秋元康の悪あがき(HKT48「3-2」より)
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秋元康の悪あがき(HKT48「3-2」より)

2020-05-07 05:51
    前回の続き。

               3-2

    どこにでもあるようなことさ 親友の彼女 好きになった
    苦しくたって 誰にも言えない 恋は 独り言

    いつも3人で会うことが 辛い 
    君とあいつと なぜか 僕と Ah
    冗談(言って)笑い(合って)
    想い 誤魔化す

    3-2(さんひくに)なら 孤独が残る
    寂しいだけの関係
    君のせいでも あいつのせいでも 誰のせいでもない アンサー

    知り合うのが少しだけ遅かっただけだ
    2-2(にひくに)には 絶対になれない


    近すぎて遠すぎる君さ 親友のことは裏切れない
    一緒にいると切なくなるんだ 愛は 正直だ

    そしてさよならと帰るのは1人
    君とあいつは いつも残って Ah
    胸の(痛み)気づいて(いない)
    だから上手く行く

    3÷2(さんわるに)では 僕だけ余る
    わかっているよ ずっと
    先に告った あいつの方が 勇気があったんだ あの日

    時々考えてしまうんだ
    好きなんだと言ったら どうなっちゃうのかな
    あいつは切れてしまうだろう
    そんなつもりじゃないのに 
    そして友情は崩壊して 終わりだ Ah

    3-2(さんひくに)なら 孤独が残る
    寂しいだけの関係
    君のせいでも あいつのせいでも 誰のせいでもない アンサー

    3÷2(さんわるに)では 僕だけ余る
    わかっているよ ずっと
    先に告った あいつの方が 勇気があったんだ あの日

    計算じゃ合わないよ 僕たちの運命
    3-1(さんひくいち)なら 割り切れるだろう

    【MV full】「3−2」MV / HKT48[公式]

    https://www.youtube.com/watch?v=gj6UO-UTqgQ

    曲を聞くとわかるんだけど、重々しそうなオケなのにも関わらず、歌詞が「先に告った」「3-1なら割り切れるだろう」などのように、稚拙で安っぽい三角関係を歌った歌詞になっているだろう。明らかに歌詞と曲があってないので、これは完全に不良品だ。どうみても商品ではない。

    更に言うとMVも曲の雰囲気と合っていないな。恐らくこの監督はアコギが鳴っていたので、自然を歌った曲とでも思ったのではないか。確かにアコギが鳴ったらかなりの確率で自然の歌と見ていいんだけど、でもこの曲はちょっと違うかな。音が少し都会的な感じがするよ。

    【MV】ラストアイドル「愛を知る」【2020.4.15 Release】

    https://www.youtube.com/watch?v=jl0fSLpzJI0

    でも前にも何回か指摘したけど、最近の秋元康の曲は、早口で喋るものばっかりになったな。
    先述の「3-2」しかりSKEしかりNMBしかり、更にはSTUしかりにラストアイドルしかり。このラストアイドルの「愛を知る」なんてメロディーさえも無視されて、勝手に秋元康が書き連ねている感すらある。

    もしかしてこれって、俺に歌詞を書き直されたくないからなのかな。つまり早口な曲を作ったら、さすがに俺も歌詞を書けなくなるだろうということで、わざとメロディーの数を増やしてきているということか。そして俺が歌詞を書かないのを見て、「どうだお前には出来ないだろう。俺様はこんなのを作詞出来るぐらい凄いんだぜ」と威張っているという感じなのかな。
    
    【MV】初恋至上主義 / NMB48

    https://www.youtube.com/watch?v=lDLcfrBw8wE

    欅坂46 『アンビバレント』

    https://www.youtube.com/watch?v=aeM6VF2XOn0

    欅坂46 『黒い羊』

    https://www.youtube.com/watch?v=MAkIYZiyJq4

    【MV full】無謀な夢は覚めることがない / STU48 [公式]

    https://www.youtube.com/watch?v=QDgEQ7PVpSs

    でもそんなくだらない意地張りをしているせいか、出す曲出す曲が音楽の原型を留めなくなってきてる気がして心配なんだけどね。もし発売する曲から音楽性が奪われたら最早商品とは言えなくなるから、作詞家、プロデューサーとしての身の破滅を招くと思うんだけど、大丈夫なんですかね。

    それにもう一つ言わせてもらうと、秋元康がどんな小手先の手段を使おうが、基本自分は作詞できるからね。多分上記4つの作品は、秋元康が他の人間には作詞出来ないだろうと、たかを括っていたものに違いないんだけど、でも自分は「黒い羊」を除いて問題はなかったからね。もう無駄な抵抗は止めて、自分の無能ぶりを大人しく認めるんだな。

              傘
    擦(す)り切れて掠(かす)れてた文字が 沿道の街明りに目立ち 
    眩しくなって朧(おぼろ)に浮き出していた 願い事

    水の張り詰めていた路地を 深く弾ませ駆ける子供
    濡れた顔を腫らす姿  独り見送る

    雑多な街の寂れた場所の 淋(さみ)しいだけの缶蹴り
    人を呼ぶにも 待ち伏せしても 帰るところのない 傘
    降り出しから 強すぎて際立った雨じゃ
    響く声は絶対に出せない


     
    黄昏に覆われた岐路に 心情の痕を映す轍(わだち)
    じっとしている背中を見下ろしていた 凸面鏡(とつめんきょう)
        
    消してしまいたい 出来事が 胸の奥底いつも残って
    思うたびに疼(うず)いてしまい 心弱くする

    信じることは無意味なことと 解って消えた願い
    傷を背負った記憶の影で 狂気になっていた あの日

    飛べなくなっていた四十雀(しじゅうから)   
    幹を断った卯の花 泥混じりの川
    合図と同時に閉まる窓
    声を枯らしていた がんじがらめの言葉と
    閉じた感情の交錯した 踊り場

    真っ赤に染まる車の列の 連なり見えた暗路(あんろ)に
    駅の方へと 追い詰められてる 人を見つめていた 傘
    甘美な夢の影だけ見せて 黙って失せた光
    昔見ていた至極(しごく)の空は 白くなっていて 蒼い

    降り止んで 捌(は)け出した 客待ちの場所で
    ゆっくり車が逃げ出して行(ゆ)く
    
    ちなみに秋元康や指原莉乃が俺の書き直した歌詞を見ていることは、作詞の感じでわかるからね。「ああ、俺が指摘したからここを改善してきたんだなあ」とかね。最近秋元康で、はっちゃけた感じの歌詞が減っただろ? あれ俺の歌詞の雰囲気を真似してるつもりなんですわ。

    ということで3-2の評論は終わり。ということで自分の書いた歌詞の解説なんだけれども、まあはっきり言って、特に歌詞には意味はないんだよね。というのも前回書いたように雨降る夕方の街を書こうとしたわけなんでね。誰かの気持ちを歌ったように見えても意味はなく、心情よりは絵的なものをイメージして、雰囲気が出るように言葉を選んで書いた感じなんだ。

    だから歌詞を追っていくと情景が浮かびやすいし、MV監督も動画を作りやすいのではないかと思われるね。あと工夫したのは「水の張り詰めていた路地を 深く弾ませ駆ける子供」とか「降り止んで 捌(は)け出した 客待ちの場所で ゆっくり車が逃げ出して行(ゆ)く」の部分かな。

    多分俳句とかがそうだと思うんだけど、「完全に言ってる
    わけではないんだけど、言ってることはわかる」みたいな、言葉足らずに見えて足らずみたいなものが、きっと表現としてはいいんだな。「雨で水たまりが出来た路地を子供が駆けていきます」と書いたらヤボ。でもこんな風にぼんやりと書いておくと、風情が出ると言いますか、聞く人が感心してくれるみたいな感じなんだと、自分は思っております。「降り止んで~」の部分も同様。

    そしてこの「降り止んで 捌(は)け出した 客待ちの場所で ゆっくり車が逃げ出して行(ゆ)く」の部分は、ちょっと唐突すぎるかなと思って、書くべきか悩んだんですけどね。つまり直前まで雨が降る描写なのに、最後に突然雨が止んだ描写かよみたいな感じで、違和感を持たれるかなと思ったんだけど、どんな感じなんだろう。

    正直この部分は「降り止まず 混み合った 客待ちの場所で ゆっくり車が逃げ出して行(ゆ)く」に差し替えようかなとも思ったんだけどね。でもしつこすぎるというか重すぎるというか、これでもかと不幸を押し付けてくる感じがしたんで、採用は見送らせていただきましたとさ。おしまい。

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