デタラメ経済学の謳歌
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デタラメ経済学の謳歌

2016-05-23 00:52
    前回の続き。

    増税延期で国債格下げも。「Aマイナス」の可能性

    http://newswitch.jp/p/4750

    増税を延期すれば国債がAマイナスになるというが、実際には増税しても結局はAマイナスになるという理解が正しい。

    何故なら前回説明したように、経済学の議論は「デフレは悪である」という前提からスタートしているがために、いくら増税してデフレにしても必ずインフレにしようとする動きが起こるからである。

    だから将来的には必ず日本は財政破綻するという結論になる。

    消費税上げ税収下がるようでは元も子もない

    http://economic.jp/?p=62028

    でもその辺の話を理解している人間がいないというのが現実ということだ。
    例えば日銀の黒田は「金融緩和が大事だ」と言いながら「日本の財政のために消費税増税が必要だ」と言った。しかし金融緩和はインフレを呼び、消費税増税はデフレを呼ぶわけだから、実は正反対のことを同時に言っているのと同じことになる。

    つまり何もわかっていないということだ。何の経済の知識もないのに日銀総裁という重職につき、日本経済を混乱に陥れている。民進党の長妻も同様だろう。

    「ここは、消費税引き上げを先送りし、経済をしっかり立て直す必要がある」

    といって消費税増税の延期を示唆しながら、

    「財政規律を緩ませてはいけないので、2020年には単年度で財政を黒字にするため、2019年4月にあげることを提言した」

    と言っているが、これも黒田同様インフレとデフレの区別がついていない典型例である。更には消費税引き上げを先送りして経済を立て直すんだと言っているところからも、消費の増大と経済の成長とを混同している様子が伺える。何度も言っている通り経済の成長は

    経済成長率=名目GDPの伸び率ーインフレ率

    であり、インフレ率を上昇させても同じだけ名目GDPの伸び率も上がるわけだから、インフレによって経済成長率は変わることはない。

    消費税増税に反対だが、増税延期なら総理退陣を

    http://economic.jp/?p=62031

    これも笑っちゃうよね。消費税増税は反対でパナマ文書で税金逃れしてる企業から税金を取れと言ってるんだけど、どこから税金を取ろうが通貨流通量の減少という事象は全体的に作用するから一緒という結論になるはずなんだよね。つまり何をやってもデフレに働き、景気とやらをどんどん悪くすることになるわけだ。

    ヘリコプター・マネーには、女子大生も“激オコぷんぷん丸”

    http://diamond.jp/articles/-/91533

    つまり何が言いたいかっていうと、この国ではデタラメなことを言う奴ほど成功するようにできているということなんだな。正しいことを言う人は出ていけと言って追い出される。邪魔だ死ねと言われる。でも黒田や長妻、高橋洋一や竹中平蔵のようないい加減で、デタラメな事ばっかり言うような奴らは、社会から歓迎される。「よくぞ私たちが思っていたことを言ってくれたました」って言って、拍手される。だから彼らはメディアに出たり、要職につけたりと人気者になれる。

    一億総活躍社会とか言うけど、あれは絶対ウソだと思いました。正しいことを言う人間が評価されないのに、総活躍も何もねーだろアホがと言いたいです。ちなみにこのダイヤモンドの記事も、かなり胡散臭い内容ですがね。まず金融緩和の効果について。記事では「日銀が国債を買い上げてもカネとの等価交換が行われているだけなので、インフレにはならないと言ってるんだけど。

    でもこれって普通に考えたらおかしくないですかね。例えばリンゴ1個100円が市場価格であるという場合に、誰かが市場にあるリンゴ全てを買い上げたとする。この時リンゴの価格はどうなりますかね。

    普通に考えるとリンゴは供給不足を起こしているわけで、一時的とはいえ1個200円とか300円とか値上がりするのが自然だと思うんですけど、それでもこの記事の著者は「カネとの等価交換が行われているだけなので、リンゴの値段は100円のままである」とでも言うんでしょうか。

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