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【シン・ゴジラ】木更津駐屯地で自衛隊 第1ヘリコプター団を見学してきた【聖地巡礼】
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【シン・ゴジラ】木更津駐屯地で自衛隊 第1ヘリコプター団を見学してきた【聖地巡礼】

2017-07-30 11:00
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     シン・ゴジラに登場する名場面は数多いが、巨大不明生物が蒲田に上陸した際、緊急出動したヘリコプター部隊を覚えているだろうか。



     「前例のない危険な任務だ。隊員は志願させるのか?」

     「いえ。通常ローテで行きます。入隊したときから。皆、覚悟は出来ています」



     なんて痺れる台詞だろう。
     それが木更津駐屯地のヘリコプター部隊である。


     そうだ。僕らの税金で日夜死線を切り開いている自衛隊の皆さんがいるからこそ、我々はミサイルが連日発射されてもどこか呑気で居られるのだ。そう、自衛隊が弱ければ、ロシアがたちまち攻めてきて、家は焼け、農園は皆コルホーズになり、君はシベリア送りだろう。


     最前線で戦う自衛隊の最前線で戦う隊員の皆様は、日夜「愛される駐屯地」を目指して地域の方々やモニターの方々にときどき基地の案内やヘリコプター搭乗体験などを提供しているらしい。ひょんなことからチヌークこと、CH-47に登場する幸甚に恵まれたので、ひとつ愛される自衛隊の姿をお伝えしたい。


     集合時間は午前9時に木更津第1ヘリコプター団の基地。だったのだが、なぜかアクアラインで足止めを食う。


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     車がぜんぜん進みやしねえ。
     そういや今日は夏休みでござった。


     アクアラインで足止めを食いながらシン・ゴジラのDVDを見ていると、冒頭のアクアライン浸水のシーンで身の毛がよだつ。飛行機の中でハイジャックものの映画を見るくらいには心臓に悪い。


     まあここに前田敦子がねえ・・・


     そして万が一アクアラインが浸水なんてことになったらオレは手持ちのα7と愛車を捨てなきゃならないのか、とまたどうでもいいことを考える。


     もちろん浸水することもなく、無事木更津に到着。しかし駐屯地の入り口がわからん。


     うーん、どこだーどこだよーとぐるぐる回っていたら入り口に到着した。


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     基地内は撮影して良いとのことだったので早速撮影。

     申込用紙を書いた後、ドッグタグを渡される。

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     これは万が一、ヘリが墜落するなどの事故に遭った場合、顔とかがぐちゃぐちゃだと誰が死んだかわからないので首からさげておくもの。まあ軍人はこいつを下げていて、隊員が死んだらタグだけ持ち帰り、本部でKIA(Killed in Action)として報告される。タグがないけど帰還してない兵士はMIA(Missing in Action)として扱われる。


     タグを付けただけで「やばい、死ぬのかもしれない」という謎の緊張感が生まれる。


     ちなみにチヌークは前の方のローターがものすごく低い位置で回転するので絶対に前から近づいてはいけないということを最初に習う。


     Wikipediaによると、地上から130cmくらいのところをヒュンヒュンやるらしい。やばい。確実に死ぬ。


     順番が車での間、資料館に案内されるが、途中で食堂を発見する。

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    その名もVIP食堂。
    え、どういう意味?なんか知らない自衛隊用語?

    よくわからん。どういうことなんだ、と歩いていると・・

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    幹部食堂が。こっちのほうがVIP食堂より立派に見えるんだけど。

    そして献立表を発見。

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    給食だよりのフォントがなにか楽しい感じを醸し出す。

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     ほうほう。8月の献立は、香川のぶっかけうどん、シンガポールライス、穴子の天ぷら、トマトとイカのパスタ、ハムカツ、などなどなのか。

     そして注目すべき誕生日献立はステーキ宮のソースを使ったビーフステーキ。いいな誕生日献立。まあ誕生日を待機で過ごす隊員へのせめてもの心遣いだよな。むしろ誕生日献立が食べたくて誕生日に進んで勤務してしまいそうだ。


     さらに希望献立というのがあって、各部隊ごとに希望する献立をお願いできるらしい。なんて至れり尽くせりなのだ第1ヘリコプター団の食堂は。妙にほっこりする献立に、VIP食堂への疑問など吹き飛んでしまった。


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    資料館に行くと、実際に使われたVIP専用ヘリの展示が。実際に搭乗したり出来る。これは楽しい。

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    ちなみに僕も飛行機とヘリコプターは少し操縦したことがある。

    基本的にヘリコプターは、右手で操縦桿を握り、左手でスロットルレバーを引くのだが、通常のヘリコプターの場合、スロットルを引きながら尾翼のサブローターを回さないとヘリ自体がクルクル回転してしまうのでスロットル操作が絶妙なのだが、この機体の場合は二重ローターなのでたぶんそういうややこしいことが必要ない。


    ヘリコプターはたとえエンジンが止まったとしても安全に降りてこれるようになっていて、考えようによっては飛行機よりもかなり安全な乗り物である。


    ラジコンヘリを体験すると嫌になるくらい墜落させるのでそんな馬鹿なと思うかもしれないが、ラジコン飛行機の墜落に比べるとラジコンヘリの墜落は安全である。


    ただしラジコンヘリと本物のヘリコプターとの違いは、ラジコンヘリのメインローターがモーターシャフトに直結されていることに対し、本物のヘリコプターはクラッチを切ると自然に風の力で回るようになっているところだ。こうすると、いわば竹とんぼを回転しながら地上に落とした時のようにうまく減速する(竹とんぼはモーターが止まったヘリコプターと考えることが出来る)。ちゃんと着陸できるようにフライホイールがついていて、エンジンがとまってもしばらくは慣性で回り続けるようになっている。


    飛行機の場合、前に進む力がなくなると落ちるしかないので時速数百キロというスピードを維持しながら着陸するのでめちゃくちゃ大変だが、ヘリコプターの場合はそうはならない。


    記念館には他にもMAMORの撮影で来た石川恋の様子や、シンゴジラの撮影の様子などが展示されていて、まさに聖地巡礼感がある。


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    小一時間ほど過ごしたら、いよいよチヌークの体験フライトだ。
    ちなみに第1ヘリコプター団のチヌークは、福島第一原発の事故の際、救助や放水などで活躍した。
    あの、絶望的な状況で原発の真上から放水するという、勇気ある行動を迷いなくとった自衛官の方々には心から敬意を表したい。


    格納庫には所狭しとチヌークが並べられているが、第1ヘリコプター団の保有するヘリコプターの数は米軍に次いで世界第二位だという。


    チヌークはシン・ゴジラでも首都圏から住民を避難させるシーンで登場している。

    搭乗前に聴覚保護のため、耳栓を入れる。
    耳栓をしていてももはや何が何だかわからないくらいの轟音が聞こえている。


    いざ搭乗。運良く先頭になったので、カメラを持ちながらチヌークに近づいていく。

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    すごい熱風と轟音。
    ヘリコプターの風圧は台風並という事前レクがあったが、まさしく台風のような風圧と、エンジン由来の熱風に顔が歪む。

    しかし被災地の人たちもこんな感じだったんだろうなとか神妙な気持ちで乗り込むことに。

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    隊員同士は優先接続されたインカムで連絡をとりあう。これは民間のヘリでも同じ。ローターの音がうるさすぎて会話に支障があるのだ。

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    いざチヌークに乗り込むともう声とかほとんど聞こえない。基本的にジェスチャーでしか会話できん。
    後ろのハッチを半分しめたまま離陸。

    斜めに離陸するらしく、フワッとヘリコプターが浮く。飛行機の離陸とはぜんぜん違う。突然離陸する。

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    しばらくすると・・・あ、飛んでる・・・という感じだ。抜群の安心感。さすがチヌークである。

    上空に出ると自由に歩き回っていい時間になるんだけど、まあ歩いても、海しか見えないのでそんなに楽しいことがあるわけではない。ただ、自衛隊のヘリはかなり安心して乗れるということだけはわかる。

    みんなが一通り飽きて席に戻ると、これまたあっという間に地上に降り立った。
    ちなみにチヌークの最大速度は時速200km/h。普通に凄い。

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    というわけであっという間に体験搭乗は終了。大満足で帰路についた。


    自衛隊の器材を体験できることはめったにないので、本当に貴重な機会だったと思う。
    自衛隊の皆さんの日頃の訓練は、被災者に安心を与えるという点でも大きく貢献しているのだなと感じた。


    それにしてもチヌーク。カッコイイぜ。

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