定年の延長について
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定年の延長について

2016-05-20 02:32
    前回の続き。

    金平会長、モデルボクサー・高野の電撃引退表明受け試合中止の考え明かす

    http://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20160519-OHT1T50038.html

    現役生活を長く続けたいのなら副業はやめるべきだろう。
    例えば自身の労働価値が3億円であるとした場合、副業で3億円稼いでしまえば本業をしなくても食っていかれるので、仕事に打ち込む意味がなくなる。だから結局両方ともどっちつかずで、中途半端なところで終わってしまうことになる。やっぱり彼女には2足のわらじを履かせるべきではなかったんだろうね。

    同じような理由で射幸性の高いギャンブルや投資の類もおすすめは出来ない。レバレッジが高ければ高いほど自身の実力に見合う以上の大金が手に入るようになるので、同様に選手寿命を縮めることになる。

    定年後の再雇用で「給与引き下げ」は違法!? 「歴史的判決」が日本型サラリーマンを終焉に導く 一見、労働者に有利だけど…

    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48679

    そして正にこの辺の話がしたかったわけなんだけど。
    60歳で定年になるまでに、自身の労働価値に見合うだけの額を稼ぎ切っているのであれば、65歳まで働かせようが70歳まで働かせようが、その人間が生涯で生み出す付加価値は変わらないはずだ。

    なので定年を延長した場合には、労働者の1年あたりの収入額が減ると考えられる。例えば20歳から60歳まで働くことで障害賃金2億円を稼ぐ労働者がいるとする。すると1年あたりの収入は

    2億円÷(60歳ー20歳)=500万円だ。

    この時定年を延長して70歳まで働かせた場合、生涯賃金は変わらないのに対して勤続年数が10年延長されるので、1年あたりの収入は

    2億円÷(70歳ー20歳)=400万円

    へと減る。そして定年を延長しても労働者の生涯賃金、生み出す付加価値総額が変わらないのであれば、マクロ全体で見た場合の付加価値も変わらないとなると思われる。よって定年の延長が経済を成長または減退させることはないとなるんだけど、でもこの判決はかなり凄いんじゃないか。記事にあるように年功序列の賃金体系が崩れてしまうというのもあるけど、もし年齢による給与の引き下げが違法になるならば、究極的には定年制度があること自体が違法だということになるんじゃないのかな。高齢者に能力に見合う給料を支払えというのであれば、能力がある限りは高齢者であってもクビを切るなという発想になるはずなんだけど。



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