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はなしをきいたふりをする

2013-06-30 11:00

    砂浜にもマナー規制 日本人の「常識」は歪んでしまったのか

    http://www.news-postseven.com/archives/20130628_196968.html

    常識は歪んでいないはずなんですけどね。
    でもマスコミ的には「マナーが悪い」的な方向に行ってくれた方が、番組が作りやすいですからね。ニュースなんてそうでしょ? 人が死にませんでした誰も事故に遭いませんでしたでは1時間も番組が持たないわけだから、みんな不幸やけしからん人達探しに奔走する。6時台のニュースなんてそうですわ。自転車放置のマナーが悪いという話を取り上げたり、釣り人のマナーが悪いという話を取り上げ、取材した記者が彼等に事情を質問するわけです。で、その時に「うるせーな、お前には関係ねーだろ!」とかキレられたりすると、けしからんと言いつつも内心「良い絵が取れた」と言ってガッツポーズすると。

    でもそれはマスコミに限った話ではなくて、一般人も望んでることですからね。みんなストレスが溜まっているわけで、誰かをたたきたい。でも善良な人を叩いてしまうと自分が叩かれるので、悪人を叩いてしまおうと。そうすれば自分が叩かれなくても済むし、正義の味方面もできるわけです。

    安田浩一氏 最近のネトウヨは騒ぎたいだけで娯楽の要素強い

    http://www.news-postseven.com/archives/20130629_196139.html

    そういう意味ではヘイトスピーチもそうなんでしょうね。前に自己責任から逃れる「言い訳」の仕組みが備わっているんだとここで書きましたけれども、如何にももっともらしい理由付けをすることで、自身の活動を正当化していると。

    でもこういう「スケープゴート」のお話って、マネジメントや政治の世界では必須なんでしょうね。

    大阪の民間人校長、人気急落 応募者6分の1に

    http://www.asahi.com/edu/articles/OSK201306280001.html

    例えば教育の問題がそうなわけですよ。実際には特段の問題が悪いわけでもないけれど、景気が悪くて誰かを叩かないとスッキリしない空気になっているので、教育をスケープゴートにしてみんな叩いている。

    でも橋下さんはその辺素人だからな。本当に教育が悪いと思って有権者の話に簡単に乗っかってしまった。もう教育を変えろと。しかし冷静に考えてみると、数十年続いてる制度なんですから、そんなに悪いはずがないんですよね。少なくとも体に合っていた。

    しかしそうとは知らず端下さんは制度を変えたと。結果どうなったかと言えば、大阪の求める理想と現実とのギャップに耐え切れず、人気途中で辞める人が出るわ、応募者が急減するわと散々な結果になった。

    ここで本当に頭の良い人であれば、「改革したフリ」に留めておくんですけどね。改革しないと有権者の突き上げを食らうし、かといって本気で色々変えると教育行政が混乱をきたすので、実害の無い部分だけを変えておいて、「大きく変わったイメージ」を打ち出しておく。でも橋下さんには出来なかったと。
    ちなみにこういうパフォーマンスは、外交の話では顕著でしょうね。

    9政党アンケート「外交政策」について ネット党首討論会(2013年6月28日)

    http://news.nicovideo.jp/watch/nw670302

    だって中国や韓国と仲良くしますって言ったら、選挙に勝てなくなるでしょ? でも実際に仲良くしないわけにはいかないものだから、表向きは主権を守るとか国土を守ると強権的な姿勢を見せながら、水面下で「どうぞよろしく」と頭を下げている。

    日米同盟の話も同様で、本当はこれ以上の進展は望めないのはみんな知っているけれども、でもそれを言ったら選挙では勝てないから、「沖縄問題を解決します!」とか「アメリカの言いなりにはなりません!」と有権者にアピールして票を取っているわけですね。

    ところが鳩山由紀夫や橋下さんみたく、ただの有権者のアピールではなしに、本当に相手国に向かって言ってしまう方が出てしまった。要は有権者の前だけで留めておくべきナショナリズムを、外交関係の場で持ち出したという点では、問題だったんでしょう。

    「高学歴エリート」のTwitterはなぜ暴走するのか?

    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1306/25/news027.html

    だから本音と建前の使い分け、有権者の性格と行動のパターンを、しっかり把握することが大事だということですね。その意味では官僚はその辺のバランス感覚があるんだと思います。正論を言うだけではバカが逆ギレするだけで終わる中、そんな彼等を如何にコントロールしながら問題を解決するかの能力に長けている。

    でもこの点復興庁の暴言の人は、どう評価するべきですかね? やっぱりわざとネトウヨの毛嫌いする左翼を叩くことで、炎上せずにネット世論の同情を買うための防衛線を張ったと見るべきですかね。そんなに官僚の人が思想的に偏ってるとは思えないので、自分はその可能性は高いとは思いますが。まあどちらにせよ愚痴の1つでも言わないと、やっていかれない世界なのだと思いました。


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