三橋の論破と格差の発生の説明(一部修正)
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三橋の論破と格差の発生の説明(一部修正)

2015-03-23 14:20
    前回の続き。



    またコイツはこんなデタラメ言っているのか。どうせ世論を間違った方向に誘導して、自分は株や何やらで儲けようという魂胆なんだろうけどさ。

    普通に考えて、需要の増加と物価の上昇とが同時期に起こると仮定した場合には、いくら金融政策をしたところで、実質GDPの伸び率はゼロ%にならないとおかしいはずだ。

    何故なら需要が増えるということはその分国民の購買力が上がっているということである以上は、両者の伸び率は等しくなければならないからだ。つまり名目GDPが5%増えれば、物価も5%上昇する。よって実質GDPの伸び率もゼロとなる。

    しかしながらインフレを起こせば、労働者数の増加をもたらすことになる。つまり三橋貴明が言うように仕事の量を増やせば同時に物価の上昇を呼び、物価の上昇を起こせば雇用が改善することになるから、実質GDPの伸び率がゼロなのに対して、労働者数が増えていくことになる。

    そして実質賃金は賃金の総支払い額÷労働者数で割り出した1人あたりの支払い賃金の伸び率から、物価上昇率を差し引いたものであるから、インフレになれば労働者数が増えて、実質賃金が下がるという図式が導かれることになる。この点金融政策によりインフレになったとしても、労働分配率には影響は与えないと考えるべきだろう。というのも名目GDPが5%増えれば、生産にかかるコストも5%上昇するはずであるので、賃金も5%上がらないとおかしいからだ。

    ゼロからわかる、ピケティ『21世紀の資本論』

    http://president.jp/articles/-/14724

    ということで三橋を見事論破したわけだけれども、やっぱり格差の発生もインフレが原因なのかな。





    つまり社会の技術が進化して機械化が進むと人間が機械に対して劣位に立たされるので、労働者の需要が減っていくことになり、失業者が出る。

    そしてこの時失業者が職を得るためにはコスト面で機械に打ち勝たなければならないから、自身の価値や価格を切り下げる必要がある。よって機械の能力を分水嶺として、格差が発生していくことになる。

    ……と一見見えるんだけど。

    でも単に技術が進化するだけなら全体的な人間の価値も上がるし、少子化という形で人間供給の調整もなされるはずなので。たとえ一時的に失業者を出したとしてもそれが長期化するはずがないんだよね。つまり単なる機械化やそれに伴うデフレによっては、格差の発生は生じ得ないことがわかる。

    そこで機械化の進展に伴うグローバル化によって、格差が発生していると考えるべきだろう。つまり機械化が進展して海外の競争力が高まると、ある点を境に、国内の労働者が価格競争力を失い失業することになる。

    すると海外の競争力に打ち勝つために、国内の労働者達は自身の負担において価格や価値を切り下げることとなるので、切り下げなくても良い労働者との間で、格差が発生することになる。そしてこの時何故国内の労働者が価格競争力を失っているかを考えた場合、それは自身の価格が本来の価値よりも割高になっているからであるので、それを発生させる原因、つまりインフレが発生した時に格差が発生する、ということでやっぱり良かったのかな。

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