能力に応じた給料を支払う
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能力に応じた給料を支払う

2014-10-13 14:52
    「ブラック企業」がますます横行? 労働者派遣法改正「3年制限撤廃」で何が変わるか

    http://www.bengo4.com/topics/2158/

    経済学的に考えると、派遣法改正で労働者が不利な立場に立たされるというのはおかしい。
    というのも基本的には企業は、20万円の能力がある人には20万円を、10万円の人には10万円をといった具合に能力に応じたお給料を支払うだけなわけだよね。そしてその関係はどんな契約関係であれ変わらないわけだから。結果として派遣法を改正しようが労働者が不利な立場に立たされることはない、ということになるはずだ。

    よってブラック企業がますます横行するという点についてもおかしいということになる。一般的には労働条件は、労働市場の需給関係によるわけだよね。つまり労働者需要が多ければ労働条件が良くなって、反対に少なければ条件が悪化するわけで、労働契約の種類によってその条件には変更がない以上は、ブラック企業が劇的に増えるということもないだろう。

    大手企業の年功序列制度廃止や見直しが加速

    http://economic.jp/?p=41280

    むしろ派遣法改正や年功序列の廃止によって、ブラック企業が減るかもしれない。というのもブラック労働が何故生まれるかといえば、「給料に見合った働きを労働者がしていない」からだよね。つまり10万円の能力しかないも関わらず、諸制度のせいで15万円支払わないといけなくなっているがために、15-10=5万円分をブラック労働して稼いでくださいという発想が生まれるわけだ。

    だからブラック企業を減らしたいのであれば、能力に応じただけの給料を支払うようにすれば良いとなる。つまり10万円の能力のある人には10万円を支払い、能力が5万円になったら給料も5万円に下げれば良い。そしてこれ以上給料を下げられませんというところまで能力が落ちてしまったら、企業はクビを切れば良い。それによって少なくともブラック労働は減ることになる。

    ただしブラック労働がなくなったとしても、今度はクビを切られることで労働者に別なストレスが発生するわけだから。そう考えると結局は派遣法を改正しようがしまいが、年功序列を廃止しようがしまいが、あまり変わらないとなると思われる。

    資格ゲットで奨励金30万円もくれる太っ腹企業!

    http://president.jp/articles/-/13421

    企業は能力に応じた給料を支払うだけだ。
    なので能力が変わらない限りは、どんな資格を取ろうが基本的には給料が増えることはないことになる。

    この点企業の奨励金支給や受講料負担はどのように捉えたら良いだろう。普通は奨励金支給分の能力アップがあったという風に考えるべきだけど、資格によっては希少性があったり独立開業出来たりするものもあるだろうから。そのような人たちをつなぎ止めるための、引き止め料という性質もあるのかもしれない。

    就活・転職「資格なき者は門前払い」になる日

    http://president.jp/articles/-/13461

    一方新卒の場合だと、資格というものはシグナリングないしスクリーニングとしての意味があるということかな。つまり入社志望者は自分の能力を見せるために資格という情報の開示を行い、企業側としては能力があるかを選別するために、資格の有無という形で入社志望者に情報の開示を要求していると。

    でも記事にあるとおり日本では総合職としての採用が一般的なので。資格だけを見せられても、能力があるかどうかまでは判断できないというわけだね。だから資格を評価するというよりは、「資格取得するまでの努力を評価する」という形になるわけだ。
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