移動平均線の攻防
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

移動平均線の攻防

2016-06-23 04:16
    前回の続き。

    前回書いたように価格は移動平均線へ向かう性質がある。何故かというと説明したように、長期間の移動平均ともなれば価格が収束していると思われるので。投資家はそれが人間心理からはじき出した、正しい価格であると考えるからだ。

    なので移動平均線にかかると、買いと売りとの間で激しいバトルが繰り広げられる。しかしながら移動平均線が本当に正しい相場を示しているわけではないので、買いと売りとの間のバトルには、いつかは決着がつくことになる。つまりこの勝負に買いが勝つと価格は上がり、売りが勝つと価格は下がる。



    だから昨日示した為替のチャートも、そう見ていけば良いことになる。値動き(主に緑色の線)を見ていくと、紫色のライン(75日単純移動平均線)に近づいたときに価格が下向きになるのがわかるわけだけど、これはそのバトルに売り側が連戦連勝していることを示している。



    一方株の方はというと、緑の線が紫色の移動平均線を4月に一度は上へと突き抜けた後、6月にまた下へ突き抜けてという風になっている。つまりこれは4月にはバトルに買い側が勝ったものの、6月には売り側が勝ったことを示しているわけで、言い換えれば1勝1敗で引き分け、買いと売りとがこの期間中はほぼ均衡していたことを意味することになる。


    ちなみに移動平均線を突き抜けた場合、価格はどこまで動くだろう。
    おそらく自分の予想では、少なくとも相場が上がり(または下がり)始める前の地点から、移動平均線までを結んだ部分と同じ分だけ相場が上昇(または下降)すると思われる。例えばチャートが緑の様に推移して、そこから移動平均線まで突き抜けた場合には、OAと同じ距離だけ価格が上昇する。つまり価格はBまで行く。

    これは移動平均線を突き抜けた場合には、最低でも持ち合いに移行すると考えられるからだ。つまり買いと売りとの力関係が等しくなるので、移動平均線からの距離も等しくなる。よって同じだけ価格が動くという説明でどうだろう。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。