秋元康よ、作詞ノートを見せてくれ
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秋元康よ、作詞ノートを見せてくれ

2019-12-09 01:50
    前回の続き。

        ハロウィン・ナイト
    1
    扉、開けたら まるでタイムマシーン! 巻き戻された 夢のディスクティック
    君を探して怪しげなパーティー 踊り明かす愛のモンスター
    ミラーボールが回るダンスフロア 仮装行列 誰かのTrick or Treat
    僕は一人で途方にくれてる リズムの渦どうすればいいの?

    Halloween night! Midnight Boogie night!
    カボチャが誘ってる
    さあ手を叩け! 腰を振れ! 今夜は誰も馬鹿になれ!
    Halloween night!
    さあ 踊れ! 言葉はいらないよ
    もう嫌なこと忘れよう! 年に一度のカーニバル
    今日だけ自由なお化けたち Halloween night!


    なりたいものになれる Fantasy world! 願い 叶えろ! 一夜(ひとよ)だけのマジック
    大事なものは子供の頃の自分 本能のまま生まれ変わるんだ
    Halloween night! Cheek time! Fall in love!
    曲が変わる前に...
    さあ ステップをもう一度 出逢いたいなら目立つんだ
    Halloween night!
    さあ踊れ 溢れる人の波
    そう 理屈よりノリで行け! こんな世界の片隅で
    恋するメイクとコスチューム 

    Special night!
    Are you ready?
    Ready?
    Ready?
    Happy!
    Happy!
    Halloween night!
    夜明けになって キスしてるのは
    僕たち2人だけ
    愛はいつだって強い引力
    H・A・L・L・O・W・E・E・N
    H・A・L・L・O・W・E・E・N
    H・A・L・L・O・W・E・E・N
    Trick or Treat

    Halloween night! Midnight Boogie night!
    カボチャが誘ってる
    さあ手を叩け! 腰を振れ! 今夜は誰も馬鹿になれ!
    Halloween night!
    さあ 踊れ! 言葉はいらないよ
    もう嫌なこと忘れよう! 年に一度のカーニバル
    今日だけ自由なお化けたち Halloween night!

    【MV full】 ハロウィン・ナイト / AKB48[公式]

    https://www.youtube.com/watch?v=1zUFu-aUVW4

    やっぱり秋元康がゴーストライターを使っていた可能性は50%だな。
    前回も指摘したが、コイツが曲先歌詞を理解していない様子がはっきりと現れるのは、この2015年8月発売の「ハロウィン・ナイト」からだ。それまでは歌詞におかしな様子がなかった。でもこの作品から急に、違和感丸出しの歌詞が世に出るようになる。

    嘘だと思うならこの曲と歌詞とを照らし合わせてみればいい。どう見ても大人っぽい曲なのに、「さあ手を叩け! 腰を振れ! 今夜は誰も馬鹿になれ!」だの「もう嫌なこと忘れよう! 年に一度のカーニバル」などと、はっちゃけた歌詞がついているだろう。これは秋元康が、曲先歌詞を理解していないことを示す証拠である。

    【MV full】12秒 / HKT48[公式]

    https://www.youtube.com/watch?v=aI20JvHedIs

    【MV full】桜、みんなで食べた / HKT48[公式]

    https://www.youtube.com/watch?v=4-gTfa2hO0o

    多分その辺りからゴーストライターとの契約が切れたんだろうな。そして得意でもない曲先歌詞を書き始めた結果、急にボロが出たんだろう。

    実際このハロウィン・ナイトの前後では、歌詞の質が違いすぎるように思うよ。特に自分がずっとチェックしていたのはHKT48の楽曲だった。2015.4.22発売の「桜、みんなで食べた」2015.4.22発売の「12秒」など、曲と歌詞とを照らし合わせながら聞いていたのだけれども、「ハロウィン・ナイト」とは逆に出来が良すぎるように思う。とても同一人物が書いたとは思えないまとまりぶりで、誰か書いていた人間が裏にいたと考えるのが自然かなとも思うけどね。

    欅坂46の9thシングルが発売延期に

    https://natalie.mu/music/news/358624

    まあもっとも自分の言うことは、まだ憶測ではあることは否定しないよ。
    直接的な証拠はないからね。でも今後秋元康は、自らの潔白を証明する作業に迫られることになるんだと思う。例えば欅坂46の新曲が発売延期になったそうだ。プレスリリースでは「制作を進める上でより良い作品を追求して行きたい」と書いてあるけれど、もし記述の通りであならば秋元康は今までとは違う、より良い作品を消費者に提供することで、自らに掛けられた疑惑が全くの誤りであることを証明してくれるのだと思うよ。

    ザ・コインロッカーズ / 憂鬱な空が好きなんだ Music Video

    https://www.youtube.com/watch?v=cD1KAsCtnwA

    もしくはハロウィン・ナイト以前の作品について、作詞ノートを見せてくれるという形で潔白を証明してもいいと思うよね。他の作詞家はどうかはしらないけれど、自分は作詞をする際にあたって、作詞ノートというかメモ書きというものを作っているんだ。例えばこの「憂鬱な空が好きなんだ」の歌詞を書き換えた時には、こんな感じだった。

    走り出せ 僕の目指した僕の目指した
    を待つ
    広がった手つかずのままの花みどり
    僕の   僕の    目の前に
    もうすぐだ 駆け出して行く駆け出して行く目の前に
    広がった手つかずのままの花みどり 
        高い丘で僕の街を見下ろして
    青い空は僕のもの
    叫び出す
    見腫らして
    見晴らし
    駆け出して
    草の原
    届かない
    さえも
    包みだす
    深緑
    暗がりを押しのけられる押しのけられる眩しさで
    憂鬱やもやもやも消してしまえたら      
    いつの日も       いられるから
    きっと強くなれる そう願い過ごしていた夏の午後 
    僕のもの
    しまえたら
    元気に叫ぼう
    口荒んだ
     見えた空
    預けた
    尋ねた
    むかっていけるのかな
    分かって行ける
    運命のレールの敷かれた
    リール
    ルール
    時にも笑っていけるのかな
    見知らぬ誰かとも打ち解け合えたら
    閉ざされた
    片想い
    リアルな
    奪ってしまうのかな
    気の合う仲間から打ち明けられても
    見知らぬ誰かとも打ち解け合えたら
    玩具より
    辿り着けた
    あふれかえる
    あきれかえる
    うちあけられても
    指さして
    め寄った 憂鬱なんか憂鬱なんか蹴飛ばして
    僕を元気にした
    気付いていた
    詰め寄った 憂鬱なんか憂鬱なんか蹴飛ばして
            なれたんだ
    天気
    高ぶって図に乗る夏を図に乗る夏を 捕まえて
    砂時計を
    何とかした
    僕が何度も見た
    本気にした
    ほんとにみた
    ありのままを
    張り切って
    逆らって
    夢だった        連れ出して
    ためらう
    君を笑顔にした
    図に乗る奴は図に乗るやつは
    僕のもの
    捕まえて
    いつだって
    戸惑った
    駆け寄った
    近寄った
    呼び止められた
    目指した
    蹴飛ばして
    辛かった
    医薬品
    投げ出して
    連れ出した
    いつだって
    好きだった
    眼を
    連れ立つ
    手を
    そった
    肩を
    ままの片辺(かたほとり)    
    君だって

    焼ける肌を
    連れ立って
    片辺かたほとり
    語り合い
    書き残し
    咲き誇り
    勝ち誇り
    負けないで
    かたおもい
    カタツムリ
    君の手
    先の    昼下がり
    着き切った
    抜けきった
    張り切った
    住んでいる君の場所から
    夏影を
    今だけを
    憧れを
    夏枯れの
    ためらう
    踏み切って超えた
    伸びきった影を伸びきった影を追いかけて 引き寄せて
    何か光が
    眺めが見えるかな
      何かがみえるかな
    触れる揺れる
    駆け抜けた夏の済ました風の中
    果てない
    あてらう
    晴れた
    あやなす
    長い
    迷いが消えるから
    呼んでいる    乗り越え行けるかな
    何かが見えるかな
      小屋  
       部屋
    君の場所から
    眼を閉じた
    手をつなぐ
    呼んでいる
    眺め
    手をかざし見る その彼方は
    取り籠めた色
    よりわけた
    手をかざし見る その彼方は
    手に
    背に
    見下ろす
      日のその在処を
    未来を
    もどかしさを
    切ない顔
    する誰かと
    その涙を
       眼でその彼方を
    夕暮れの
    幸せ
    する何かを
    言えずに
    切れずに
    見えずに
    振り出した
    憧れた
    寄り添えた日も
    背を向ける
    すりむいた  
    手に入れた  銀色
        雪解け間際の
      駆け下り走った
    問いかける
    行きがけ
    雪解け間近の
    下   混じりの
    季節を
    峠から
     を
    誰かの
    鞄を
    呼び止められても
    残された
    背中を
    後ろを
    自転車で
     負けない強さを
    佇む景色を

    自分はメロディーの一部分の歌詞を考える時、そのメロディーに似た語感の言葉を無造作に書きだしておくことにしていくんだ。例えば「言えずに」という言葉を思いついたら、同時に「切れずに」「見えずに」、「ルール」なら「リール」や「レール」、「あふれかえる」なら「あきれかえる」みたいにね。歌詞が思いつかない時、メロディーの持つイントネーションを頼りに言葉を書き出していくと適切な言葉が見つかることがあるし、1番には使えなくても2番以降の歌詞に使えることがあるからね。一見役に立たなさそうに見える言葉でも一応書き出しておいて、いつでも見返せるようにしてあるんだ。

    初恋至上主義

    https://www.youtube.com/watch?v=lDLcfrBw8wE

    だから秋元康もそのノートというか、メモ書きを見せてもらいたいよね。
    例えるなら化学者でいうところの実験ノートみたいなものだからね。画期的な研究が、決して他人の手によるものではなかったことを示す決定的な証拠になるんで、昔から曲先歌詞を書いていたというのであれば、率先して公開していただきたいと思うよ。

    ちなみに後日初恋至上主義を書き直したものを挙げるとしようか。これも「ハロウィン・ナイト」同様、秋元康の仕事のいい加減さがわかると思うよ。

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