慈善事業のシェア争い(書いてて意味不明)
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慈善事業のシェア争い(書いてて意味不明)

2014-08-24 01:50
    前回予告したようにアイスバケツチャレンジの話をするわけだけれども、このキャンペーンが経済に与える影響は、どのようなものになるだろう。

    思うに寄付というものは有志による格差の是正制度なわけだよね。つまりアメリカなどのような自由主義の国においては、富める者はますます富み貧しい者は貧しくなるわけだけれども、富める側はいくら勝者とはいえ、儲けすぎたことに対して後ろめたさがあるわけだよね。

    そこでアメリカでは団体等に寄付することによって、富みすぎてしまったことへの贖罪がなされているわけだ。つまり言い換えるならば、自発的に余剰分を返還する制度が寄付であるといえるわけだね。

    だからそうであるならば、格差の拡大によって生じた人間の持つ後ろめたたさの感情、贖罪の感情が一定である限りは寄付市場の拡大は望めず、アイスバケツチャレンジによってALSへの寄付金が増えれば、他への寄付金が減るということが一応推測できそうだとなる。

    しかしながらその場合、少々社会にとって不都合なことが起こることになる。-例えばALS支援とあしなが育英会と途上国のワクチン支援との3つの慈善団体が、寄付金を募集し合っているとするよね。ここで通常の企業であれば、もし今回のアイスバケツチャレンジでALS支援団体がシェアを握ってしまえば、最早あしなが育英会と途上国の子供支援の慈善団体は事業を続ける上で採算が合わなくなるから、市場からの撤退を迫られることになりそうだ。

    でもそれら団体が市場から撤退すれば、要学業支援者や途上国の子供が救われないままになるということになりそうだけど、では果たしてそんな事は起こりうるんだろうか。この点今回のアイスバケツチャレンジは、「贖罪」以外の要素によって市場の拡大がもたらされた可能性があるよね。

    つまり寄付者は贖罪の意味だけではなしに楽しませてもらったという娯楽の対価、エンターテイメントの対価としても金銭を支払っていたわけだから、もし今回アイスバケツチャレンジがエンターテイメント業界のシェアを奪うことが出来ていたならば、それによって寄付市場の拡大が起こったということになる。そして結果として他の慈善団体のシェアもALSによって奪われずに済むともなりそうだ。

    とはいえアイスバケツチャレンジがその寄付市場の拡大にどの程度寄与したかは明らかではない以上、影響がないとは断言できないともなるわけだけど。思うにこの問題を複雑にしているのは、慈善事業の利他性なのかな。つまり通常の企業であれば自分達の生活を守るために活動しているわけだから、サービス改善の努力もなされるし、市場から退出しても、自己責任で片付けられる。

    ところが慈善事業は他人のために事業を行っているわけだから。サービス改善の努力も希薄になりがちだろうし、市場から退出しても「自己責任www ざまあwww」で済ますことが出来ない。

    つまり非競争的な社会が競争原理に巻き込まれたことで起こる問題なわけだけど、この問題の末路はどのようなものになるんだろう。

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