イギリス国民投票後の為替の動向について
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

イギリス国民投票後の為替の動向について

2016-06-22 06:46
    前回の続き。

    円安一本足のアベノミクス、窮地に 急速な円高に

    http://mainichi.jp/articles/20160617/k00/00m/020/064000c

    何度か説明したわけだけど、今の円高というのも、実は価格と価値との接近が行われているが故に起こった現象といえる。つまり一時的な買い占め等によって物の価格が急激に上がっても時間が経てば供給が増えて元に戻っていくように、為替についてもアベノミクスやら黒田バズーカによって急に売られた円が、時間とともに戻っている。だから円高になっている。

    要は単なる緩和の効果切れってことだね。この点急激な変動があると「リスク回避の円買いが~」とか「アメリカの利上げを見越した買いが~」とか言うけれど、きっとあれってほとんど適当に言ってるだけだと思うんだよね。実際にはファンダメンタルズとか自律反発による自然な現象に近いはずで、特別な意味は持たないものばかりはずなんだ。

    英国EU離脱で「リーマン並み超円高」は本当か

    http://toyokeizai.net/articles/-/123320

    ちなみに円高の話をするならば、最近世間を騒がせているのがイギリスの国民投票だ。それこそ記事にあるように、もし離脱すればリーマンショック級の円高がやってくると言われているんだけど、円安や株高にはならないものなんだろうか。



    この点ドル円のチャートを見る限りでは、既に底を打って上昇に転じそうな気配だ。つまり紫色の75日単純移動平均線よりもかなり低いところに現在の値があるわけなので、普通であればこの線に近づく動きをする。



    ちなみにこのチャートの出典は楽天証券さんです。
    そしてこれが日経225の株価チャートだ。為替と同じように現在の値は紫色の75日単純移動平均線より下にあるでしょ。だから時間が経つと普通は上昇に転じる。

    ここで何故価格が移動平均線に近づこうとするかといえば、この移動平均線というものが、投資家心理からはじき出した適切な市場価格を示していると考えられるからだ(実際そうであるとは限らないのだけれども)。

    なので価格というものは、その適正価格を表す線を目指そうとする。やっぱり投資家ってのはなるべく損したくないと思っているわけだから。移動平均線より下に現在の価格があると売りの手が止まって価格が上がろうとするし、反対に移動平均線より上に価格がある時には買いの手が止まる。その結果価格が下がる。

    「英国EU離脱」はどちらの結果でも株価上昇

    http://toyokeizai.net/articles/-/123345

    だからどっちの結果でも、割安感から株高円安になるというシナリオもなくはないんだろうか? もし今の状態から急激なドル売りが始まればそれこそ投げ売りで、多少の損はしてもかまわないので売ってしまいたいという、パニック状態になることを示すわけだけど、果たしてそこまで行くかどうか。

    でもあり得ないことが起こるのが相場の世界なのか。とにかくここ数日は取引をお休みして、様子を眺めていようと思います。

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。