構造改革のウソあれこれ
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構造改革のウソあれこれ

2016-06-20 05:53
    前回の続き。

    「農業ビジネス」参入企業の8割が失敗してしまう理由

    http://www.news-postseven.com/archives/20160618_422094.html

    「規制緩和で経済が成長する」という話は、全てウソだと思って良いだろう。
    というのも生み出されるカネや付加価値というものは、人間が持っている基礎的能力によって決まるものなのであって、どのような職業に就くかによって決まるものではないからだ。例えば本屋で時給1000円稼げる人はコンビニでも時給1000円もらえるわけなのであって、転職によって給料が上がるということはない。

    だから規制緩和によって企業が農業に新規参入したとしても、経済が成長することはない。この農業の規制緩和というものは、単に企業に転職の機会を与えただけであるといえる。

    「カジノ解禁」は、地方に何をもたらすのか

    http://toyokeizai.net/articles/-/77908

    観光立国であるとかカジノ解禁といったものも、国の経済成長を促す効果はないだろう。
    理由は説明しているとおりで、付加価値は人間の能力によって決まるもので、職業によって決まるものではないからだ。

    中国の健全な経済発展、官僚主義の弊害排除が必要─首相=新華社

    http://jp.reuters.com/article/china-economy-growth-idJPKCN0YE04D

    官僚主義の弊害排除とか脱官僚とか喚く奴らがよくいるが、それらによっても経済成長が促進されることはないだろう。

    具体例で考えるとわかる。例えば年に2000万円もらえる官僚を、官僚主義はいらないといってクビにしたとする。するとその官僚は民間会社に移動する。この時年に2000万円もらえる官僚は、民間会社においても年2000万円貰えると考えられるので、結局官僚を首にしようがしまいが、生み出される付加価値は一緒である。よって経済成長はしないとなる。

    政府支出と財政健全性には相関性がない

    http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20150627

    同様に政府支出の削減や小さな政府の実現によっても、経済成長が促進されることはないとなる。理由は今まで述べた通り。

    この点政府支出の削減や小さな政府への移行を行ったとしても、財政の健全化にはつながらないと考えるべきだろう。つまりどれだけ制度をいじろうが生み出される付加価値に変更はないのだから、政府の税収と支出の割合も変わらない。よって財政の健全度合いも変わらないとなるはずだ。

    実際財政が赤字であるということは、インフレによって市中に必要以上のカネが流通していることを意味するわけで、制度の変更によってはその関係には変更は生じない以上、なんの効果もないはずだ。つまり財政を健全化するためには市中のカネを回収=デフレにすることが必要となる。

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