対バンの経済学 その3
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対バンの経済学 その3

2014-06-27 03:46
    前回の続きなんですけど、何か自分間違ったこと言いましたかね?
    まあこちらも確信がある状態で喋っているわけではないので、俺が正しいんだと胸を張れるような状況にもないんですけど、でも何か気づいたことがあるのなら、遠目から見るんじゃなしに、素直に言っていただきたいです。

    ということで今回も書き始めるわけだけど、でも余り間違ってるとも思えないんだよね。確かに音楽の需要は旺盛で良いものがあれば幾らでも買ってはくれはするけれども、それでも人間には消費力に限界があるわけなんで。限られたパイを巡っての争奪戦が、対バンという会場の中で行われているに違いないんだけど。

    池上本門寺「SMSL」に佐野元春、持田香織が出演

    http://natalie.mu/music/news/119688

    でもそうかわかった。「口コミ」の要素というのが、自分の経済学観からは抜けていたのかな。
    つまりそのライブ会場にいる人のみを「消費の担い手」として考えた場合には、対バンはお客さんを奪い合う行為になる。

    だけど会場にいるお客さんは、「消費の担い手」だけじゃなしに「広告の担い手」でもあるんだね。つまり大きな会場でライブをやると「あのアーティストは良かった」「MARiAはチャラい子だった」という評判が、ライブを見た人達を通して多方面に拡散していくんだね。

    そしてアーティストの利益になっていくと。「なに、MARiAがチャラい子だって? よし一度見に行こう」となると。要するにそのクチコミによる宣伝効果を得ることができるのであれば、対バンという行為が客の奪い合いに留まることなく、参加者全員の利益につながる可能性があるということなのかな。

    【動画】オスカー美少女ユニット・X21、初ワンマン決定に感激

    http://www.oricon.co.jp/news/video/2038975/full/

    だからイベントのブランド価値を高める必要はないということなのか。でもこの論理で行くならば、対バンの参加アーティストを増やせば増やすほど、アーティストにとってメリットが大きいという結論になるよね。例えばAKB48やこんなオスカーさんのユニットのように、沢山メンバーを揃えてライブをやれば、それに伴って沢山のお客さんが来てくれるから、それによってクチコミの効果も大きくなるはずで、結果としてアーティストの得る利益も大きくなるとなる。

    だけどその結論はちょっとおかしい気がするよね。対バン参加者を集めれば集めるほど成功しますなんてムシの良い話が、果たしてあるんだろうか。東京ドームに60000人集めて対バンライブをすれば、どんなアーティストもスターになれたりするんだろうか。

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