過労死と労働生産性の話
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過労死と労働生産性の話

2016-10-20 05:20
    前回の続き。

    日本人、それってオカシイよ 「過労死」を生む日本企業の“常識”

    http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/18/news019.html

    多分過労死が起こるのは、日本の雇用慣行の問題だろう。
    つまり欧米諸国では給与に見合う働きが出来なければ即切られるので、失業の苦しみはないかもしれないが無理やり働かされる苦しみはない。

    でも日本の場合は労働者をすぐにクビにすることが出来ないから、いったん給与を設定してしまうと、その額に達するまで働かなければならなくなる。前回説明したように、日当8000円もらえるという場合、時給1000円の人間は8時間労働で良いけれども、時給800円の人間は10時間働かないといけない。

    だから能力の低い人が待遇の良い会社で働こうとすると、労働量が過大になって死んでしまうというわけだね。要はクビを切られて死ぬのが欧米の労働者で、会社に働かされて死ぬのが日本の労働者ってことだね。まあ双方死ぬことには変わりはないんだけど。

    日本の生産性の動向 2015年度版

    http://www.jpc-net.jp/annual_trend/

    ちなみに日本の労働生産性の低さも、雇用慣行で可能なんじゃないかな。
    つまり欧米の労働者は戦力として使えないと判断するとすぐにクビを切るので、労働生産性が高くないと労働者になれなくなっている。だから統計を取ると労働生産性は高くなる。

    一方日本は戦力として使えなくても残業なり休日出勤なりして労働時間を増やせば労働者になることが可能なので、労働生産性の低い労働者がカウントされてしまう。よって欧米に比べて順位は低く出る。多分こういうことじゃないかな。

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