デフレスパイラルなど存在しない
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

デフレスパイラルなど存在しない

2020-07-26 02:18
    前回の続き。

    インフレは忘れよう、金価格はデフレ時代でも高騰あり得る

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-13/QDDWPZT0G1LF01

    インフレになると金価格が上がり、デフレになると下がると言われていたけれど、理論的にはその逆も十分にあり得るね。

    つまり金価格が上がったときに投機資金が入っている場合、バブルが弾けて経済が停滞するとつられて金価格も値下がりする。あるいはデフレになった時でも経済環境が悪すぎて有効な投資先がない場合は、とりあえず金を買って資産を塩漬けにしようという意識が生まれる可能性がある。その場合には金が上昇するだろう。

    コロナの物価への影響、需要喚起の値下げは広がらず-日銀リポート

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-16/QDJQCCT1UM0X01

    このように、恐らく今後起きる経済大不況では、今までの経済的な常識と逆のケースが頻発することになるだろう。そして世の経済学者や金融関係者、政治家たちが今までどれだけ適当でいい加減なことばかりを言っていたかが、白日の下に晒されることになるだろう。

    この不況と物価下落の関係についても同様である。経済学の常識によると、景気が悪くなると物価が下がってデフレになり、労働者の給料や設備投資が下がる結果更に景気が悪くなり、物価が更に下がっていくという、デフレスパイラルの危険性が声高に叫ばれ続けてきた。

    しかし最近の動きを見てわかるように、こんなコロナ禍による不況下であっても、値下げの動きは広がっている様子は余り見られない。確かにドミノピザとかは持ち帰り半額になってるけどね。でも追随する動きはないと言う。つまり経済の常識とは真逆のことが起こっている。

    値下がりがダメ? デフレスパイラル 何が怖いの?

    https://www.hokende.com/news/blog/entry/exwriter/572

    では何故このようなことが起こるか考えてみよう。思うにコロナ禍の不況時において物価が下がらないかと言えば、価格を下げると企業が潰れてしまうからだろう。やっぱり不況とはいえどの店にも損益分岐点、採算ラインというのはあるからね。いくらコロナがあるからといって、原価を割ってまで値段を下げるわけにはいかないだろう。だからデフレスパイラルにもならない。

    そして理論的に考えても、このデフレスパイラルというのはおかしい。つまりデフレスパイラルになると物価が下がり給料が下がり、更に不況になって物価が下がると言うのだが、給料が下がって更に不況になるのなら、どの企業も経営状態が悪化するので金利が上昇するはずである。そして金利が上昇すればインフレになるはずである。デフレになるはずがない。

    つまりデフレスパイラルというもの存在自体が大ウソだということである。そして今それがコロナ禍において証明されようとしているのである。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。