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クロウカシス 七憑キノ贄 感想
大好きなInnocent Greyから発売されている所謂ミステリーとかサスペンス系のアドベンチャーゲームですね。
殻ノ少女をプレイして感銘を受けてからこのブランドさんずっと応援してます。
インストールしようとしたら、しょっぱなからプロテクト解除のCDが付けられていて、どこのブランドさんも大変なんだと感じました。
プロテクト無いと最近はすぐ割られちゃいますものね。
そしてプロテクトの誤動作とかで動かなかったりするゲーム多すぎませんかねぇ。
最近ちょっと多くてイライラしてる。
クロウカシス、しょっぱなに洋館(七憑館)に閉じ込められ、唯一出入りが出来る橋が落とされたりの、推理小説でもう使い果たされた密室キターでした。
七月家にまつわる七憑の呪いは民俗学というよりは、まんま七不思議って感じでしたが、その方がとっつきやすいくて良いのかも。。。
見てよこれ。よくある死亡フラグの人ですよ。
正直な感想としては、設定には魅力は感じなかったかも・・・
でも今やってるアニメ”少女たちは荒野を目指す”で「エロゲはありきたりなやつでいい、革命的なゲームはいらない。」みたいなこと言っているし、取っ掛かりとしてはこんなものでいいのですよね。
たぶん・・・Innocent Greyといえばミステリー。そして美麗な絵。レベルの高い音楽。
本当に綺麗な絵で、可愛くて。すばらしい。これだけためでも購入の価値ありですわ。
そしてクロウカシス、ゲームシステムがすごく凝っていました。
探索や証言を集めたり、屋敷の中を自由に動いてキャラクターに会いに行ったり、キャラクターの行動の時間が決められていたりして、ちゃんと推理や狙われてる人を守ったりが出来るんですね。
普通の文章を読むだけのアドベンチャーゲームじゃない。
ちゃんと考えなくちゃクリアできない。かなり苦労します。クロウカシスだけに!!!!!!
まぁ僕は結構早めに、攻略サイト見始めちゃいましたけどね・・・
高校生とか時間に余ってる時だったら、ちゃんとプレイしたかも・・・R18だから無理だわ。
あと主人公モテ過ぎ、たった4日の滞在なのにいったい何人の人と・・・
吊り橋効果なのか?吊り橋効果なのか?
キャラは紅緒さんが、”空の境界”の式を彷彿として好きでした。
ああいうさばさばした大雑把な物言いとかいいっすよね。
以下超絶ネタバレ
ジャケットの子、攻略対象じゃないんかい!
すでに、好きな人いるとかジャケ写詐欺やん。しかもおじ様。
これに関しては一応ショックでした。
普通にメインヒロインだと思うじゃないですか。
摩夜さんが全ての元凶過ぎる。邪悪の根源。ある意味犯人ですよね。
七憑の呪いほとんどこの人で説明しちゃったよ。って感じでした。
想子さんが真犯人なのはわかりやすかったです。
コーラのビンをなるみさんに捨てさせたり厨房に入り浸ったり、わりとヒント多かった気がします。
詩音さんの首を切らないと死なないと思い込んでいた話しは、ちょっと怖かったですね。
世間知らずここに極まれり。
ずっと幽閉されてたらそうなるのか。そうなるのか・・・・
あとは、なるみさんの万能感な。実は泥棒でした。仲間になって鍵どれも開けちゃいます。
まとめ
あいかわらずの、面白さでした。全体的にレベル高い。
もう完全にInnocent Greyの信者です。
ただ、ゲームシステム難易度高すぎませんかねぇ。
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rewrite 感想
key信者なのでやらなきゃ感でやりました。
あいかわらず、音楽が素敵ですね。
折戸伸治さんの曲かっこよす~
吉野への応援歌、YO-SHI-NOは必ず聞くべきです。
あとシナリオのシュールな滑り芸は健在ですね。
シナリオ、麻枝氏ではなくてもこういうのは引き継がれるのですね。
たしかに、keyといえばこういったシュールな笑いが見所みたいなところありますね。
airの頃と変わらずで、安心です。
たまにめっちゃツボに入っちゃうのですよね。
マッピー(スマートフォン的なもの)の演出は良かったですね。面白い。
ただ、スキップするときにいちいちスライドさせなきゃいけないのは、ちょっとだるかったかもです。
女生徒の制服がかわいい。
以下超絶ネタばれ
小鳥ルート
鍵さん、幼い小鳥さんになんて契約をしちゃってるんですか。
しかも、親を生き返らせるって餌はひどすぎでしょう。契約するしかないよ。
そして、瑚太朗くんを生き続けさせるために、鍵を守らないといけないし・・・
チビモスが死んだときは本当に悲しかった。
チビモスくっそかわいい。
あと父と母がすでに魔物だったってとこも衝撃的でしたね~
鍵ってなんだよ!!って感じでした。
急に歌い始めるし、木になるし、、、
鍵が死んで、小鳥の生命エネルギーを吸い取るのをやめさせるため、契約を切り、大怪我を負ったときの瑚太朗に戻るわけですが、その瑚太朗を運ぶ小鳥さん、そして助けに入る吉野!!
吉野本当にいいポジション!!
というか、どうしてそんなところにいるんだよ。都合よすぎ!!
小鳥ルートは、吉野ルートも兼任してると言っても過言がないでしょう。
吉野の良いところが、すごく書かれているのですよねぇ。
スラムでの、瑚太朗との戦いが熱い熱い。
ちはやルート
というか咲夜さんルートと言っても過言ではないですね。
咲夜さんかっこよすぎでしたね。
咲夜さんが魔物だったのはびっくりでした。
まぁ、明かされるときにはなんとなく察し出来てましたけど。
あとギル君がとても良いキャラでした。お別れの時めっちゃかっこよかったです。
あんなはちゃめちゃなキャラが最後にかっこよいところを見せるの卑怯。
小鳥ルートが、ちょっと突拍子がなさ過ぎて、絶望感とかあまり感じなかったのですけど、ちはやルートでは、蜘蛛の化け物での戦いとか絶望感めっちゃあって、アクションが良く描かれていました。
なんとなくですけど、Fateのアーチャールートを思い出したのですよね。
最後に瑚太朗と咲夜さんが戦うところとか。
同じ能力を持っていたところとか。
朱音会長のラスボスっぷりが似合いすぎて笑いましたわ。
疑問点としては、小鳥さんはどうなったのか。
最後の最後まで語られず終わってしまった。
かわいそう過ぎる。
そして鍵が消えたときに、パワースポットが無くならなかった理由。鍵はもう空っぽとか書かれていたから、もう全て朱音さんが維持する力とかも持っていったの?
想像なんですけど、小鳥ルートで鍵が消えたら瑚太朗に怪我が戻っていた。ちはやルートでは鍵が消えたときに小鳥が生命エネルギーを遠くから瑚太朗に分け与えているのかとか考えてしまいます。
もしそうなら小鳥さん可哀想。不憫。
朱音さんルート
聖女システムえぐすぎますよね。
朱音さんが、もう狂っているって言ったシーンはゾクってなりましたよ。
ちょっとずつ自分が変わっていくなんて考えただけでも恐ろしい。
どこまでが自分なのか聖女の記憶なのかの葛藤の描写すごかったです。
あんだけ、万能そうなキャラなのに実はポンコツで、恥ずかしがりやな朱音さんかわゆす~
あとは、地球をとるか、人類を取るかって話しでしたね。
普通に考えたら人類を取るのでしょうけどね。周りを含む自分たちがいなきゃ何にもならないですし。
確かに地球も大事だけど~。そこで地球を選んでしまうのですからガイアの教え怖い。宗教怖い。洗脳・・・
結局本来の朱音さんなら人類を取ったと思うのですよね。
聖女としての契約で変な記憶植えつけられたせいで、人類を滅ぼそうとしちゃったと思う。
ラストは最良の終わり方だった気がします。
追放・・・
一応罪を負い、山の中で二人幸せに。
出産マニュアルもらってたし、子どもでも作って原始的な生活を営んでる想像でも使用としたけど、朱音さんにそんな生活できないのじゃないかな・・・
文明が退化したからこそ、星に優しい世界になるっていうのは、いろいろと考えさせられるなと思いました。
実際正解っていうのが無いことだと感じました。
あと、ちはやルートが頭空っぽにして読めるアクション系のストーリーからのこれでしたから、ちょっと疲れたww
静流ちゃんルート
ラストがすごくkeyらしいなって感じました。
さんまくらい焼かせてやれよ~涙
神様の声?みたいなやつは小鳥の声なのかな?もしそうなら小鳥さんけなげ過ぎる。
江坂さんがかっこいいところが多かったですね。
西九条さんの死んじゃうシーンも辛かった。
西九条先生はいいキャラでした。細目は正義。あと服装が性的過ぎますよね。あんな先生いたら、学生達は大変よ。
アイポッドに残しておいた瑚太朗の歌の伏線の回収の仕方は卑怯でしたね。
あれは泣く。泣いちゃう。
日記でアイポッドのイヤホンを一つ回路の故障を直すのに使っちゃって後悔するのなんか心に来るものがあった。
そしてラストに明かされる。タイトルの木は瑚太朗。
咲夜もこうやって桜になっていたのか。ってなりました。
ラストシーンのCGの神々しいこと。
ルチアルート
最初のアサヒハルカのホラー演出は普通に怖かったです。
読みながら何回も後ろ確認してしまいました。
アサヒハルカの正体はルチアということを知って思ったのが、ルチア演技力ありすぎですよね。
トリックもくそもなく超能力で全て解決ですね。
ルチアとのデートシーンはマジでかわいい。ツンデレは一生無くならない萌え要素だろうなと実感しました。
デレッデレ。
そして相変わらずの世界系のお話。
ルチアさんの能力は本当に可哀想。
歩く放射性物質とはよく言ったものです。マジで回りに害しか与えない。
これがもしも自分にあったら即自殺してたかも知れないですわ。
ルチア説得シーンの主人公にはちょっとイライラさせられたかも。俺のために生きろって言えってすぐに気づけ~。
ちはやちゃん超いい子。
moon
もうぜんぜんわかんない。
現世ではないわからない空間(月)に居て、篝は双子でもう一人は月に居た?
地球も人類も大丈夫な可能性を探ってるってことだけはわかったよ。
そして、加島桜がすごすぎるやつってこともわかったよ。
現世にはないところに使い魔をやり、鍵を殺しにかかるって分けわかんないけどすごい。
オカ研メンバーが出てくるところですごく癒された。
あれは、瑚太朗が蘇らせたってことでいいのかな?
あの世界に微妙に残っていたメンバーたちに形を与えた的な・・・
咲夜といえばデブになってたの笑った。
咲夜がラストシーンで本物が出てくるところも、ここで死んだら現世でもいなくなる理由も最後まで僕にはよくわからなかあったですよ。
う~ん。世界系!!
terra
ハッピーエンドっぽくまとめられていた気がします。
これも僕の馬鹿な頭では理解できませんでした。
瑚太朗が今宮に勝つところでちょっとすっきりしました。
あと江坂さんを倒すところもぐっと来ました。
結局は、、、生きることが大事。みたいなことでしょう。
たぶん。
篝ちゃんのラストのロングヘヤーっぽくなるのがかわいいです。
ロングヘヤーに見せかけて蔦でした。
まとめ
地球環境について考えることがテーマになっていたのでしょうね。
地球の将来のことも考えなければならない。
けれど、生きてもいかなくちゃいけない。
考えさせられる話しです。
実際正解なんてないでしょうし。
泣きゲーのイメージがあったkeyですが、新しい挑戦みたいなのが感じられてよかったです。
ただ・・・話しが難しい・・・
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「夜明け前より瑠璃色な」の感想
英訳かっこいいですよね。
brighter than dawning blue
dawning blue で夜明け前。
なるほどな~って感じです。
僕のやってるバンドの名前DAWNING BLUEって言うのです。
バンド名もここから取ったのだよww
まあ最初はフィーナルートですよね。
なんていうか、複線を予想通りに回収していくいいますか。先が予想できるストーリーでしたね。
主人公がふと昔に女の子と出会ったなぁ。とか回想したら、その女の子はフィーナでした。とか
「フィーナと交際の条件で剣の達人であるフィーナに剣術で戦って考える。」ってところは、戦ったらと言っていて、勝ったらとは言っていない、頑張りを試していた。っていう感じで
完全に予想通りでしたね。
このルートでのストーリーでは仕事で水族館に行けなかったくらいでブチギレル達哉君くずかよ~って感じでしたね。
こう来るだろうってところにストライクど真ん中に来るシナリオもスカッとして良いのじゃないですかね。
特に最近は難解で予想を上回ってくるシナリオのゲームが多いですし。
次にやったのが麻衣ルートです。
妹と恋愛。
ギャルゲでよくあるーーーーーーーーーーーー
そして実は義理の兄妹で。
よくあるーーーーーーーーーー
昔、兄妹で居ようと約束しあって、でももう絶えられなくて。
いやーーここまでくると清々しいですね。
さらに料理も出来て、一途で。
まぁ手を出さずにはいられないでしょうな。
そして、みんなにばれて、家族の絆を確かめあう。すばらしいです。
実際だったら気持ち悪く思うのでしょうけどね。
兄妹だと思っていた二人がいきなり恋人同士に。
それが許される。
二次元万歳!!
菜月ルートは幼馴染大好きな自分としては最高でしたね。
何ですか!!家が隣で、窓を開ければ菜月の部屋で、夜はお話して、バイト先も同じで、学校では夫婦と呼ばれ。
達哉君に映画まで誘ったクラスメートの遠山さんがかわいそうだったくらいですかね。
完全に当て馬。
そして、ミアルートです。
ロリメイド。主人公はロリコン間違いなし。
料理も好きで、ひたむきで、一途で、忠誠心の厚い。
このルートで、僕もメイドが欲しくなりました。
このルートが一番、月から来た設定をいかしている気がしました。
このゲームやりながら思っていたのが、フィーナやミアが月から来たっていう設定、なくても良かったんじゃないかって思っていたのですよ。
別に遠い国からのお姫様でも変わらないと思っていましたが、このルートが月と地球の絶望的な距離感を感じさせてくれたと思います。
フィーナはなんだかんだ月のお姫様で、地球に来ようと思えば一応来られるけど、ミアは違うのですよね。
たかが使用人、帰るときは最後の別れ。みたいな絶望感あってよかったです。
とか思っていたら、エピローグでさらっと月に旅行行くし、フィーナはさらっと帰ってくるとか言ってるし。
フィーナはいいとして、そんな簡単に旅行できるんかい!!
鎖国設定どうしたんやねん!!
そしてリースルートですが・・・
ミアで主人公ロリコンやなっって思っていたら、さらにすごいロリ属性の子あらわれちゃいましたね。
おう・・・この子も攻略対象かよ・・・主人公守備範囲広すぎやろっっていうのが最初の感想です。
そして、月に関する設定が続々と出てくるのもリースルートと特徴ですかね。
月人はロストテクノロジーを持っていて、はるか昔に移住していた。800年前に地球と月とで戦争していた。
リースにはもう一つ人格があって、ロストテクノロジーでもう一つの人格を定着されている。
空を飛ぶ(ロストテクノロジーで)、姿を消す(ロストテクノロジーで)etc・・・
ようやく月の設定を生かしたシナリオが来たーって感じです。
そして、攻略対象が全員クリアしたところで、夜明け前より瑠璃色なシナリオが出てくるのですよね。
ここで、月の設定が続々空かされて、今までのちょっとした伏線みたいなやつが次から次へと解決されていくのですよ。
達哉のお父さんが月に行っていて、向こうで死んでいたり。そこでフィーナとあっていたり。
町の塔は、転送装置だったり。月人は昔地球から移り住んだ人たちで戦争によって文明が退化していたり。
なるほど~ようやく全てが解決。
そして、最後は地球と月、歩み寄ってハッピーエンド。
近づかないと、何もわからない。歩み寄って分かり合って初めて平和になれる。良い話でした。
最後にもやもやしていた部分を畳み掛けるっていうシナリオ構成は良いですね。
スカッとしました。
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