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  • 技術的特異点(シンギュラリティ)以降の世界で、男たちはどのようにモテようとするのだろうか

    2016-11-30 18:36  
     東京、御茶ノ水。
     十一月の黄昏時ともなれば、外は冬の寒さだ。 俺こと石丸と、D氏は御茶ノ水駅前近辺で何かメシでも食おうとポケットに手を突っ込み足早に聖橋を歩いていた。
     「聖橋長寿命化工事」というサイバーパンク調のようでありながら行雲流水(のほほん)とした響きにも感じられる工事が進められていて、道幅は狭い。
     寒さに背を丸めながら俺が言う。
    「バグが取れないのもソフトがうまく動かないのも、全てシンギュラリティが来てないのが悪い。早くシンギュラリティ来ないのかね?」
     D氏は苦笑いを浮かべて答えた。
    「そんなことになったら俺たちプログラマはメシの食い上げじゃないですか。どうやって金もらうんですか」
    「そんなん、ベーシックインカムに決まってるじゃん。もうベーシックインカムもらってね、毎日ゲームでもしてればいいんですよ。君の好きなシューティングゲームでもさ、してればいいじゃん?あ、でもシュー