芸能界と行動経済学
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芸能界と行動経済学

2017-10-19 23:06
    前回の続き。

    三代目JSB、“史上最多”年間ドーム公演数樹立 再追加公演発表で全37公演

    http://www.oricon.co.jp/news/2098872/full/

    さて、今まで芸能界ではギャラを下げ仕事を沢山させることによって人気を作出してきたんだみたいな話をしてきたと思うんだけど、ではそのような行為は、経済学で考えるとどうなるんだろう。

    思うにギャラを下げて仕事の量を増やす行為は、製造業でいうと赤字覚悟で商品を作りまくっている状態と一緒だろう。だから実は人気になって儲かるように見えても、実はその裏でタレントや事務所側にとって損失になっていると考えるべきだ。

    セイラーの行動経済学、異端の学問が大活躍

    http://toyokeizai.net/articles/-/193138

    だからギャラなんて下げずに、自分の実力にあったギャラを要求するのが、事務所にとってもタレント(アイドル)にとっても一番幸せなはずなんだな。例えば仕事1本10万もらえるだけの価値があるなら10万貰えばいいし、20万なら20万貰えばいい。変に仕事を安く請け負っても結局は自分が疲れるだけだ。

    でもそれが出来ないのは、人間「仕事がない」ことを不安なこととして恐れるからだ。つまりいつ仕事が来るかわからない不安定な状況に置かれるよりは、多少ギャラが安くても仕事がある状態の方を好ましいと考えるから、損する選択肢を自ら選んでいる。今年のノーベル経済学賞のテーマだったけど、これも行動経済学の一種と考えるべきだろうか。
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