大ダメージ追求などの場合、制御棒やミレニアムを禁ずる場合もありますが、そういう縛りも無しです。なんでも使います。

    どの技が強いのか
    補正引き継ぎをしない場合、非想天則において最大ダメージ値を出せるのは「夢想天生」です。天生が強い理由、これはRate98%/500dmgという圧倒的なダメージ効率の弾がlimit0%で無数に発生するという点にあります。その効率は制御棒8積み霧雨密着天生でダメージのカンスト値32768を超えるほどです。
    一般的にこのゲームでダメージ効率が高いとされる技に2Aや4Aが挙げられますが、これらはRate98%/200dmg前後の性能で、永パした場合の総ダメージは8500dmg程度に収まります。このことからも天生のダメージ効率の高さが伺えます。
    また、数値上でのダメージ効率が高くてもlimitが設定されていては意味がありません。天生と近いダメージ効率を誇る技として「実りやすいマスタースパーク」は、Rate97%/600dmgという数値を持っていますが、limitが設定されているためhit数に限界があります。特性ストップウォッチを利用して魔法陣が出るまで当てたとしても天生の総ダメージには遠く及びません。

    今回の条件、補正引き継ぎバグを利用できる場合の利点は、limitを含めた「追撃不可」の状態を無視できることにあります。
    天則には「高いダメージ効率を誇るが連続して当てられない」技が存在します。例えば「大江山悉皆殺し」はRate94.1%/6515dmgという天生も真っ青のとんでもないダメージ効率を叩き出します。しかし何度も連続して当てる事はできません。
    このような法外な効率の技を無理矢理「繋がったことにできる」のが補正引き継ぎバグを利用する強みです。

    では具体的にはどの技が強いのか。どれだけダメージ効率が高くとも、天生を越えなければ意味がないのです。5コストの技は通常4回しか使えず、その場合制御棒を自身に積む事はできません。制御棒を相手にだけ4枚積んだ状態での霧雨皆殺し4発が天生を超えるのか。ラウンド制限(2ラウンドしか無いので即死ダメージを複数回与えるわけにはいかない)などの細かい条件を考慮すると、なかなか厳しいかもしれませんね。

    ですが晴嵐をはじめとする各挙動を利用する事で、同一のスペルカードを最低でも17回使えるのです。

    総コスト20で特定の5コススペカを発動できる回数
    晴嵐(仕様)
    晴嵐発現時、コスト不足でもスペカを発動できます。これを利用する事で5コススペカを1コストで発動することができます。欠点は、そのカード自身が消費されてしまうこと。同一カードを最大4枚しか積めない仕様上、この挙動を利用しても同一5コススペカは4回しか使えません。

    晴嵐(バグ)
    有名な晴嵐バグです。スペカの発動判定とコスト消費判定がズレていることを利用して、「手札が足りている状態でスペカ発動判定→晴嵐発現し手札シャッフル→手札先頭のカードでカード消費判定」という処理を引き起こし、消費コストを変更します。シャッフル後の手札先頭が1コストであった場合、いかなるコストの技も1コストで発動することができます。欠点は、事前に手札が必要コストを満たしている必要があること。例えば残手札3枚から5コススペカでこのバグを起こす事はできません。

    雪バグ
    晴嵐(バグ)と似たような挙動です。晴嵐の手札シャッフルではなく、雪や腐食薬などのカード破壊で強制的に手札先頭を変更することで引き起こします。当該カード自体は破壊されるため失われますし、そもそもアーマーが必要だという条件が厳しく、多くの場合において晴嵐利用に劣ります。

    同一のスペカを4回以上発動するのなら、そのカード自身を生かす必要があるため晴嵐(バグ)の利用は避けられません。実戦条件においては手札枚数を巻き戻すことはできない、ということを考えると、手札が4枚になるまでの16枚は晴嵐(バグ)で発動させるしかありません。

    残り4枚について考えていきましょう。
    一番単純なのは、この4枚を晴嵐もしくは曇天で発動すること。これで計17枚。天候以外の特殊な状況も不要です。
    曇天雪バグを使う事で18枚まで増やせます。曇天でスペカ発動条件を満たした上で、雪バグ(この場合は腐食薬や鈴仙のスペカを利用すること)を起こすことで、手札を2枚残せます。アーマーが付与されてないスペカの場合でも、龍星を宣言しておけば手札を1枚残せます。この残った手札を晴嵐(仕様)で発動すれば18枚です。
    極めて特殊な状況では20枚使えます。「咲夜の世界」や「バッドレディスクランブル」のような発動とコスト消費が大きくずれているスペカと、大量の天気玉を利用する事で、「晴嵐(仕様)で発動判定→強制的に晴嵐を再発現させ晴嵐(バグ)」を引き起こすことができます。

    以上の操作で同一5コススペカを大量使用できます。もちろんこの場合霧雨を利用することはできませんが、それでも発動回数が4倍を超えるのですからお釣りが来ます。


    そもそもどうやって補正繋げるのか
    もしあなたが補正引き継ぎバグについて詳しいのなら、いくつか気になる点があるかもしれません。17回もの補正引き継ぎをするだけのリソースを用意できるのか、ということ。
    補正引き継ぎには自爆属性を持った技が必要です。ナマズは4回しか使えないため除外され、「ディープエコロジカルボム」は魔法陣が出てしまうため除外されますから、選択肢はマジカル産廃再利用ボムとおみくじ爆弾の大凶だけです。
    自爆による被ダメージは小さい方が、その後の根性補正が緩くなります。そのため木偶は早苗でlv0おみくじ大凶の1hit自爆を利用します。珍しくセットアップが作ってあるので一応紹介しておきましょう。
    [Bおみくじ>2C>9hjc]
    の操作でlv0おみくじ大凶の持続最終部分を比較的高い位置で自爆することができます。
    また、自爆による被ダメージは相手の被ダメージ補正に影響されます。理論上、相手が身代わり人形を4積みして、「国士無双の薬」や「無念無想の境地」を宣言して、体力1になって根性補正を最大化しておくことで、自爆被ダメージを最小にできます。しかし本チャレンジでは相手はスペカを大量使用する関係で、コストに一切の余裕がありません。利用できるのは体力1による根性補正のみです。
    余談ですが、この体力1という条件が、本チャレンジの達成を大きく阻む要素となります。ちょっと操作ミスするだけでリセ案件になってしまいます。

    他のリソースの問題として体力回復が挙げられます。病気平癒守は4枚しか積めず、ラウンド跨ぎによる回復も2回しか使えません。体力を回復できなければ、根性補正の回避はおろか、そもそも総ダメージを耐えることすらできません。しかしこれも大丈夫。凪が利用できます。凪の回復権はのけぞりを与えた側が獲得し、これはガークラのけぞりも含まれます。体力1である関係上直接殴ることはできませんが、ガークラなら問題無く回復権を取ることができます。

    自爆属性技はスキルで補えて、体力の問題も凪利用で解決、コスト的な圧迫もどうやら無いようです。リソースは足ります。


    どの技が強いのか2
    話を戻しましょう。相手に制御棒を4枚積ませた皆殺しを計17回当てるとなると、天生のダメージを大幅に上回ることができます。ダメージ値の超高効率は回数があって生きてくるのです。
    では具体的に使う技を考えてみましょう。高いダメージ効率を誇る技は皆殺し以外にも、「赤口さま」「モーゼの奇跡」などがあります。これらを片っ端から計算して考察……する必要はありません。この非想天則にはあらゆるダメージ補正を無視して大ダメージを叩き出せるとんでもない技が存在しているのです。与ダメージが相手の体力だけを参照して決定される技、そう、「余命幾許も無し」です。
    lv0おみくじ大凶1hitから繋がる余命は、Rateも制御棒も霧雨も根性補正も無関係に4930dmgを叩き出します。それも17回全てで。いえ、余命は発生時無敵がありませんから、雪バグ利用で理論上18回発動できるのです。
    4930dmg × 18 = 88740dmg
    とんでもないですね。

    余命以外にやれること
    では余命を18回当てるのが最大か。残念ながらそうではありません。というか、そもそもスペカを当て続けるだけなら、計算上皆殺し17回で91500dmg程度を与えることができます。しかし、余命がRateを無視する仕様上、余命ループの前になんらかのダメージを与えておいても、余命の火力は下がらないのです。余命のもう一つの強みがここにあります。
    では何ができるでしょうか。何をすれば最大になるでしょうか。ノーコストでの最大コンを入れておけば良い?違います。正解は、余命ループと同様の手順で、ダメージ効率の高い技をRate0%になるまでひたすら当てることです。もちろん、毎回回復して根性補正を回避しながら。
    デフォ小町が持つノーコストでのダメージ効率最大の技は2Aです。ということで、2Aのダメージが通らなくなるまで2Aを当てることになります。

    2A以外にやれること
    しかし2A以外にもやれることがあります。まず、1hit目はカウンターヒットさせることができます。カウンターヒットを考慮した場合、疎雨時の迷わず生きた人霊の地上部分のカウンターヒットが2Aのダメージ効率を上回り最大効率となります。1hit目はそちらを採用すべきでしょう。
    疎雨迷わず地上部分は、通常ヒット時でも、デフォ小町がノーコストで出せる技の中で2A、2Cに次いで3番目に高いダメージ効率を示します。
    また、デフォ小町がノーコストで出せる最大ダメージ値の技はDCで、疎雨迷わずはこれに次ぐダメージ値でもあります。
    2Aを入れ続けてダメージが通らなくなっても、それより高いダメージ値の技でならまだ僅かにダメージが出るはずです。2Aが通らなくなったら2C、2Cが通らなくなったら疎雨迷わず、疎雨迷わずが通らなくなったらDC。DCすらダメージ通らなくなったとき、デフォ小町が木偶に対してダメージを与える手段は余命以外になくなります。そしたら余命ループの開始です。

    ところで、余命だけなら制御棒を考慮する必要はありませんでしたが、事前の2Aなどのループには制御棒のダメージ補正が乗るため、制御棒の利用を検討しなければいけません。制御棒の利点は被ダメージを増やすことができること。欠点は自爆ダメージも増えてしまうことで、根性補正が僅かに重くなってしまうほか、余命の与ダメージが微減します。
    具体的には、体力1の根性補正が乗った大凶自爆の被ダメージは140、制御棒を4積みした時の被ダメージは196となります。
    余命のダメージが1回あたり28、全体で504減少します。
    また根性補正が0.9958から0.9941に落ちます。
    しかし制御棒によるダメージ補正は+30%であり、恩恵の方が大きく上回ります。
    相手に制御棒4積みさせるべきでしょう。


    手順
    これまで検討したことを整理して手順としましょう。

    使用キャラクター:小町、早苗
    小町のデッキ:余命を2〜4枚、龍星を1〜4枚、残りを1コストのカードで埋めます。
    早苗のデッキ:制御棒を4枚、腐食薬を1〜4枚、三粒を3〜4枚、他は自由ですが平癒守を積んでおいても良いかもしれません。

    戦闘画面に移り
    ・小町の体力を1にする
    ・早苗が制御棒を4枚宣言する
    以上を済ませたらスタート。

    1.疎雨を発現させ、迷わず地上部分をカウンターヒットさせる。
    2.凪を発現させ、小町をガークラし早苗の体力を回復する。全回復するまで繰り返す。
    3.おみくじで大凶を引き、1hit自爆する。
    4.2Aで1発だけ追撃する。
    5.2〜4をダメージが通らなくなる直前まで繰り返す。(昔のメモには150発くらいって書いてあります)
    6.2Aを2Cに変更し同様に繰り返す。
    7.2Cを疎雨迷わずに変更し同様に繰り返す。
    8.疎雨迷わずをDCに変更し同様に繰り返す。
    9.晴嵐(バグ)を利用した1コス余命を16回同様に繰り返す。
    10.龍星を宣言した後、曇天雪バグ(腐食薬使用)を利用し2コス余命を同様にして当てる。
    11.晴嵐(仕様)を利用して1コス余命を同様にして当てる。


    ところで、これらが理論上繋がることは示してきた通りなので、実戦条件という意味ではFキーを好きなだけ使っても問題ありません。晴嵐バグを成功させる必要はありませんし、体力回復はF2F3で平癒守を連打できますし、天候は梅雨固定して追撃猶予を伸ばしておけます。それでも大凶ガチャだけは避けられず、合計で200回近い大凶を引かねばならないことを考えると、まあやる気は出ませんよね。


    最後に、もしFキーを使わなかったとしたらどうなるのかについて書いておきましょう。
    天候待ちでアホみたいに時間を使うこと、手札乱数によって成功の可否が左右されること、めちゃくちゃシビアな操作を複数回成功させねばならないこと。この辺は言わずもがな。
    晴嵐バグと大凶を同時に引かなければならないという問題が挙げられます。幸いカード発動ボタンは大凶を見てから判断できるため、判断が正しい限り無駄撃ちはありませんが、ただでさえ長い天候待ちに大凶ガチャが加わることになります。
    実は曇天雪バグがかなり鬼門です。小町が腐食薬を喰らう必要があるため、体力1ではダメで、体力を「腐食薬を喰らって1残る値」に調整する必要があります。小町の体力を回復する方法は2つあり、一つは凪発現時に早苗が大凶自爆すると回復権は小町が獲得します。もう一つは小町の体力を0にしてラウンドをまたぐことで、体力をリセットできます。そもそもの手間と厳密な体力調整が必要なことを考えると、ラウンドを跨いで体力リセットをして、その後調整をする事になるでしょう。また腐食薬を使いつつ大凶1hit自爆するためには三粒の無敵切れを利用する必要があります。曇天発動のタイミングを調整しつつ、大凶確信で三粒と龍星を宣言しなければなりません。大凶が出なければリセです。まあここにたどり着く前に手札乱数で死んでると思いますけど。
    他にもいろいろあって、Fキーを縛った場合、手札乱数に勝つと仮定しても合計数十時間かかるでしょう。


    (3/21追記)龍星宣言すると手札が3枚になって曇天でもスペカ発動が判定されません。曇天ではなく晴嵐(仕様)を利用すれば解決します。初歩的な見逃しをしていました。申し訳ない。
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